きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

李韓国大統領の竹島上陸問題

2012-08-16 10:55:01 | Weblog
李韓国大統領の竹島上陸問題      (2012.08.16.)

自国内での人気が低下をすると、自分の人気を挙げるため、国内で火の付きやすい問題を取り上げ「国民の期待感を煽る」と言う手段が取られる事は、政治家が良く使うパフォーマンスである。中国でも江沢民が国内で、自分の人気を挙げる事に、戦時中の日本軍の行動を批判し、反日的感情をあおる事に寄って自分への支持率意を挙げる手段は、史実と違った事でも平気で取り上げ、自国に都合の良い解釈で、相手を罵倒して、自己を浮上させると言うやり方である。
江沢民が遣る分では、「またか!」と思うだけで、日本国民は、慣れっこになって居るが、韓国の李明博大統領が、竹島領有権問題で、竹島に上陸し「韓国の領土だ!」と気勢を挙げた事は、日本国民にとって、将に驚きである。

と言うのも彼は大統領就任と共に「親日」的な態度をとり、日韓正常化に大変貢献された大統領で有ったからである。また、アメリカとも信頼関係が強く、これからのアジアに於ける日米間関係の強化は、中国の暴走を止める意味からも期待され、歓迎された大統領で有ったからである。

その大統領が此処へ来て、竹島に上陸して、「韓国の領土」だと、アピールしたり、慰安婦問題を取り上げて、「天皇の訪韓は、慰安婦問題に付いて謝るのであれば訪韓しても良い」と言う発言は、日本国民に取っては、「寝耳に水」の驚きであった。しかも発言が、天皇の訪韓問題にも及び、日本国民に対して、嫌な思いをさせる発言であった事は、一挙にして決定的な、日韓感情の悪化を招いたのではないでしょうか。

韓国の中には、植民地支配以来からの根強い反日感情が有る事は承知していたが、それも、戦前時代の歴史的災いで、今の若い人たちには、良き隣人として、韓流ブームに乗った良い関係が築かれて来たものと思っていたが。それは、日本人だけの思いで、韓国の若い人達の中にも相当な反日感情を持っている事がわかった。

それは小学校から韓国の歴史教科書の中で、日本人は悪い民族である事を教えて居るからである。中国でも、初等教育の教科書から戦時中の歴史問題が取り上げられ、その違いが、年代が半世紀以上経っても国民の中に根付き、日本では、当時の真相を教えないから、知らないでいる、両国の国民が受けている歴史的感情には相当な開きが有るのではないかと思う。

この、両国の国民的感情の違いは、このまま放置すると百年経っても数百年経っても日本は浮かばれないのではないでしょうか。今回のショックは一般国民の間に内在する、両国の根強い感情が小学校の教科書から見直されなければならない事ではないでしょうか。
(えびなたろう)