きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

無気力試合に失格処分

2012-08-02 10:54:00 | Weblog
無気力試合に失格処分       (2012.08.02.)

世界バドミントン連盟はロンドン五輪女子ダブルスで8強入りしていた韓国の2組と中国、インドネシアの各1組を「無気力試合を行った」として、計4組に失格処分にしたと発表した。
無気力試合とは、最善を尽くした勝負をするのではなく、組合せの有利を狙ってわざと勝利を放棄するようなプレーを行うものである。これに対して、インドネシアと韓国は処分を不服として提訴している。

今年のオリンピックはるルールーが変わったのか、柔道に於いても、審判の判定が「取り消されたり」「覆ったり」するものが多く、どうも審判のバックに判定を操る、本部の審判が居る様である。

判定するのが難しい場面もあるが、人間が遣る事で有るので、ある程度は割り切って、競技者は審判の裁定に従わなければ、なりません。また審判もそれだけに権威を持った態度で、判定を下す事が必用です。其れには、それなりの知識と判断力が必用で、日ごろの訓練も大いに大切であります。

しかし、今回の無気力試合に付いては、スポーツマンの祭典であり、五輪精神に従って正正堂堂、勝負を争うプレーをする事が、求められます。有る目的のために、力を落として勝負を放棄した、見せかけの戦いは、日本では「八百長」と言い、遣ってはいけない事です。

しかし、今日のスポーツ紙のなかで評論家は、「予選リーグ制度の中では、如何してもこの様な事態が起こる事は分かっている」と言っている。

そして、日本の女子サッカーリーグでも佐々木則夫監督が1次リーグの最終戦で、「南アフリカと引き分けたのも狙いであった」と言ったとか、言わなかったとか。

確かにあの試合に勝っていれば本番ででは、最初にブラジルと当たる事に成るからだ。疑いだしたらきりは無いが、五輪での試合だけは、力を出し切った戦いぶりを展開してほしい物である。バドミントンに於ける今回の戦いぶりは、テレビを見ていて、明らかに「八百長試合」としか思えないもので、失格の処置は当然だと思う。
(えびなたろう)