きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

消費税増税法案が成立

2012-08-11 06:55:59 | Weblog
消費税増税法案が成立      (2012.08.11.)

各政党の思惑に消費税増税の成立が一時はどうなるのかと思わされたが、結局は3党の合意が尊重されて関連法案共々参議院の本会議で成立する事に成った。
税率は、2014年4月から8%に2015年10月からは10%に成る事がきまり借金依存からの脱却にようやく一歩踏み出す事に成る。

しかし、この増税によって、今迄と同じような感覚で、気を許し、財源を公共工事に充てる様な事が有ってはいけない。一体改革の実を挙げるためのもので、その使い道には国民の厳しい監視の目が必要である。

従って、効率良く、国民生活の改善に使われなくてはならないから、政府は先ずどの様な使い方をするのかを、明らかにする必要があると思う。

少子高齢化が進む中で、「医療や、年金問題」「子育て問題」や低所得者の「逆進性問題」等々税制の基本的な役割を踏み外す事の無いようにしなければいけないと思う。

其のためには、早く、「マイナンバー制」の施行が求められるが、何を遣るにしても必ずその反対派がいて、先延ばしされる事が多いがその裏には、脱税の温床となって居る多数の問題が関与している。

世界の中で、ナンバー制度を遣って居ないのは先進国中、日本だけである。その原因の多くは、難癖を付けた先延ばし戦略に負けて来たからで、その意味でも日本は脱税・無駄使いの大国とまで言われている原因になって居る。此の点では全政党が一致した必要性の認識の上にたって、行う事が必要である。

税金は、公正公平で必要性のあるものに効率よく使われるのが絶対条件であるが、この基本に立ち返って、徹底した見直しが必要ではないでしょうか、其の上で、国の財政健全化に向かわせる事が大切である。

日本の国債は国民が持っているから、「赤字が有っても大丈夫だ」と言うのが今迄の無駄や、脱税を見逃して来たもので、どんな借金でも借金は借金で、返さなくても良い借金なんてこの世の中にはありません。
(えびなたろう)