ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

サマーハウスの夢

2009年09月06日 | ミュージカル・演劇
4年ぶりの再演を見てきました。もちろん?鈴木ほのかさん目当てです。
4年前に見た時、メルの歌とともに涙が出たらほのかさんも泣いていた・・・というのが印象的だったのですが。
今回もやはりメルの歌で泣かされてしまいました。曲がいいんだよな・・・いや歌う人の気持ちのこめ方もあるのでしょうが。音楽の力を感じさせる瞬間でした。
最後、同じ歌を最初にベルが誘導して歌いだし、途中ロバートが歌い出すところで嬉しそうにロバートを見つめて去っていくベルにまた泣かされました。曲の力もあると思いますが・・・
ほのかさん、畠中さん、二期会の米谷さん以外は歌は専門でないキャストだったんですが、皆さん4年前より歌上手くなられてたように思いました(笑)
特にメルの山田里奈さんは、完璧ではなかったですが、不安定さが4年前よりもずっとなくなっていて、安心して曲に没頭できる感じでした。いや前回も泣かされたんですけど。
音楽劇というと、「なんでここで歌わなきゃならないの?」という感じになりがちですが、「歌わないと話が通じない」という設定はさておいても、ほのかさんや畠中さん、米谷さんくらいの歌唱力の人になると、歌う説得力はありますね。
ベルの髪型、前回の方が良かったな・・・ドレスも。ロバートの絵、明らかに前回のベルの衣装&髪型だった・・・(汗)
加藤忍さん演じるアマンダが、前に見た時にもすごく面白かった記憶はあるのですが、今回観ていて、結構共感というか感情移入できるようなキャラクターだな、と思いました。観ている自分の方が変化したってことなのかな・・・
不満を周囲のせいにしてしまっていて、それが周囲をかき回していることにも気づいていて余計に自己嫌悪で不満が募り・・・というのはなんだかかわいそうだなあ、と。彼女も最後幸せになって良かったなあ、なんて思いました。
ぶち切れた演技がいさぎ良くて楽しかったです(笑)
そういや加藤忍さん、プログラムを読んだら、「春のワルツ」のウニョンの吹き替えをやってたんだそうで・・・えーっ全然イメージ違う(笑)
不満が募って周囲に当たっているのはメルも同じなんだな、ということにも今回思い至りました。そのメルを気にかけて、メルの悲しみに気づくのがベル、というのもいいなあと。
まあとにかくほのかさんの歌声を久々にたくさん聴けただけでも嬉しかったです。
カーテンコールを見ていて、ほのかさんが主演なんだ・・・とびっくりしました。いや、役としては主演だとは思わなかったので。そういやチラシでも名前一番上だったな・・・(汗)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« のだめ映画公式サイト更新 | トップ | 上野樹里と5つの鞄 第一話ギ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ミュージカル・演劇」カテゴリの最新記事