スターウォーズ全史 上

スターウォーズ全史　上
amazonに画像ないんですねー。この表紙いいのになあ。
クローン大戦シリーズコミックスのお供にと思って上巻だけ買いました(汗)だって上巻でEP4直前の話まで出てるんだもん。ep6以降の話には興味ないし(汗)まあ多分下巻に索引があると思うので、上巻だけなのもどうかとは思いますが・・・
一応最初から読んでみましたが、まあシルマリル以上に頭に入らん(笑)固有名詞が右から左に抜けていきます・・・(汗)やっぱりあらすじだけ読んでも話よくわかりませんよね・・・
巻頭の惑星の位置図のおかげで、ようやく位置関係がわかりました・・・(笑)
しかし、何千年分もの歴史を事細かに作ったりするあたり、「指輪物語」の末裔?と言われる所以かなあと思いました。しかもそれを、後世の歴史学者が史料から研究したような形になっていて、まさにトールキンの赤表紙本の世界ですね(笑)
EP1以降の話になると、大分話がわかりやすくなって来るのですが。ep3が終わってからの視点で書かれているので、「実はパルパティーンはこういう意図でこんなことをしていた」なんてことが書かれているのはなかなか面白いです。
クローン大戦シリーズのコミックスで読んでいるところなんかは、とびとびで読んでいるので、「なるほど、こういう状況だったのかー」とわかってよかったです。当初の目的どおりかな。
アナキンがダース・プレイガスがミディクロリアンから作り出した生命体だというようなことが結構はっきりと書かれていたのには「えー、そうなの～」とびっくりでした。アナキンは自分の出自については特に悩んでなさそうだったので・・・映画でも全然その辺には触れてなかったしなあ。
あと、オビ=ワンにも好きな女性がいたというのが結構ショック(笑)なんだよ、それならアナキンに対する態度にももうちょっとなあ・・・とか思ってしまった(笑)
そうそう、ジェダイの歴史の中で、いつ頃、どのような経緯で結婚が禁止されるようになったのかが書かれてなかったのがちょっと消化不良でした。昔のジェダイは結婚して子供がいたり、恋人とかいたのに。
どうもヨーダあたりが言い出したことのような気がするのですが(汗)そのあたりがちょっと知りたかったなあ。
あ、ハン・ソロの生い立ち?なんかも書いてありましたが、なんだよ、レイア姫と出会う直前に初恋の人と死に別れてるんじゃん・・・変わり身早いなあと思いました(汗)
この本の前にもスターウォーズクロノロジーとか出ていたようですが、EP3公開前の出版だったので、クローン大戦のことは何も書いてないし、ルークとレイアが別々に預けられたのも謎になっていて、確かに不完全だったよなあと・・・
でも、EP3と4の間のブリッジノベルなんかはこれからまだ出てきそうだし、そうするとまた細かい歴史が付け加えられるんでしょうかねえ。