弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

「新庄劇場」 おあとがよろし 「劇団ひちょり」か 明るいな

2006年10月27日 22時35分52秒 | 未分類
今日の朝日新聞「ひと」欄は、44年ぶり日本一に輝いた日本ハムの「ポスト新庄」森本稀哲さん(25)。
名前は「ひちょり」と読むんだそうだ。
小学生の時、髪の毛が原因不明のまま抜け始めて以来、1日1回はそるツルツルの頭がトレードマークだという。
昨日の試合後、新庄選手から「背番号『1』をつけてもらいたい」と言われた。

私は記者会見を見ていて、新庄は「一人」にと言ったと思い込んでいたが、あれは「ひちょり」にと言ったのか。

父と相似の 刑務所よりも この少年なら 少年院

2006年10月27日 22時21分21秒 | 未分類
26日の「母子放火殺人」奈良家裁審判から。
(毎日新聞から抜粋)
 奈良県田原本町の医師方で起きた放火殺人事件で、当時高校1年だった長男(16)に対し、奈良家裁は26日、16歳以上の少年が故意に人を死亡させた事件は検察官送致(逆送)とした「原則」を適用せず、中等少年院送致を決定した。罪のない母子3人を死亡させた結果は重大だが、決定は、長男の殺意が未必的なものだったうえ、父親の行為が「しつけや学習指導をはるかに超えた虐待」だった点を重視。更生の場として、刑罰でなく、指導・教育を行う少年院を選択した。
◇家裁審判決定要旨は次の通り。
《処遇の理由》
◇殺意は確定的なものでは到底なく、未必的なものであるにすぎない。非行前には、避難可能であることを確認。
◇実父の暴力から逃れる手段として、放火を思い付いたもので、犯行の動機にくむべき点がないとはいえない。
◇少年に反省の態度が見られないとする検察官の指摘は失当である。
◇成育環境が、少年の性格・資質上の偏りを生じさせ、非行に走らせた要因の一つとなっていることは明らかで、少年だけにすべての責任を負わせることは相当でない。
◇厳格な規制の下にある刑務所での処遇では、実父による支配的な養育環境と相似形となるおそれがあり、情緒の涵養(かんよう)は望めない。
◇被害者や遺族の処罰感情は必ずしも強くはない。
◇社会感情も必ずしも厳しくはない。
◇学校教育に適応してきたことや、中等少年院における個別処遇により発達障害への対応は十分可能であることにかんがみれば、中等少年院に送致するのが相当である。
◇今後、実父と少年との関係改善にも相応の期間を要することが予想される。
◇これら事情を考慮すると、相当長期の処遇が必要である。

鈴花ちゃんへの 判決主文 「いっていいんだよ ほいくえん」

2006年10月27日 00時34分36秒 | 未分類
25日の東京地裁判決から。
(朝日新聞26日朝刊から)
「保育園行っていいんだね」吸痰必要な女児 東京地裁 正式な入園命じる
 息を吸う時に気管がふさがる障害があり、定期的に吸引器で痰を吸い出すことが必要な東京都東大和市の青木鈴花ちゃん(6)と両親が、保育園への受け入れを拒否した東大和市に入園を認めるよう求めた訴訟の判決が25日、東京地裁であった。杉原則彦裁判長は鈴花ちゃんの身体や精神の状態について、「障害のない児童と同じと見ることができ、保育は可能」と判断。市の処分は裁量権を逸脱し違法として取り消し、入園の承諾を義務づけた。

 青木鈴花ちゃんは会見で「ほいくえんにいけるようになった」と書いたメモを見せた。