きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

国難には「挙国一致」で無ければならない

2009-01-21 12:36:59 | Weblog
国難には「挙国一致」で無ければならない      (009.01.21.)

アメリカの大統領就任式の実況を午前1時30分から見ました。
オバマ新大統領の就任演説は米国史上初のアフリカ系黒人大統領の誕生とあって世界中の注目を集めた中で行なわれた。その中で、米国経済の現状が過去最悪であることや、イラク・アフガン戦争などを通して危機に直面している事を強調。その上で、これまで米国民を分断してきた「ささいな不満」に終わりを告げる時期が来ていることを全国民に訴えた。
そして、「今我々に求められている事は、責任ある新時代を築く事であり、米国民が一人一人、自分自身や国家、世界に対して、嫌々ながらではなく、むしろ喜んで責務を担っていくことだ」と述べている。

また、海外へのメッセージとして「米国はそれぞれの国や人々、そして将来の平和と品格を求める子供たちの見方であることを知って欲しい。米国は再びリードする立場へ向う備えがある」と言っている。
その一方テロへの対応は、ためらう事無く打破してゆく事を表明している。

真に頼もしく、ヤル気満々の若き新大統領に、全観衆が熱狂していた情景は今後に大きな期待が寄せられている証拠である。米国紙でのオバマ政権に対する支持率は79%と言われている。素晴らしいことだ、我々も今後の成功を祈って止まない。

さて、日本においては国内経済対策としての2次補正予算の審議は、与野党平行線を辿り、与党は23日の採決で08年度2次補正予算および関連法案を一括行なう方針を進めようとしているようであ

此れに対し、野党は雇用・経済・天下り問題、政治・宗教に関する集中審議、等々で「審議が不十分であり23日の採決は出来ない」との姿勢である。再び激化する事は避けられないところだ。

アメリカも大変だが、日本も将に国難の状況に晒されている状況を国民は大変憂いて居ている。どうして日本は挙国一致で、国難に当る事出来ないのか。

第一今の政権に国民の支持率が18.3%で、不支持率が81.0%と言うから、とても挙国一致なんてゆめの様な話だ、何故そんなに支持率が悪いのか? 国民が「効果が無いもっと他の対策を」と、70%の人が言っていると言うのに、それを無視して強引に押し通そうすれば、支持率は上がるわけが無いのは当然の事です。

先ず、国民の信頼を得た内閣の誕生を、最優先させることが第一で、解散総選挙する事が不可欠であるのに、解散を逃げ回っている与党は、もはや何をやっても誰も賛成しないでしょう。

だから、麻生総理もヤケクソで民意は度外視し、官僚に迎合した「改革逆行」政治を堂々と実行しており、「後はドウナロ、キャーナロタイ」と言ったところだ。
(えびなたろう)