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函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
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米不足(その1)

2025年04月08日 04時16分56秒 | 暮らし

「令和のコメ不安・不足」と言われる昨今。

美しい国の政府備蓄米の放出に向けた入札。

これは、410日から始まり、集荷業者に売り渡し。

その後、今月下旬にも全国のスーパー等の店頭に並ぶ。

だが、人気品種の放出量は制限される仕組み。

止まらないコメ暴騰で潤うのは、個別の票田組織だけだとか。

備蓄米の放出量は、最大21万トン。

初回の入札対象は2024年産10万トン。

そして23年産5万トンの計15万トンである。

残り6万トンは、農林水産省が今後の流通状況。

それを踏まえて放出時期を判断するという。

同省が33日発表した情報では、こんな塩梅。

21723日に全国のスーパーで販売された米。

5kgの平均価格は3,939円。

前週から47円上昇し、8週連続の値上がり。

24年産の作況指数を「平年並みの101」とした。

だが、多くの農家から「現状よりも高い」との声が上がる。

収穫量が想定よりも遥かに低いなら15万トン程度の放出。

これでは焼石に水になるのは確実な雲行きだそうな。

今回、放出される備蓄米は、24道県が産地の計41品種。

入札対象は、産地や品種、保管倉庫の所在地などで細かく分類。

そのロット数は469に達するという。

農林水産農水省の入札公告をもとに、某メディアが集計。

放出備蓄米の上位10品種は、4位までで全体の6割を超える。

だが、全国の作付けシェア33.1(23年産)と・・・。

断トツなはずのコシヒカリの放出量は7.2%に留まる。

ブランド力の高い新潟産に絞ると、たった2,843トン。

なんと全体の1.8%に過ぎないそうな。

人気品種は店頭に流れ、中々備蓄米には回って来ないとか。

これでは砂漠に水をまくようなものとの指摘に納得。

消費者が求める数少ない「ブランド米」。

それに応札が集中するのは必至だねぇ。

結果、高値での落札が相次げば・・、。

店頭に並ぶ人気の品種ほど、値下げ効果は薄まるようだ。(続く)

 


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