さだ・とし信州温泉紀行

続編;茨城パートⅡ

常福寺のお宝

2022-06-30 15:26:31 | 地域

2022.6.27(月)
常福寺 
住所:茨城県那珂市瓜連1223 ☎029-296-0162
縁起:1338年(南北朝時代)了実上人により開山、2世了誉上人は、浄土宗の法義を確立し浄土宗中興の祖とよばれた。佐竹氏の援助。慶長7年(1602)の佐竹氏の秋田移封後、徳川家康が寺領100石を寄進、その後は徳川家との関係が深まった。浄土宗常陸総本山の地位を与えられ格式のある寺として隆盛、江戸時代初期には、末寺が100以上もあった。水戸徳川家の菩提寺となる。水戸徳川光圀から寄進された「拾遺古徳伝 9巻」「絹本着色 法然上人像」(国指定重要文化財)をはじめ、国指定重要文化財、茨城県指定文化財など多くの宝物を所蔵している。


徳川斉昭像(肖像画2軸)
水戸藩の9代藩主、名君。七男 徳川慶喜(1837-1913)は、第15代将軍。
髭のある方が生前、ない方が没後とされる。江戸時代は、生前に肖像画を描くことは寿命を縮める不吉なこととされており、その現存は珍しい。斉昭の正室が彼の身を案じて死後まで公開を許さなかったという言い伝えがある。
JR東日本文化財団の2021年度地方文化事業支援により裏打ち修繕が行なわれた。



(鎌倉時代)阿弥陀三尊と、(江戸時代)厨子
厨子に納められた阿弥陀如来立像は極小で、高さ1.5cmしかない。両脇侍は、わずか0.8cm。(宮殿の高さ24.9cm)
この三尊仏は、徳川光圀により寄進されたもの。
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