きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

社会保険制度の将来が心配

2007-07-11 07:58:45 | Weblog
社会保険制度の将来が心配      (2007.07.11)

 社会保険庁の出鱈目な管理は、発足当初から労使の対立の中で、チャンとした作業体制で仕事がなされて居なかった様である。共産党系労組の抵抗が強く、作業の細部に至るまで協定や覚書を結び、組織の非効率化や機能不全に追い込まれて居た様である。

 社会保険庁の労組は約1万1000人の全国社会保険職員労働組合で、自治労に所属していて、「最強部隊」と言われていたそうである。そして労組と結んだ覚書は100件以上あって、これらの覚書に縛られた、作業は非能率で、記載ミスや、記入ミスが多く、当時から出鱈目状態を知る人は「何とかしなければ駄目に成る」の声を上げていたそうである。
それにシテも、歴代社保庁長官、歴代厚生大臣、その他の幹部も全く放置状態が続いてきた事は、国民にとって許し難い問題だと、言わざるを得ない。

今後は、ともかく社会保険制度、厚生年金の問題は、未来に向けて、健全な運営に戻す事が第一であるから、何時までも与野党の争いの種にして置くのではなく、根本的な所から、もう一度見直した改革をやってもらいたい。

参議院選挙に関係なく選挙後でも良いから、自民も民主も一丸となって、国民が安心できる理想的なシステムにして貰いたいと思います。そして同時に保険料の徴収の方も間違いなく、全国民から徴収出来るシステムにする事を実行し、未納者の無い制度にする事を、実行して欲しいと思います。

政府も、ただ数に任せて強行するのではなく、野党の提案の良いところを取り入れて、超党派で理想的なシステムを完成させて下さい。
今回の、安倍さんの改革法案も、よく見れば、抜け穴だらけの法案ではないかと国民は指摘しています。官僚の利権を温存するような改革法案では国民は納得しません。

従って、集金は一括税務署で集金させて下さい。使うのは厚生省管轄でも良いと思います。集めるのと、使うのは、別々にしないと、必ず不祥事が起ります。

                  (えびなたろう)