ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

7回目鑑賞と原作読書日記(ひさびさ・・・)

2003年04月06日 | 旧指輪日記
一昨日字幕版をレイトショーで見て来ました。レイトショーだと1200円になるのと、その時間じゃないと間に合わないのもあってレイトショーにしたのですが、年度始めで忙しくて疲労でふらふらで、眠いったら(汗)
なんとか本編は寝ないで頑張りましたが、「ゴラムの歌」が始まってエンドロールが流れ始めたとたんにぐっすり寝ていた自分がいました(汗)
よく本編寝ないで頑張ったなあ(笑)
しかし、2回ぶり?で字幕を見ていて、吹き替えの重大誤訳?に気が付きました。
吹き替えでピピンがメリーに「ホビット村に帰ろう」なんて言っていて、変だなーと思っていたのですが、(メリーはバック郷(バックランド)に、ピピンはトゥック郷(タックボロー)に住んでいるので)英語ではちゃんとShireになっていたので、これは完全に吹き替え版の誤訳ですね。うーむ。

最近、忙しくて中断していた原作読書を再開しました。既にセオデンも倒れ、デネソールが狂気に陥ったあたりに行ってます。
3回目の今回、今までになくデネソールの哀しみが心に刺さっています。元々嫌いではなかったんですけどね。
セオデンとメリーほどではないけれど、デネソールもまたピピンに少しは心を動かされていたんだと思ってましたが、今回読み直してそのことも確信できましたし。
そしてふと思ったのですが、映画のセオデンってデネソールに似てるなあ、と。息子を失って、全てに絶望してしまうあたりが。
映画のセオデンが後ろ向き?なのは、セオドレドの死にショックを受けたことが引き金なんではないかと思うのですが、その辺りもひょっとしたらデネソールとの対比なのかも、なんてちょっと思いました。第三部見てみないとわかりませんけど・・・
第三部との対比という点でもうひとつ注目しているのが、セオデンが「ゴンドールは何もしてくれなかった」とゴンドールに不信を示しているところです。
原作では元々ゴンドールには信義を感じていて、それで助けに行くのですが、映画でのゴンドールを信じていなかった、仲間はいないと思っていたセオデンがゴンドールを救うために出陣するのなら、それってすごく感動するんじゃないかなーなんて思ってしまったんです。
でも期待していてハズされたら悲しいから、ほどほどにしておきますけど(汗)
ああ、でも第三部で一番挽回して欲しいのってセオデンだなあ・・・(ファラミアも少し。)

コメント
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