( Vol 3419 ) 最低賃金1500円への引き上げは 企業経営者の経営のあり方の改革に 効果をもたらすのではないか
日本経済の停滞は 30年前からはじまった
その原因は 企業の競争の原理を 忘れたところにある
企業の経営者は 国際競争において 切り抜けるためには 人件費の抑制にある と行動したところにある
人件費の抑制のために 非正規雇用制度の導入で 企業の経営の窮地を切り抜けようと 政財界は行動
結果は 効果は出ず
企業経営者は 競争原理の基本を忘れた
ここで やっと 政治家は 衆議院選挙に勝つために 賃金の最低賃金を1500円にと言い出した
この行動を なぜ もっと早くやらなかったのか
ここには 政治家 特に 自民党政権と企業の 持ちつ持たれつ の関係があるからである
場当たり的な対応しか考えない政治家(自民党)と 安易な打開策しか考えない企業経営者 が引き起こしたといえる
国際競争で競り勝つには 人件費以上に 技術革新 知的財産の開発 である
1970年前までは 技術革新を全面に出して サプライチェーンとしての 競争力をつけて 企業の業績は増え 賃金も増えた
この実績を 2000年になったら 忘れてしまった
やっと 競争力とは何か を気付くきっかけを 最低賃金の引き上げによって 気がつかせたと言える
この最低賃金は 下請け企業への 大企業のあり方までも 意識改革させることになる
下請け企業の 利益の搾取をせず 最低賃金1500円が保障できる 金額の提示をしていく という 下請け企業への配慮 という意識改革がでてくる 効果がでてくる
最低賃金1500円にするというのは 企業経営者は 根本的なところから 意識改革しなければならない
ということを 突きつけられた ということである
甘えの経営から 競争する経営 へと意識改革 である