まだ続く政治資金問題

まだ続く政治資金問題　　　　　　(007.07.20.)

　松岡農水相の後任を引き受けた、赤城農水相も同じ政治資金規正法でゴタゴタ問題がまだ続いている。

安倍さんも自民党の中で、今回の政治資金規正法がザル法であったと解ってきた様だが、それでも改定しましょうとは、言わない。
自民党の面子に掛けても言えないのかもしれないが其れだけ、後へ何時までも長引いてしまう、参議院選挙中だから、益々国民の信頼から遠ざかってしまう。
そこで遂に自民党改革本部で、資金管理団体を一本化することにし党内の内規で決定する、と言い出した。
無論こんな程度で、誤魔化そうとしても法的な拘束力の無い改正案を打ち出しても全く無意味なことで、かえって、国民からバカにされるだけの事だと思うのだが。

昨日の毎日新聞の記事の中で、赤城農相は、領収書の公開を拒む理由として、今回のザル方が、「与野党合意で作られたルールだから」と言っているそうだが、大変な勘違いで、野党は、ザル法だから、あれだけ強行に反対を続け、それでも与党が強行採決しようとするから、民主党は、妥協案として、ザル法にならない為にも一人一団体と言うところを全ての団体とする事を提案した。だが其れも蹴飛ばして、強行採決した法案ではないですか。決して野党が合意したルールではないのです。

此処まできたら、自民党は、潔く「改革直します」と言った方が事は一応収まり国民も納得すると思いますが？？。

まあ、今の安倍さんの性格では考えられない事でしょうね！。
「政治資金規正法」と言う法律は、政治とカネの問題を、透明化しようと言うのだから本来は、与野党が対立する問題ではないはずですよ！・・・
こんな事が選挙の中で何時までも争われる事は、日本の国政の恥です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（えびなたろう）