函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

小沢裁判の八百長に思う

2012年03月11日 05時41分51秒 | 治安
資金管理団体「陸山会」の収支報告書虚偽記入事件。
その容疑で検察審査会は、小沢一郎民主党元代表を強制起訴した。
ところが、元秘書の衆議院議員を取調べた東京地検特捜部の検事は・・・。

捜査報告書に虚偽の内容を記載していた。
問題発覚の1年前に、上層部がすでに虚偽記載の事実を把握していた。
そして地検は、把握後も十分な調査をしていないというから二重に驚く。

問題の報告書の流れは、こんな塩梅らしい。
小沢被告を起訴相当とした検察審査会の1回目の議決を受けて作成。
同検事が、平成22年5月、この議員を再聴取した内容を報告書として作成。

報告書では議員本人が、「選挙民を裏切ることになる云々」と検事が言い・・・。
それを受けて(小沢被告の関与を認めた)供述をしたとする。
しかし、取調べ状況を隠し録音した同議員の記録には・・・。
こうした発言はなかった・・・ヤバいねぇ~。

この事実は、昨年12月に小沢被告の裁判で弁護側が指摘して明らかになった。
証言台に立った同検事は、思い出して作成したので記憶が混同したと釈明。
しかし裁判所は、同検事の法廷証言は、にわかに信用できないと一蹴。

一方、市民団体は、この検事を虚偽有印公文書作成・同行使などで告発。
検察当局も刑事事件立件や懲戒処分を検討中とか・・・。
八百長捜査の代償は、あまりにも大きい・・・。

そして検察官役の指定弁護士は、3月9日に求刑した。
法を軽視し、反省の情も全くない・・・。
再犯の恐れは大きいとして禁錮3年を求刑。

八百長捜査に八百長裁判・・・そして4月には八百長判決?
いつまで不毛の戦いを続けるつもりなのだろうか・・・。

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