豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2012年01月10日 09時46分38秒 | 日記

( Vol 14 )

人は 謙虚さを すぐ失う

人は 先生 先生 と呼ばれると
どこかいい気持ちになり 
どんどん ふんぞり返る

人は 
自分に 自信がないとき
自分に なにも勲章(賞を得たこと)がないとき
自分に 他の人に 誇れる肩書きがないとき

ちょっと控えめになる

控えめにしているときは
他人には とても人がいいようにさえ見える

しかし
他人に 誇れるようなことがあると  
ヒトは タタえる

人は 一変する

まるで勝ち誇ったかのようにさえ見えるほどに
胸を張り 横柄な態度をとる

その 代表的なのが 会社の代表であり 議員である
特に 国会議員を 見ていると そう感じる

彼らたちは 普段から あー だったのだろうか
あのような 振る舞い 態度で いたののだろうか
それは 否 であろうと思う

皆と同じ とても謙虚な人だったのだろうと思う

だから 推薦されたのだろう

選挙に出て受かるまでは
時間の許す限り 街頭に出て 
自分の日頃感じること 考えていることを
演説していたが

当選したとたん
その街頭演説は なくなってしまう

何かと理由をつけて
有権者 一般市民の前に 生の声を 示さなくなる

示すとすれば 選挙の時だけである
なんと 悲しいことか

人は 他人よりも 優勢でありたい 
自分の有能さを 見せたい
と こころの 奥で思っている

それが 叶うとなると
自分に 自信がでる
すると 他人に対しても その自信を見せつけたくなる
優位性を 見せたくなる

いままで 聞いていた人の声を
受け入れなくなる

どこで変わってしまったのかと 思わすほどに変貌する

ただの人が ただの人でなくなる

他人たちが するのではなく
自分が そうする

自分の中で その肩書き 賞 に ふさわしい態度をしようとする

その態度は 正しいのだろうか
その態度は 何を思って 正しいとしているのだろうか
参考とするものがあるのだろうか

他人から見ていると
人物としては 以前と比べて 何も変わってはいないのだが・・・

歴史を見ても
そのようなことが 何度も繰り返されてきている

理想を掲げ 人からも慕われ 評判が良かった 人間が
強大な権力を持ち 長くその権力の座につくと 保守的になる
その座が とても愛おしくなるらしい

長くその座にいればいるほど 人の声は聞かなくなり
自分本位の 行動をとるようになる

まるで「裸の王様」のようになる
人からも慕われなくなる
利権をむさぼる人間だけが そばに寄り添うようになる

残念だが 人間は 欲には 弱い
自分に 厳しくといいながら
なかなかできない

いま 世界を見ても
裸の王様状態に 陥っているのを 感じる

指導的立場の人間は それを感じない

一般市民の 声を 聞こうともしない
自分の方が 偉い だから 自分の 考えに従えばいいと 
横柄になっているのに 気づかない

肩書きがなくなれば ただの一市民なのだ

市民となんら変わらないのに
自分を 特別に選ばれたモノと 勘違い
あ~ なさけない

それが 人間

でも なさけない

「お前もか」と 言いたくなる

だが このことは 誰にでも 当てはまる
なぜなら 自分を日頃から 批判的に見るという 習慣がないからである

他人を 見ることができる 批判することができる
だが 自分を 見ることはしない 批判することはしない

欲深い自分を 認めようとしない

なんと 人間は 欲深いのか
でも 人間は 大好きである

力を持ったときこそ その人間の 人間性を試される
なんだ ヤッパリ 「ただの人間だったのか」と言われないようにしたいモノである

そう 人間 誰も ただの人間
人間 謙虚さ を 大切に 大事に 扱いたいものである











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