きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

隠蔽体質の省庁役人と自民党

2007-07-01 09:39:00 | Weblog
隠蔽体質の省庁役人と自民党      (007.07.1.)

徹夜の法案審議の中で、地方社保庁の出先機関が破棄したと言っていた手書きの書類がありましたと、新たな資料が出てきた、これも先に長妻議員の質問から、出せ!出せない!・・の押し問答の末に出てきたものだが、政府は、隠蔽した状態で、出来ればそのまま早く法案成立を図りたいと其ればかりを考えていたようである。

厚生省の隠蔽体質は、緑十字の輸入血液製剤問題から「薬害訴訟」が起こり国を挙げての大事件になった。その時も、終始、「資料はありません」の一片答で、隠し続け、出そうとしなかったが、当時民主党の菅さんが、厚生大臣で官僚の反対を押しのけて、自分で地下の倉庫まで出向いて資料を探し出してこられた事は余りにも有名である。

その結果薬害訴訟問題は、急激に解決の方向に向かったわけで。今の柳沢厚生大臣に爪の垢でも飲ませた方が良いのではないかと思う。
この様な隠蔽体質は、今の自民党内閣では、絶対に良くならないと思う。農水省も、同じだと思う。

若い赤城氏が松岡氏の後を受けて大臣になられたが、その後どのような改革のアクションを取られたのか何の報道も無い、北海道の食品110番で告発あっても放置していた問題が出て、慌てて各出先に警告するぐらいの事なら、バカでもチョンでも出来ることで、農水大臣としては、どの様な能力をお持ちの方か知らないが、人件費の無駄使いと言われる事の無いように願いたい。

聞くところによると、食品立ち入り検査で、行政は、業者側に「明日行くから」と事前通告して行くそうです、これでは、ばれない様に対処しておけと言わんばかりの検査ではないか?? 

今の行政は、消費者の事を考えた、対応が一向に見られない、業者側にのみ目こぼしがされている状況では、他にも相当に多くの問題が潜んでいるのではないだろうか。

                   (えびなたろう)