ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

半分しか見られなかった・・・(でも早速SEEネタバレ)

2005年02月03日 | 指輪物語&トールキン
昨日は結局SEE本編はディスク1しか見ませんでした。
無理すれば全部観られなくもなかったのですが、なんだかお楽しみを後にとっておきたいような気もして。
今日はこれからいよいよ最後まで見る予定です。
でもその前に、早速ディスク1のネタバレ感想を書いてしまいます。半分でも全部一度に書けるやら、ですが・・・

まず全体的な印象ですが、TTTと違い、追加シーンが無理なく収まっている印象でした。TTTはいかにも「追加」という感じでしたが、RotKは「カットされたシーンの復活」という感じがしましたね。実際にはどうだかわかりませんが。
でもその分、TTTでは追加シーンでかなり印象が変わる部分があったのですが、そういうのはあまりなかったです。少しは変わったんですが、根本的には変わらないかなーと。
いやでも、ファラミアはかなり男を上げてますねえ(笑)個人的にはアラゴルンの株も上がりました(笑)理由は後で書きますが。
TTTでは追加シーンにものすごく好きなシーンがいくつかあるのですが、(主に木の鬚、メリピピの場面ですが)前半を見たところでは、そこまですごく好き、な場面はないかなあ。いや好きなシーンたくさんありましたけど。
TTTでは追加シーンで泣いたりしましたけど、今のところそれはないかな。(「帰りの分です」でいきなり泣いたのみ(笑))
結局のところ、劇場版の印象がひっくりかえるようなものではないんだと、それは最初から覚悟?していたことなんですが、やっぱりそうなんだなーと思っているところです。
いやでも、素直に楽しんでますよ。
それにしても、TTTと共通するのは、なんだかフロドの影が薄くなったような、ということですね(汗)
ホビットの主人公はピピン?くらいの勢いですよね、追加シーンの多さ・・・(汗)

さて、個々のシーンについてです。
まずはスメアゴルの回想シーンですが、別に追加しなくてもいいのでは、という細かいカットが追加されてましたね~(笑)あれに一体何の意味があったのか・・・(笑)
アイゼンガルドでのメリピピの会話が追加されたのは素直に嬉しかったです!
で、問題のサルマンのシーンですが、事前にどうなるのかだいたい知っていたので、むしろ「思ったより原作に近いじゃん」なんて思ってしまいました(笑)
グリマが予想外にちょっと良かったので嬉しかったです。あのあたり、「ホビット庄の掃蕩」とダブりますね。TTTでグリマが見せた涙もこの伏線かも、とも思えました。
しかしなんでレゴラスがあそこで撃ったのかがまったく理解不能なんですが・・・(汗)サルマンを助けようとしたとか?(笑)
しかし、フロドの活躍が奪われたのはやはり痛いですね・・・(汗)
サルマンも、フロドの成長を認める、というのがなかった分、やはりかなりイメージダウン、ですね・・・
あと、誰もサルマンの魔法にかかりそうになってなくてサルマンが可哀想でした(汗)一般ロヒアリムたちいなかったもんなあ・・・
あ、実は吹き替えで見ているので(汗)リー様の美声のサルマンとはまた違うと思いますが・・・

その後黄金館ではギムリとレゴラスの飲み比べがありましたが、結果も、ギムリがパランティアの時起きて来なかったのは酔いつぶれてたから、というのまで見事に予想通りで「つまらん!」と思ってしまいました・・・(汗)
まあ、酔っ払って意味不明のことを話すギムリかわいかったですけど・・・(笑)
しかし、この場面の見所は他に二つあります。まずはエオメルがかわいい!(笑) ちょっぴりお茶目(そうだろうか・・・(汗))なエオメルが見られてなんか嬉しかったなあ~(笑)
髪を下ろしたエオメルをもっとみたいとも思っていたので、満足でございます(笑)
映画ではエオメルって結構レゴギムと仲良しな設定なんですかねえ? 馬鍬砦でも親しげに(?)話してたし。
そしてこの場面のもう一つの見所は、ハワード・ショアのカメオ出演ですね!
最初見たとき気付かなくて、「あれ、黄金館で出てるはずなのに・・・」とまき戻してみて、ようやく気がつきました(汗)結構大写しになってたのにねえ。メガネかけたショアの写真しか知らない人は気がつかないのでは?(私がボケてるだけですかね・・・(汗))
事前情報で、メリピピがダンスしているところとか聞いていたのですが、ちょっと違ってたようです。
いやー、若い頃は演技にも興味があったというだけあって、思ったよりも演技しててびっくりでした! 笑ってるところもあれですが、最後に酔っ払っちゃってうだうだしている?ところまで演技していてびっくり!

ホールでのアラゴルンとエオウィンのシーンは、結構好きですねえ。
なんで姫君が一人で誰もが出入りできるホールで寝ているのか!? とか、なんでエオウィンがヌメノールの夢を??? とか疑問は多々ありますが(笑)
アラゴルンのエオウィンに対するいたわりと慈しみの気持ちが出ていて、なんだか嬉しかったですねえ。原作でも言っていた、「あなたの幸せをずっと願っていた」という気持ちがうかがえたような。
これは馬鍬砦の出発の場面もそうでした。そんな訳で、アラゴルンの株が上がったんですよ(笑)

アラゴルンの株が上がったシーンはもう一つ。ピピンを見送った後のメリーとの場面です。
あ、ここはもちろんメリーが良かったですよ! 劇場版で見せた表情の説明を言葉でしてくれたって感じですが(笑)思いがけずピピンとの幼少の頃からの関係?を話してくれて嬉しかったような(笑)
やっぱり、弟みたいにいつも守ってあげていたピピンがいなくなったのが寂しかったんですね。それだけじゃなく、とうとう自分ひとりになってしまった、皆に置いて行かれてしまった、という思いもあったんですね。これ結構原作どおりじゃないかな、と嬉しかったですね~!
そして、その後アラゴルンの慰めの言葉?が、馳夫さんらしくてとても嬉しかったんですよ。ここでまたアラゴルンの株が上昇したわけです(笑)

メリーがセオデンに剣を捧げる場面は、予想通りというか(汗)「捧げればいいってもんじゃないんだよ~!」とやや暴れたい気分・・・(汗)なんなんですかね、「騎士見習い」って・・・(汗)
まあ、期待してなかったので問題ないですが(笑)

順序違うかもしれませんが、フロドとサムが王の頭に花の冠がついているのを見る場面、事前情報で「王はまだ冠をかぶっておられる」というのがサムの台詞になってるかも・・・と心配していたのですが、フロドで本当に良かったよ~! とても美しい場面になってましたね!

オスギリアスの戦いは、ファラミアの知将ぶりがわかって嬉しかったです! 大将かっこいいよ!
CDに入っていて映画では使われてなかったサントラがこのシーンのものだとわかりましたし。
デネソールとのやりとりもカッコよかったですねえ。かなり原作のファラミアに近づいたのでは。
デネソールも、ファラミアとボロミアを間違えてしまう?場面で見せた表情、流れは考えずにそこだけ取り出してみたら良かったです。ジョン・ノブル上手いのに、脚本がなあ・・・(汗)
それにしても、ガンダルフがデネソールのことを散々言うのだけはどうにも納得できないです・・・「中つ国第三紀」でも散々聞かされましたけどね(汗)
それにしても王の間を出た後のピピンの呑気ぶりは素晴らしい(笑)

死者の道に入る前のレゴラスの謎の台詞(笑)はちょっとカッコよかったですね。吹き替えでみたから余計かも?(汗)
死者の道の中でのギムリは、結構素直に笑えました(笑)幽霊の手をふーふーするところとか(笑)
「足元見るな」と言われてみちゃうとこも(笑)ギムリかわいいです!

レンバス事件のところの吹き替えは台詞変わってないかと無駄な期待をしていたんですが、やっぱりダメでしたね・・・(汗)
サムがゴラムを脅す追加シーンは、ゴラムのその後の行動の伏線にはなってたかもしれませんが、私の映画のサムのイメージを落とすには十分すぎるものでした(笑)今更とは言え・・・(汗)

そして、ディスク1の最後、グロンドで盛り上がって「一幕終了」みたいな感じで終わっていたのがかなりウケました(笑)なんか「今日はここでやめとこうかな」という気持ちに拍車をかけてくれたような気がします(笑)

そんなわけで、色々落ちているとは思いますが、とりあえずの前半の感想です。後半は多分明日!
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