赤城農相問題

赤城農相問題　　　　　　(007.07.10.)

赤城農相の政治団体「赤城徳彦後援会」が両親の実家を政治団体の実態活動が無いのに事務所として多額の経費を計上していた問題で、本人は「活動実態がある」と言い、両親や、後援会長が、「活動の実態はなかった」と食い違う証言をしていた。

野党はこの事を取り上げ、「不透明な経費の計上だ！」として、先の佐田玄一郎行革担当相の辞任問題、前任の松岡農水相の「何とか還元水」問題事例もあって、辞任を迫る抗議を続けていたが、昨日の夜になって、赤城農相の両親・青木後援会長らが、前言の証言を撤回し、「事務所活動はありました」と証言を言い直した。

そこで、記者達は、口裏を合わせた疑いが濃いと思ったのか、「口裏合わせをしたのではないか」と質問をしたそうだが、「そんな事はしない」との答えだった。

・・・当たり前でしょう・・・そんな質問に「はい、口裏うをあわせました」と答える筈が無いでしょう。・・・

益々もって疑惑隠しの疑いが濃く、それを安倍総理は必死に成って「赤城さんはちゃんと説明している」の一点張りで押し通そうとしている。
この問題だけは、数の力で押し通すわけには行かない安倍さんは語気を強めて庇い通している。
民主党の、小沢一郎代表は、「それなら、キチット領収書を出して、明確に示してください、そうすれば納得します」と言っている。
全く其の通りだ、それが一番明確な説明になると思うのだが、安倍総理は「領収書の提示は必要ない」といいきっている。

こればかりは、第三者委員会に掛けても皆な首を傾げるのではないでしょうか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（えびなたろう）