NAO日和

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「ソーシャル・ネットワーク」

2011年01月24日 | さ~た行の映画

~天才 裏切り者 危ない奴 億万長者~

目の調子が悪いから、早く見たのに、UPが遅くなっちゃった・・最近多いな、こういうの。

2010年   アメリカ映画   PG12指定    (11.1.15公開)
【第68回ゴールデングローブ賞 4部門受賞作品】
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント   上映時間:120分
監督:デビッド・フィンチャー
原作:ベン・メズリック
音楽:トレント・レズナー、アティカス・ロス
出演:ジェシー・アイゼンバーグ・・・・・・・・・マーク・ザッカーバーグ (Facebook開発者)
    アンドリュー・ガーフィールド・・・・・・・エドゥアルド・ザベリン (thefacebook共同開発者)
    ジャスティン・ティンバレーイク・・・・・ショーン・パーカー (ナップスター創始者)
    ルーニー・マーラ・・・・・・・・・・・・・・・・エリカ (マークの恋人)
    アーミー・ハマー・・・・・・・・・・・・・・キャメロン&タイラー・ウィンクルボス(双子のハーバード大学生)
    マックス・ミンゲラ・・・・・・・・・・・・・・・ディビヤ・ナレンドラ (ハーバード大学生) 

<見どころ>
世界最大のSNS「Facebook」誕生の裏側を描いた伝記ドラマ。
ハーバード大学在学中にFacebookを立ち上げた主人公たちが、一躍有名人となり巨万の富を
築くものの、金や女、裏切りの渦に巻き込まれていくさまを映し出す。
監督は、次々に話題作を送り出すデヴィッド・フィンチャー。
キャストには『イカとクジラ』のジェシー・アイゼンバーグ、『Dr.パルナサスの鏡』の
アンドリュー・ガーフィールドミュージシャンのジャスティン・ティンバーレイクら注目株がそろう。

<あらすじ>
2003年、ハーバード大学の学生マーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)は、
学内で友人を増やすためのサイトを親友のエドゥアルド・サヴェリン(アンドリュー・ガーフィールド)と
共に立ち上げる。サイトは瞬く間に学生たちの間に広がり、ナップスター創設者
ショーン・パーカー(ジャスティン・ティンバーレイク)との出会いを経て、社会現象を巻き起こすほど
巨大に成長していくが……。

<感想>
「facebook」で、史上最年少の億万長者になったマーク・ザッカーバーグの伝記映画。

一言でいうと、凡人には到底理解できない?世界のお話でした。

まず、驚いたのが、「facebook」を考案したのが、元々そのアイディアを持っていた双子くんたちから
引用して開発したもの。そりゃあ、訴訟起こされても当然。
でもって、共同開発者だったエドゥアルドからも、経営権をめぐって訴訟起こされるし。
 
で、訴訟でも理屈ばかりまくし立て、ものの言い方は、常に上から目線。
それじゃあ彼女にもフラれるわけだ。しかもフラれた腹いせに女子学生たちの写真をネットに公開して
みんなに競わせるような行動を起こすから、女性からみればイヤな男にしか見えない。
でも、本作を観て行くうちに感じたのが、人の気持ちというものを全く理解しようとしなく、
自分の興味・関心に以上に長けていること。これがまた病的なまでのものなので
ひょっとすると、主人公のマークは、病名わかんないけど、その類の障害があるのではないだろうか?
なーんて思ってしまった。そう思うと、彼の行動がすべて合点がいく。

主人公を演じた、ジェシー・アイゼンバーグの演技は見事。
いけ好かない天才の孤独を、好演。共感できないのに、最後まで目が釘付けになっちゃった。

顔の好みで言えば、エドヴァルドを演じたアンドリュー・ガーフィールド。
 
どっかで見た顔だな~と思ったら、「Dr.パルナサスの鏡」でも出演してましたね。

「天才は、常に孤独」と言うけれど、彼の場合もそう。
そんな彼が、ネットで人との繋がりを作る「Facebook」を作ったことへの過程を描いた本作は
とっても興味深く見れ、あっと言う間の2時間でした。
 
パソコンに関する専門用語がたくさん出てくるが、その辺は初心者の私でも気にせず見ることが
出来ました。それにしても、4時間で大学寮のサイトから名簿をハッキングして、女子の容姿を比較する
サイトを作ってしまう・・・・凄すぎです。(女からみると、ふざけんなよっ!だけど

どうみても偏屈な主人公だけど、彼が本当に望んでいたことは、エリカに認めてもらいたかったのでは
ないかな?そう思わせてくれるシーンが、ラストに出てきます。
あれは、ちょっと切なくて印象的な終わり方でした。

一青年のサクセスストーリーだけど、そこには女性やお金が絡んだドロドロしたものが当然あり
きれいごとだけじゃ、世の中渡っていけない、成功していけない、というのを痛感させられます。
で、これまた、実話を基にしたフィクションなんだけど、キレイごとにしなくて、ドロドロをあけすけに
描いているから、更にリアル感、感じちゃうんですよね。
だから、登場人物にはまったく共感できないけど、のめりこんで見てしまう見ごたえのある作品でした。

点数:8.5点 (10点満点)


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2 コメント

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Unknown (mig)
2011-01-25 00:21:26
こんばんは☆
NAOさん中々の高得点ですね、

うん面白かった。
GG賞にはびっくりだったけど、会話劇に惹き込まれちゃうんですよね。
かなり主演のザッカーバーグは、やられても嫌われても当然、なとこあったけど映画としてうまくエンタメ的に脚色されてて良かったです☆
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migさんへ (NAO)
2011-01-25 00:41:08
こんばんは~migさん♪

はい、なかなかの会話劇で、つい引き込まれて
見てしまいました。その分高得点になりました^^
主人公、ほんと天才だけど変人でしたね。^^;
脚色されているとはいえ、本人さんよくOKしたな~と思いましたよ。
好み分かれる作品かもしれないけど、こういうの個人的には好きですね。
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