きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

オスプレイの安全性

2012-08-05 10:14:30 | Weblog
オスプレイの安全性      (2012.08.05.)

どんな乗り物でも運転次第で、安全な乗り物でも危険な状態になる事が有る。オスプレイはプロペラの角度を変える事で垂直離着陸が出来たり、普通の飛行機の様に水平飛行が出来たり、アメリカ陸軍として、有能な機能を有する航空機である。

従って、今迄あるヘリコプターと比べて多機能を有しているだけに、高度な運転技術が伴うのは当然のことである。

森本防衛大臣が試乗して、「快適だった」と言うのも天気が良い日に、運転に卓越した操縦士が運転すれば、不安も無く、快適だった事だろうと思うのは、当然の事で、その様な感想は全くの無意味な感想で、聞かされた沖縄の県民は「バカにするな!」と怒るでしょう。

今、オスプレイが問題になって居るのは、住民が住む街中を、今迄でのヘリコプターですら墜落事故をお越し、危険状態を晒している。それが更に安全度の低い飛行機が飛ぶことに危機感を持っているのである。
安全性から言えば、今迄のヘリコプターと比べればはるかに不安定で、それなりに事故率も高い、だから7月29日のBlogにも書いた様に「不安定な飛行機である」と指摘したのである。

アメリカが、今迄のヘリコプターの代替えにこれを使い、ヘリコプターの操縦士がそのままオスプレイを操縦する事になれば、誰でも危険度は増すと言う事で反対するでしょう。
だから、私はオスプレイにもっと安定性を持たせるような、「設計上の手直しをする必要があるのではないか」と指摘したのである。

もし、手直しをしないのであれば、オスプレイの操縦士は、 別の操縦免許制にし、安全運転の教育をした者のみの操縦を認め、また、気象の状況も風速**メーター以上では運転しない等々の規制を行って、安全性を確保する事を遣らないと、住民は納得しないでしょう。

いくら、大臣が載って、「快適だ!」なんて子供騙しの様な事では怒りが増大するばかりである。もう少し、頭を使った対策を講じないと、先へは進まないのではないでしょうか。
(えびなたろう)