( Vol 3166 ) 私たち人間は 勘違いの連続の中で 生きている
こうだと 思い考えた ことが 思うようにいかない それが常である
それを 勘違い と捉えずに 予想外 想定外 という 自分を守る表現をする
そこが 問題を起こす
誤りを認め 謝る ということへの 恐れ
こころへの 作用が 起きる
素直に 誤りを認めることができない
素直に なれば 問題は起きない
いつも いつも 人間は 勘違いの連続の中に生きている
それを自覚することが 大事である
なぜ いろいろな学説が出てくるのか
なぜ いろいろな 考えが出てくるのか
それは 視点が違ったり データの捉え方が違ったりする からである
考えが 上手く通ったとき それが正解 と思うのもの 勘違いである
すべてが動いている
合致するのは ほんの一瞬
経済について見ると 経済は生き物のように 変化している
普遍の経済の対策は 見つからない
だからこそ 完璧な対応はできない
わからない と 渾沌 という都合の良い表現をして ごまかす
人間社会は ある意味 勘違い と ごまかし 社会ともいえる
完璧な人間はいない
どう勘違いしたのか 自分の優位性を示そうと 自分を完璧と装う
そこにも 大きな問題を起こす 要素が潜んでいる
社会の 問題は ごまかし 勘違い を認めない ことが起こしている
素直になれない
素直になれば 問題は起きない
意地を張り 素直になれず
問題を起こす
ああ 勘違い と言えば済むことも
ああ 勘違い と言えない
屁理屈を言って ごまかす
自分の考えが 間違っていたと 認めない
問題を起こすことを 考えていない
自分の欲求を満たすことしか 考えない 行動
すべてが 素直になれば 問題が起きない
自分の欲望を満たすことだけ を考えた行動は 他者へ配慮が欠ける
人間社会は 他者への配慮なしに 安定した社会生活を送ることができない
そこを 忘れている
他者への 配慮に 多くの気を配る 必要がある
いろいろな軋轢も この 他者への配慮 が足りないから起きる
他者の話す言葉も 完璧に理解することは できない
自分流の解釈をして 他者の考えを理解した これこそ勘違いなのだが
小説を読んで 小説家の考えを 理解したとは言えない
絵画を鑑賞して 画家の描こうとしたことを 理解したとは言えない
詩を読んで 詩人の考えを 理解したとはいえない
そこには 受けて側の自分なりの 生活の中で養われた視点が加味されて 理解しようとする行為が潜んでいる
勘違いを生んでいる ことに気かない
勘違いばかり である
人間は 勘違いの天才 である
だからこそ 素直 他者への配慮 が欠かせない
社会は 常に変化している
自然は 常に変化している
宇宙は 常に変化している
止まる ということをしない
この動きを 常に 的確に捉える 対処することは難しい
だからこそ 勘違い を起こす
考えの及ばないこと が起きるのは 常である
勘違い が起きるのも常である