チリ落盤事故の作業員救出 (010.10.14.)
8月5日チリ北部コピアポ郊外のサンホセ鉱山で、大規模な落盤事故が起きた。
地下700メートルに33人の作業員が閉じ込められる、事故であるが、らせん状に掘られた坑道は、ただ一本道であるため、途中に迂回出来る坑道もなく、救出作業に付いての手段に戸惑い、いたずらに時間の経過だけが進んで17日間が過ぎてしまいほぼ絶望的と見られていたのである。
しかし、坑内の状況が如何になっているかの状況確認のため、22日にドリルで穴を掘りカメラとマイクを入れて確認作業をしようとしたとき、穴をあけたドリルの先端に手紙が結び付けられており、坑道内部の待避所に33人の作業員が避難して無事であることが確認されたのである。
17日間、待避所に保管している少量の食料を皆で分け合い、命を繋いで、一途に救助を待っていた作業員たちの存在を知った、報道に、チリ国民始め全世界の国から、この奇跡的な報道に感激し、英知を絞って、救出作業に立ち向かう元気に奮い立ったのである。
坑内気温は35度、湿度は90%、残る食料も数日分しかない状況に、とりあえず、ドリルで開けた小さな小穴を利用して、空気調節、食料補給、通信手段等々の措置を施し、平行して、救出のためのトンネル掘削作業を、計画したのである。
700メートルというトンネルを掘削しての救出作業は12月末のクリスマス時期まで係ると言われ、ともかく国際社会の協力を呼びかけ、可及的速やかな救出作戦に取り掛かったのである。
其の結果Bプランというトンネル掘削が10月9日に完成し、昨日(13日)から一人がやっと入れる円筒形カプセルを往復出せることによる救出作業が始まったのである。
そして、今朝(14日)10時頃無事全員が救出する事が出来たのである。
事故以来70日間、高温と高湿の暗闇の中で、33人全員が救出された、ニュースに全世界は喜びの喚起に沸き立ちました。
今後はこの事故に対する、いろんな反省や意見が出されると思うが、33人の作業員の精神的な心情を考えると、全員が、夫々に役割を分担し、少ない食料を分かち合い、統制をとったリーダーがいたからで、その人の名は「ルイス・ウルアス」(54)だそうである。
ピニェラ大統領も昨日から徹夜で、救出現場に立会い、救出された作業員も沈着冷静な態度には大変感心させられるものがあった。
(えびなたろう)
8月5日チリ北部コピアポ郊外のサンホセ鉱山で、大規模な落盤事故が起きた。
地下700メートルに33人の作業員が閉じ込められる、事故であるが、らせん状に掘られた坑道は、ただ一本道であるため、途中に迂回出来る坑道もなく、救出作業に付いての手段に戸惑い、いたずらに時間の経過だけが進んで17日間が過ぎてしまいほぼ絶望的と見られていたのである。
しかし、坑内の状況が如何になっているかの状況確認のため、22日にドリルで穴を掘りカメラとマイクを入れて確認作業をしようとしたとき、穴をあけたドリルの先端に手紙が結び付けられており、坑道内部の待避所に33人の作業員が避難して無事であることが確認されたのである。
17日間、待避所に保管している少量の食料を皆で分け合い、命を繋いで、一途に救助を待っていた作業員たちの存在を知った、報道に、チリ国民始め全世界の国から、この奇跡的な報道に感激し、英知を絞って、救出作業に立ち向かう元気に奮い立ったのである。
坑内気温は35度、湿度は90%、残る食料も数日分しかない状況に、とりあえず、ドリルで開けた小さな小穴を利用して、空気調節、食料補給、通信手段等々の措置を施し、平行して、救出のためのトンネル掘削作業を、計画したのである。
700メートルというトンネルを掘削しての救出作業は12月末のクリスマス時期まで係ると言われ、ともかく国際社会の協力を呼びかけ、可及的速やかな救出作戦に取り掛かったのである。
其の結果Bプランというトンネル掘削が10月9日に完成し、昨日(13日)から一人がやっと入れる円筒形カプセルを往復出せることによる救出作業が始まったのである。
そして、今朝(14日)10時頃無事全員が救出する事が出来たのである。
事故以来70日間、高温と高湿の暗闇の中で、33人全員が救出された、ニュースに全世界は喜びの喚起に沸き立ちました。
今後はこの事故に対する、いろんな反省や意見が出されると思うが、33人の作業員の精神的な心情を考えると、全員が、夫々に役割を分担し、少ない食料を分かち合い、統制をとったリーダーがいたからで、その人の名は「ルイス・ウルアス」(54)だそうである。
ピニェラ大統領も昨日から徹夜で、救出現場に立会い、救出された作業員も沈着冷静な態度には大変感心させられるものがあった。
(えびなたろう)