備蓄米で揺れている美しい国。
過去3回の一般競争入札では、こんな塩梅のようだ。
産地・銘柄・数量・委託先の倉庫会社・包装の種類。
これらに至るまで対象が細かく分類され・・・。
一つ一つ指定して札を入れる流れだったそうな。
3月半ばに実施された初回(15万トン)の入札対象。
これは、24道県産の計41銘柄に及ぶ。
そしてロット数は469に達したと言われる。
JA全農が9割以上を落札したが、その一つ一つを掻き集める。
そのうえ、精米してからブレンドし袋詰めにする。
そうとなれば、そりゃ手間がかかるよねぇ。
店頭に並ぶまで時間を要するのも当然だろう。
農水省の備蓄米担当者は、こう語っているそうな。
今回の随意契約はスピード重視。
申し込み段階で指定できるのは、こんな調子。
数量と産年、引き渡し希望地のみ。
産地や銘柄等は選べず、引渡しの際に初めて知ることになる。
業者によっては、人気産地のブランド米が混ざっていることもある。
その一方、トホホな銘柄だけの場合もあり得る。
つまりは玉石混交の運任せのようだ。
数kg単位にブレンドして小分けし、店頭に並ぶ。
そうなれば尚更で、購入する1袋毎に食味は大きく変わるとか。
福袋や備蓄米ガチャの佇まいらしい・・・。
ところで進次郎は5月29日、自身の発案で備蓄米の試食会。
そんな劇を開催して21~24年産米のおにぎりをほおばった。
食感は、どれも美味しいとアピールした。
おそらく、大当たりの米を用意されたに違いない・・・。