きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

年金の一括制度を

2007-07-15 12:32:25 | Weblog
年金の一括制度を      (007.07.15.)

参議院選挙戦が始まって、今日は最初の日曜日、朝から各党の政策討論の番組が多く聞いていると、与党側と野党側の対立で、論争が終始している。年金問題での当面の記録ミスの対応は、さておいて、今後のあり方を如何するかに話が移ると、自民党には確たる対策が無く、7年前の年金100年安心プランが、今もって唯一の政策であると謳っている、そして其の政策の、不備を質問すれば、公明党が其れを一生懸命に弁護し説明をしている、結局、100年安心プランの何処が安心なのかが、全く示されていない、しかも自民党が説明するのでは無く全部公明党が説明している。
全く不思議な感じで、公明党は何時から、自民党に飲み込まれてしまったのか、と思った。
公明党も、自民党にくっ付いて、政権与党側に居る事で、主要な役職を獲得できる事から、今や完全に自民党に合流された形である。

「100年安心プラン」を今も持ち出して国民は安心していると思っているのだろうか。
小泉内閣の時、年金制度の一括案(国民年金・厚生年金・共済年金の一括)が論議された時、政府はこの案に同意し其の方向に持って行こうとでは無かったのか。

特に公務員の共済年金が民間との格差をつけた不公平問題で、大きな問題となり、全国民公平に、一括した年金制度にする事が方向付けられたではないか。

今回この機会に一括制度を考えた方向の民主党案に全党一致で、論議をして欲しいと思います。民主案が100%とは言わないが、全党で、議論をして欲しい。

安倍さんは、ともかく、相手の案をけなす事ばかり言って自党の擁護に勤めるが、其の割には、自民党の独自の具体的な政策が何も示されていない。7年前の100年安心プランは、発表されて、半年も経たないうちに計算基礎になる人口出生率が間違っていたではないか。

今回の論議も財源問題で、基本の数値が示されず、秋以降の論議で決めると言う事は、
いつもの、国民を騙す手段であり選挙前のカモフラージュである事は、もはや国民はお見通しです。

                       (えびなたろう)