ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

ギムリの名台詞集その1

2007年02月22日 | 指輪物語&トールキン
ガンダルフの名台詞シリーズやってた時、評判悪かったみたいでアクセスがガタ落ちだったんですが(笑)気にしないでまた名台詞シリーズ行きます。
お次はギムリです。ギムリもガンダルフ同様、名台詞というか「ギムリらしくていい」という台詞が多いんですよね。
義理堅くて男気があって、でもコミカルでかわいいところもあるギムリ。ギムリの台詞を書き出していると、そういうところがいいんだよなあギムリ、と惚れ直しますね(笑)
映画のギムリも、そのあたりは押さえてるんだけど・・・何かが違うんだよなあ・・・
とまあこのままギムリ話になってしまいそうなので(汗)名台詞行ってみます。

まずはFotR。旅の仲間に加わることになった面々にエルロンドが決意を翻してもいいというようなことを言った時(そんなでしたっけ?(汗))のギムリの台詞。

「旅の道が暗くなった時に別れを告げる者は信義にもとる輩よ。」

いや~カッコイイですよねギムリ!

続いてはロリアンからアンドゥインを下る舟の中での台詞です。

「いってくれ、レゴラス、わたしはなぜこの旅に出たのだろう? もっとも恐るべき試練がどこにあるのか、わたしはほとんど知ることがなかった! まことにエルロンドのいう通り、われわれは旅の途次に出会うものを予見することはできぬ。暗黒の地で出会う苦しみ、それがわたしの恐れている危険だった。そんなことはわたしをひるませはしなかった。だが、光と喜びの危険があることを知っていたら、来なかっただろうに。たとえ今夜このままかの冥王のもとに直行しようと、わたしはもはやこの別れでこの上なく手痛い傷を負ってしまったのだ。哀れなるかな、グローインの息子、ギムリよ!」

ちょうど前の台詞を受ける形になってますね。裂け谷ではどんな苦難にも負けないと思っていたのに、全く違う次元の苦しみに出会うなんて、と。
でも、その別れの悲しみよりも旅の仲間としての信義を取ったギムリ・・・カッコイイ~! この後のレゴラスの台詞も言ってますけど。
「だがグローインの息子ギムリよ、わたしはあんたを果報者と思う。なぜならあんたが失ったのは、他の選び方でもできたかもしれないのに、あんたが進んで選んだことだからだよ」
そして、ギムリってとても自分に素直というか正直ですよね。素直に自分の考えの間違いを認めることが出来るんですから。死者の道に入った時もそうでしたけど。自分の恐怖を素直に認めてましたよね。

続いては、サルン・ゲビアを避けるために舟と荷物を運んで何往復もしなきゃならないのにこんなメンバー(小人多し)で・・・と言うボロミアに対しての台詞。

「ええ、やりますとも。」と、ギムリがいいました。「でこぼこ道で人間の足がおくれがちになろうと、ドワーフは歩き続けますよ。たとえ自分の体重より二倍も思い荷物をかついでいてもです、ボロミア殿よ!」

ギムリらしいですよね~
そしてやり遂げた後のボロミアのこの台詞。(あ、ギムリの台詞じゃないや・・・(汗))

「(前略)われわれはみんな疲れきっていますからな-もちろん頑健なるわがドワーフ君は別だが。」
ギムリは返事をしませんでした。かれはすわったまま頭をこっくりさせているのでした。


かわいいですよね~
こういうのを読んでると、映画のギムリも似たようなものか・・・とも思うんだけど何かが違いますねえ・・・

ちょっと短めですがFotR編はこれで。次回TTT編へ続きます。
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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2015-01-06 16:34:29
映画の場合単純で少し抜けた可愛い奴として
過剰にキャラ付けされているんですよね

人間やエルフと価値観が違うだけで
ドワーフもまた思慮深い存在です
それがもう少し伝わる撮り方だと嬉しかったな
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Unknown (ぐら)
2015-01-08 00:30:51
過剰にキャラ付け…確かにそうですねえ。
ただ、原作のギムリにもかわいいところはあるので、(奥方の伝言聞いて歌って踊っちゃったりとか)全然違う訳でもないかなとは思ってます。
そこばかり強調されて+やや粗野で下品な感じになっちゃったのでしょうね…
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