豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2020年10月31日 22時14分05秒 | 日記
( Vol 2652 )  学術会議位置付けを なぜ いまになって変えたのか  政府と学者との立場は 対等でなければならない  菅総理流の 方便 屁理屈はやめてほしいものである


菅政権は なぜ 学術会議の立ち位置を 変更したのか


政府は 学識者への助言 提言を 求めて 学術会議を法的につくったのではないか

そこには 学者と政府間には 対等 という立ち位置が保証される ということが担保にあったのではないか


菅総理および側近官僚は 屁理屈を持ち出して 総理大臣の任命権について 狭い解釈によって 任命を拒否

菅総理の 弁明は 矛盾


菅総理は 設立の経緯を 無視している


なぜ 学術会議に関する法律で 学術会議の独立性を 法文に入れたのか

独立と任命権には 本来矛盾がある

そこには 政府側に 学術会議に予算をつける 予算執行の点から 総理大臣の任命という 文言を盛り込んだ のではないか


本来 学術会議は 政府の関与が一切及ばない形が 望ましい

そこを 曲げたのが このような 菅総理の 屁理屈な解釈方法によって 拒否できるとした

菅政権は 早くも 本性を現した といえる


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豊前善三のつれづれ日記

2020年10月28日 22時14分33秒 | 日記
 ( Vol 2651 ) 権力に対する 批判は 必要である 言論の自由を疎外してはならない


批判は 権力に対する 抑制 是正として必要である

どんな素晴らしい人物であろうと 完全ではない

どんな素晴らしい思想も 完全ではない

どんな素晴らしい 宗教も完全ではない

どんな素晴らしい 団体も完全ではない


すべてが人間がなすこと  

指導者の そこには  「独裁」という欲望が潜んでいる


国会 宗教団体 政治団体 は批判されることを好まない


指導者の言動は 完全ではない


特に 人権 個人の尊重 という点においては 指導者の主張によって 歪められる


その歪められたとき それを是正するためには 批判が必要になる


最近目立つのが 指導者の フェイクに近い言動である

これに対しては しっかりと批判すべきである


いま求められるのは 聖域なき批判 である


人は 誰でも 間違いは言う 嘘は言う

聖職者であろうが

指導者であろうが

間違いを 嘘を 言うことがある


絶対間違いを言わない 人は いない
絶対嘘を言わない  人は いない

間違いを 正すためには 批判が必要である
嘘を 正すには 批判が必要である


ただし 批判にも 間違いがあることもある 嘘があることもある




間違いは 間違い

嘘は 嘘

おかしいことは おかしい

納得のいかないことは 納得いかない


と批判できることが 大事である



一人一人を 認め 共存する ためには 自分の意見を言えることが 大事である










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2020年10月27日 20時14分47秒 | 日記
 ( Vol 2650 )  外国人技能修習制度は 仮の姿 現実は 外国人労働者 の確保の道具 になっている この運用方法は見直す必要があるのではないか



技能実習制度の基本理念として

技能実習制度は、我が国が先進国としての役割を果たしつつ国際社会との調和ある発展を図っていくため、技能、技術又は知識(以下「技能等」という。)の開発途上国等への移転を図り、開発途上国等の経済発展を担う「人づくり」に協力することを目的とする。


技能実習生、監理団体及び実習実施機関の責務として

(1) 技能実習生の責務
技能実習生は、技能実習制度の基本理念を十分に理解し、技能実習期間を通じ、技能実習計画並びに監理団体及び実習実施機関の指導に従い、技能等の修得又は習熟(以下「修得等」という。)に精励するとともに、帰国後は修得等した技能等を母国の経済発展のために活かすよう努めるも
のとする

と記載されているが

いま この理念が 崩れている

設立の経過を見ると

1981年 産業上の技術又は技能を習得しようとする者 を育成するためにという趣旨で入管法を改正し 外国人研修制度が制定

1993年 技能実習制度が制定
研修終了後に 企業と雇用関係を締結した上で生産活動に従事することができる
当初は研修・技能実習の期間は 合計で最長2年間から 1997年4月には最長3年間に延長された

と制度は 日本の労働力確保へと 制度趣旨を変えていった

そして 新型コロナウイルによる 外国人技能修習生の働く場が確保されないという 理由から
制度の運用は 転職への道を開く という処置をした

これは 労働力の需給調整の手段として行う道を つくったということである

外国人技能研修制度を隠れ蓑にした 運用ではなく
外国人研修制度に関わる業種の 外国人労働者の労働力確保については 法律制定をすべきではないか



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2020年10月23日 21時49分34秒 | 日記
 ( Vol 2649 ) 学術会議の知識を どう政権は利用しようとしているのか 政権にとって都合の良い意見を吸い上げる 道具としていないか


福島原発被害者の訴訟において  仙台高等裁判所の判決理由から 政権の歪んだ 有識者の利用が浮き彫りになった

その内容は

「結局、この時点(=2002年時点)の保安院の対応は、結果としては、国の一機関(=地震本部地震調査委員会)に多くの専門分野の学者が集まり議論して作成・公表した長期評価の見解について、その一構成員で反対趣旨の論文を発表していた一人の学者のみに問い合わせて同見解の信頼性をきわめて限定的にとらえるという、東電による不誠実とも言える報告を唯々諾々と受け入れることとなったものであり、規制当局に期待される役割を果たさなかったものと言わざるをえない」


この判決内容から 政権を預かる政治家による 歪んだ欲望が 国民の安全を脅かした ともいえる

監督官庁である原子力安全・保安院(以下、保安院)が規制権限の行使 に対して 政治家 政権の影響は無視できない

官庁の政権への「忖度」 というものが存在する

権力者は 真の民主主義を 歪んだ状態にしている

菅総理の言う 「国民に理解される存在」という言葉は 非常に重い言葉である


国民に向かわなければならない官庁が 政権への「忖度」によって 歪んだ指導を生み

企業の利益重視による安全軽視を 生んだ


今 真に問われているのは 政治家 政権の姿勢である

「国民に理解される存在」としての 姿勢である



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2020年10月23日 20時30分08秒 | 日記
 ( Vol 2648 ) 何事も 障害が起きるという 前提で議論し 対処すべきである  特に政治家は 国民の生活の 安定と安全を 考えた行動をとるべきである
政治家は 「国民に理解される存在である」をいつも 考えて行動してもらいたい


先日の 東証のシステムダウン

過去に遡って見れば 記憶に強烈に焼き付いている 東日本大震災のときの 福島原発事故 メルトダウンがある


このような大きな事故につながったのは 「障害が起きる」という前提が 効率ということの下 軽んじられた からにほかならない


経済至上主義に囚われて 安全を危うくしてはならない 

「障害が起きる」 という 前提で対応策をとってもらいたい

これくらい いいだろう

思い込み

は禁物である

慎重にあるべきである


特に 政治を預かる 政治家に言いいたい

多くの 産業の振興政策に 影響を及ぼしているのは 政治家である

それは 過去の政策を検証すれば 明白である


国の経済が 潤えば マイナスは無視してもよい という考え方が 国民に大きな被害をもたらしている

公害を生んだ のも政治家たちの 政策がもたらした

政治家は その意味で 国民に向いていない といえる

政治家は 国民の生活の 安定 安全を 考えた行動をしてもらいたい

菅総理の言った 「 国民に理解される存在である 」という言葉を 政治家自身 胸に刻んで 行動してほしい







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