きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

日韓スワップ協定の見直しを

2012-08-22 11:57:54 | Weblog
日韓スワップ協定の見直しを     (2012.08.22.)

韓国の李明博大統領の竹島上陸による日韓関係の悪化は、険悪な空気に成って来た。竹島領有問題は、以前から韓国内で、騒いでいる事は、日本国民に取っては「またか!」と言う程度であったが、日本の天皇陛下に「従軍慰安婦への謝罪を要求」した問題が、それに輪を掛けて傷つけたため、大きな問題として取り上げられている。

李大統領は、前盧武鉉大統領と比べて、親日的であったため、日本の国民に取って、なぜこの期に及んで、急に反日的な発言をしたのか、大きな戸惑いを感じている。

マスコミ等の批評によれば、韓国は、歴代大統領は交代末期を迎えると、支持率が低下し、其のため国内向けに反日傾向の姿勢を示して、「持率を上げる行動にでるのだ」と言われている。その原因は韓国では小学校時代から教科書で「日本の民族は悪い民族だ!」と教えている。従って、韓国国民の内部に徹底した「反日思想」が染み込んでいるからである。

安住財務大臣は韓国との友好のしるしにと、一時猛烈なウオン安に成った時日本が多額のウオン国債を買って、韓国経済を助けた事に「恩を仇で返す」と怒り、「日韓スワップ協定の延期を見直す対抗処置をとる」と言っている。

韓国の経済と日本の経済とでは、大きな違いが有り、世界不況の最中とは言えまだまだ日本には余裕がある。その点韓国は今後も欧州経済危機の影響が韓国経済に影響して来ることは眼に見えている。従って日本が韓国とのスワップ協定を破棄する事はおおきな韓国への対抗処置にはなるが、韓国は、喧嘩のなりゆき上、「何も影響を受けない」と強気の発言を繰り返している。

スワップ協定が、「影響するか、しないか」は相手国に対してダメージを期待しての措置であり、日本と韓国、隣国どおし、お互いが手をつないで協力し合う事こそ有意義であるが、お互いに、相手のダメージを期待する措置を行なう事には、私は如何も感心した事では無く、事前に良く話合って、良好な関係に戻すことに努力してもらいたいものである。

問題の発端は、政治家が自分の支持率を気にしての行動で有れば、それが、両国の国民感情の悪化を招くものである事に比べ、真に浅はかな行動であると言わざるを得ないと思います。

お互いに相手を傷つけて、得する物は何もありません。
(えびなたろう)