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函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

厳しい暮らしの現実

2016年12月30日 06時08分06秒 | 暮らし
厳しい現実を知って暗澹たる気持ちになる昨今。

学校卒業時にバブル崩壊後の就職氷河期に直面。
その結果、非正規雇用で働いたり、転職を繰返したり。
そして結婚せず実家暮らし・・・そんな彼らもそろそ40代。

年金生活の親が元気なうちはいいが・・・。
10年後、彼らが50代になった時、何が起きるのか。
そんな問題を提起したニュースに愕然とした。

母親と二人暮らしの53歳の男性。
若い頃は普通に働いていたが、30代で体を壊して仕事を辞めて実家に戻る。
日雇い等の収入しかない男性は、母親の年金で支えられて暮らす。

しかし母親に認知症の兆しが出て、やがて他界。
支え合ってきた母子のバランスが崩壊という現実。
これから生きて行くのは相当に厳しい展開・・・。

結果、生活保護で暮らしを立て直すことが必要となる・・・。
美しい国は現在、40代の人達の親は、ちょうど団塊世代以上の人達。
70代前後の高齢者という年齢層で占められる構図。

しかし年功序列型賃金の崩壊で、退職金や福利厚生を減らされた最初の世代でもあるという。
つまり、「高齢貧困」に直面するかもしれない最初の世代だそうな。
加えて平均寿命が男性で80.79歳、女性で87.05歳。健康寿命は延びるが・・・。
医療・介護の世話になり、それがきっかけで経済的に破綻する可能性もあるという。

10年後に高齢者の貧困は、益々厳しくなるのは間違いないそうな。
ということで美しい国の厳しい冬景色には、言いようのない寂しさを覚える・・・。

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