きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

今週の各党代表者討論

2007-07-22 12:07:17 | Weblog
今週の各党代表者討論      (007.07.22.)

今日の各党代表の討論を聞いて、自民党は「経済成長を」と言う姿勢。民主党は「国民生活を」と言う姿勢で、公示日の党首第一声と同じである事がわかったが、その内容に付いては、相当に違っている。

問題は、今日本の景気は、良くなってきたと言うが、与党は「これを続ける事で国民の安全安心の生活が確保出来る」と言う。
民主党(野党)は「景気が良くなっていると言うが大企業が良くなっているだけで、国民の収入は失業・減給・増税で少なくなっている」と言う

私は、今の現状を見て、野党の言うとおりだと思う。自民党の人たちは現状認識が間違っているとしか思えない。

雇用にしても、正社員と非正社員の格差問題、正社員を少なくし、非正社員を多く抱えて企業の人件費を少なくしている事は、事実で、景気が良くなっていると言っても国民に其の実感が全く無い。
無論減収になり、増税を強いられている、国民に景気が良い実感がある筈が無いのは当たり前である。

介護保険の現場に置いても、パートの基本報酬を減額しておき、介護企業に利潤競争を煽る様な事をしている厚生省は自民党の政策に乗った行政をしているのだろうが、国民の生活を困窮に落としいれ、介護事業は崩壊の一途を進んでいる。
それでいて、大企業だけは減税の特典を得てバブル期以上の利益を上げている、それで良いのかと言う質問に、「先ず景気を良くする事が、全てを良くする事になるのだ。」が自民党の主張である。
野党の主張は、「自民党の政策は、より格差の拡大に繋がる政策で、国民の収入を抑える事は、消費の拡大に繋がらない、国民の豊かさあっての企業の発展だ」と言っている。

年金制度においても、将来を見据えての政策は、民主党の年金制度の一元化政策は公務員も民間も一緒にした、公正・公平な素晴らしい制度で、自民党は、ただ、野党の案は出来ない空論だ、を繰り返すだけで、納得の行く案を持っていません。

自民党の中川幹事長・公明党の北川幹事長、何か無理押しをしている答弁に終始している様に思えてなりません。
政治家は、国民の立場に立って良く現実を見極め、良く考えて政策を述べてください下さい。

                      (えびなたろう)