きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

自民党のこれから と 民主党のこれから

2007-07-31 11:28:11 | Weblog
自民党のこれから と 民主党のこれから     (007.07.31)

自民党は30日の役員会で、安倍首相の続投する事を了承し決定した。前例から言えば、37議席しか取れなかった歴史的惨敗では当然辞任するところであるが、安倍総理の強い意向で続投を宣言したことから、党内も誰も反発する人も無く、連立与党の公明党もすんなり、続投を了承したようである。

そして、内閣改造に伴う人事の問題が、党内論議の中心になるが、挙党体制を謳っているからには、おそらく派閥均衡人事になることは間違いないところで、「挙党」の意味が国民が思っているような、適材適所を優先する「挙党」ではなく、党内派閥の沈静化に勤める為の「挙党」体制である。

安倍内閣は、閣僚ポスト以外に、多数の役職を設けている。従って、これに群がる人事問題は、大きな党員の関心事で、事の行方によっては、自民党の分裂、崩壊に繋がるおそれがある。

従って、安倍さんの続投宣言には、今は誰も反発の態度を見せず、「挙党」の中味は全く違っていても、「挙党」「挙党」と言っている。
だから、人事が終わればまたどの様に事態が変わるか解らない。

民主党は、じっくり安倍続投の行方を見ながら、先ず、政権交代第二段の準備に掛かるべきだと思う。
其れと同時に、参議院の国政調査権を使った権限で、年金問題等不透明部分の情報を徹底調査して欲しいと思います。
更に、「政治とカネ」の問題であの強行採決した政治資金規制のザル法を、もう一度論議の俎上に戻し、ザルでない法律に改定してください。
  其れが、選挙を通じて約束した事だから。

                      (えびなたろう)