NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

♪お知らせ♪

ブログ本文と関連性が低いコメントは、削除及びスパムとして報告させて頂く事があります。 また、名前が無記名(Unknown)のコメントも、削除させて頂きますのでご了承ください。

<2月の鑑賞予定映画>

「スクロール」「エゴイスト」「バビロン」「別れる決心」「湯道」「ワース 命の値段」

「金の国 水の国」

2023年01月29日 | 邦画

~国が動いたー--二人だけの“小さな嘘”から~

2023年  日本映画  (2023.01.27公開)
配給:ワーナー・ブラザース映画  上映時間:117分
監督:渡邉こと乃
アニメーション制作:マッドハウス
原作:岩本ナオ  「金の国 水の国」(小学館フラワーコミックス)
脚本:坪田文
音楽:エヴァン・コール
劇中歌:琴音
声の出演:賀来賢人(ナランバヤル)/浜辺美波(サーラ)
     戸田恵子(レオポルディーネ)/神谷浩史(サラディーン)
     茶風林(ピリパッパ)/てらそままさき(オドゥニ・オルドゥ)
     銀河万丈(ラスタバン3世)/木村昴(ジャウハラ)
     沢城みゆき(ライララ)

<見どころ>
岩本ナオによるコミックを原作に、アニメーション制作をマッドハウスが手掛け、
映画化。敵対する金の国の王女と水の国の建築士が、国の思惑により偽りの夫婦を
演じたことをきっかけに両国の未来を変える。ボイスキャストを王女役と建築士役
の浜辺美波と賀来賢人のほか、戸田恵子や神谷浩史、茶風林などが担当。
監督をアニメシリーズ「ちはやふる」の演出などに携わってきた渡邉こと乃が務める。

<ストーリー>
水以外は何でも手に入る商業国家「金の国・アルハミト」と、水と緑は豊かだが
貧しい「水の国・バイカリ」は、100年以上断絶していた。おっとりした性格で
誰からも相手にされない金の国の王女サーラは、ひょんなことから水の国に暮らす
家族思いの建築士ナランバヤルと偽りの夫婦を演じることになり、次第に惹かれ合う
ようになる。

<感想>
原作=既読

ほっこりしたお話が映画でもイメージ壊れずに描かれていたのがまず良かった♪

ナヤンバヤルとサーラのほんわかした関係にキュンときますし
担当した賀来賢人と浜辺美波の声が合っていたように感じました。
脇をベテラン声優陣で固めていたので、安心て観ていられました。
ライララの声が沢城さんだなんてもぅ最高です☆☆


マッドハウスが制作しているのでアニメーションのクオリティは流石高い。
音楽も、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「鎌倉殿の13人」を手掛けた
エヴァン・コールなので音楽の面でも楽しめました。

2つの国の争いを描いたお話ですが、優しいお話で悪意に満ちた人物は
出てこないので、幅広い年代で観られる作品だと思います。
今、戦争しているウクライナとロシアも、こんな風に冷静に
解決できないものだろうか・・・。

ぜひ純粋な気持ちで鑑賞を~。

点数:8点/10

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「映画 イチケイのカラス」

2023年01月22日 | 邦画

~本当に裁かれるべきは誰か~

2023年  日本映画  (2023.01.13公開)
配給:東宝  上映時間:119分
監督:田中亮
原作:浅見理都  「イチケイのカラス」(講談社モーニングKC刊)
脚本:浜田秀哉
音楽:服部隆之
主題歌:Superfly 「Farewell」
出演:竹野内豊/黒木華/斎藤工/山崎育三郎/柄本時生/西野七瀬/田中みな実
   桜井ユキ/水谷果穂/平山祐介/津田健次郎/八木勇征/尾上菊之助
   宮藤官九郎/吉田羊/向井理/小日向文世

<見どころ>
浅見理都のコミックを原作にしたドラマ「イチケイのカラス」の劇場版。
東京地方裁判所第3支部第1刑事部に在籍していた裁判官の男女が、
防衛大臣傷害事件の真相に迫る。メガホンを取るのは、ドラマ版に引き続き
田中亮。入間みちお役の竹野内豊、坂間千鶴役の黒木華ら、ドラマ版の
キャストも結集している。

<ストーリー>
イチケイこと東京地方裁判所第3支部第1刑事部に在籍していた、裁判官の
入間みちお(竹野内豊)。2年前に岡山県瀬戸内へと異動した彼は、
史上最年少防衛大臣にまつわる傷害事件を担当する。だが、事件と関連する
イージス艦衝突事故を調べるも航海内容が国家機密扱いになっており、
裁判所主導で検証を行える職権発動も適用できない。一方、入間の相棒だった
坂間千鶴(黒木華)は、裁判官の他職経験制度のもと弁護士として隣町で働き、
地元企業をめぐる事件に携わっていた。

<感想>
TVシリーズ観ていて面白かったので、映画はどうなるか?と期待して鑑賞。


舞台は岡山になり、坂間千鶴も裁判官ではなく弁護士として入間みちおと
関わっていく。TVシリーズ同様二人の掛け合いが今作でも見られて
とても楽しい。「むかつく!入間みちお!」のセリフも健在(笑)
ただ、レギュラーメンバーのほとんどが同じように岡山に異動とか
少々ご都合主義な展開が気になりましたが。


過疎化した町の住民にとって大企業の恩恵はありがたいもの。
だから問題を明らかにすることで雇用がなくなるのは死活問題。
勧善懲悪では語りにくいところは一定の理解ができます。

現実にこういうことあるんだろうな。。と感じましたが
イージス艦とか国家とか風呂敷広げすぎた感じも否めず。

坂間千鶴の人間的成長ストーリーとして観たほうがいいですね。

竹野内豊&黒木華コンビの掛け合いは健在。
華さんの坂間千鶴は最高~またTVドラマシリーズ再開希望でーす。

点数7点/10

コメント (2)
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「かがみの孤城」

2023年01月15日 | 邦画

~君を、ひとりにはしない~

2022年  日本映画  (2022.12.23公開)
配給:松竹  上映時間:116分
監督:原恵一
原作:辻村深月  「かがみの孤城」(ポプラ社)
脚本:丸尾みほ
音楽:富貴晴美
主題歌:優里 「メリーゴーランド」
孤城デザイン:イリヤ・クブシノブ
声の出演:當真あみ(こころ)/北村匠海(リオン)/吉柳咲良(アキ)
     板垣李光人(スバル)/横溝菜帆(フウカ)/高山みなみ(マサムネ)
     梶裕貴(ウレシノ)/矢島晶子(リオンの少年時代)/美山加恋
     藤森慎吾(伊田先生)/滝沢カレン(養護の先生)
     麻生久美子(こころの母)/芦田愛菜(オオカミさま)
     宮崎あおい(喜多嶋先生)

<見どころ>
直木賞作家・辻村深月による本屋大賞受賞作を劇場アニメ化。学校に居場所がなく
閉塞感を抱える少女が、ある日突然鏡の中の不思議な世界に迷い込み、そこで
出会った6人の中学生たちと共に冒険する。原恵一が監督、丸尾みほが脚本、
『心が叫びたがってるんだ。』などの A-1 Pictures が制作を担当。
オーディションで選ばれた當真あみが主人公の声を務めるほか、北村匠海、
麻生久美子、芦田愛菜、宮崎あおいらが声優陣に名を連ねる。

<ストーリー>
中学生のこころは学校に居場所がなく、部屋に閉じこもる日々を送っていた。
ある日突然、部屋の鏡が光を放ち、吸い込まれるように中へ入ると城のような
建物があり、そこには見知らぬ6人の中学生がいた。さらに「オオカミさま」と
呼ばれるオオカミの仮面をかぶった少女が現れ、城のどこかに隠された鍵を
見つけたらどんな願いでもかなえると告げる。7人は戸惑いながらも協力して
鍵を探すうちに、互いの抱える事情が明らかになり、徐々に心を通わせていく。

<感想>
年末に公開されていましたが、やっと時間がとれたので鑑賞。


原作未読なので、鑑賞後の最初の感想は、思った以上に重いテーマだったということ。
いろんな事情で不登校になった7人の子供たちの不登校に至ってしまった
背景が実に重い。しかも、新聞などで見聞きした現実的な理由ばかりなので
尚更です。

劇中、ことなかれ的な担任が出ていたが、子供が通っていた中学校に
同じような先生がまぁごろごろいて、その度にバトっていたこと思い出しましたわ。
本編で「公立中の先生は信用ならない」的なセリフがありましたが
今でもそう感じています。


時間軸がずれている子供たちが集まっているわけだが、これはすなわち
どんな時代でも子供は学校の人間関係で悩んでいる、ということだろう。
確かに私もそうだったし、娘もそうだったように。
そう思うとこの作品はなかなか重苦しいのだが、「君は一人じゃないよ。
学校行かなくてもいいよ」と背中をさすっているようにも感じて
細い光が見える終わりに仕上がっています。
一番共感したのがもえちゃんの冷静な言葉。あそこにグッときましたねぇ。。

親世代として共感することが多い映画でした。

あ・・・「真実はいつもひとつ!」ってまんまコナンじゃん(笑)
これはサービスシーンなんでしょうねぇ~☆

点数8点/10

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「嘘八百 なにわ夢の陣 」

2023年01月11日 | 邦画

~でっかい夢とロマンをつかみましょう~

2023年  日本映画  (2023.01.06公開)
配給:GAGA  上映時間:122分
監督:武正晴
脚本:今井雅子/足立伸
音楽:富貴晴美
主題歌:桐谷健太  「夢のまた夢」
出演:中井貴一/佐々木蔵之介/安田章大/中村ゆり/友近/森川葵
   前野朋哉/宇野祥平/塚地武雅/吹越満/松尾諭/酒井敏也
   桂雀々/山田雅人/ブレイク・クロフォード/高田聖子/芦屋小雁
   升毅/笹野高史

<見どころ>
空回りしがちな古美術商と落ちぶれた陶芸家のコンビが、幻のお宝を巡り騒動を
巻き起こす『嘘八百』シリーズの第3弾。大阪を舞台に、豊臣秀吉にまつわる
縁起物「秀吉七品」を巡ってだまし合いバトルが起きる。前2作に続き武正晴が監督、
今井雅子と足立紳が脚本を担当。主演の中井貴一と佐々木蔵之介をはじめ、友近、
森川葵、前野朋哉らが続投するほか、新キャストとして「関ジャニ∞」の安田章大、
『ハッピーランディング』などの中村ゆり、『シン・ゴジラ』などの松尾諭らが
出演する。

<ストーリー>
これまで千利休、古田織部の茶器を巡って騒動を繰り広げてきた骨董コンビの
小池則夫(中井貴一)と野田佐輔(佐々木蔵之介)は、かつて豊臣秀吉の出世を
後押ししたと伝えられる七つの縁起物「秀吉七品」に目を付ける。中でも鳳凰の
銘がついた茶碗は記録だけで所在が分からず、1億円級の幻のお宝として伝説に
なっていた。そんなお宝を狙い、「TAIKOH」と名乗るカリスマ波動アーティスト
(安田章大)や彼の右腕・山根寧々(中村ゆり)も絡むだまし合いバトルが勃発する。

<感想>
「嘘八百」シリーズ第3弾。
第1弾感想記事 第2弾未見


正直、この「嘘八百」が3作も続くとは思いもしませんでした。
今回は霊感商法関連に秀吉のお宝を絡ませた展開。
3作目も、関西役者陣が繰り広げるボケ・ツッコミ満載。


しかし、今回はそれほど笑えるシーンも少なかったし、何より過去作と
比べても、全体的に話の説得度が弱いんですよね。
申し訳ないが、睡魔が何度も襲ってしまった・・・・。

やっぱり1作目が一番良かったような気がします。。。。

点数:5点/10

コメント (2)
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「ブラックナイトパレード」

2022年12月30日 | 邦画

~サンタの舞台裏、お見せします~

2022年  日本映画  (2022.12.23公開)
配給:東宝  上映時間:109分
監督:福田雄一
原作:中村光  (「ブラックナイトパレード」 集英社連載)
脚本:福田雄一/鎌田哲生
音楽:瀬川英史
主題歌:Eve 「白雪」
出演:吉沢亮/橋本環奈/中川大志/渡邊圭祐/若月佑美/藤井美菜
   山田裕貴/佐藤二朗/玉木宏(声の出演)

<見どころ>
『荒川アンダー ザ ブリッジ』シリーズの原作などで知られる中村光の
コミックを、『AWAKE』などの吉沢亮主演で実写映画化。何をやっても駄目な
青年がクリスマスを裏で運営する謎の会社にスカウトされ、ブラックサンタと
して働き始める。中村原作の『聖☆おにいさん』シリーズなどの福田雄一が
メガホンを取り、『小説の神様 君としか描けない物語』などの鎌田哲生が
福田と共同で脚本を担当。共演には橋本環奈、中川大志、渡邊圭祐らがそろう。

<ストーリー>
受験も就職活動も失敗し、恋人もおらず、コンビニエンスストアで3年間
アルバイトをしている青年・日野三春(吉沢亮)。世間がクリスマスムードに
沸く中、いきなり黒いサンタ服の男に「内定だ! 今日からよろしく頼む」と
連れ去られる。目覚めた場所は、クリスマスを裏で運営しているという謎の
会社・サンタクロースハウスだった。北極にあるそこで三春は、個性的な
仲間たちと共に世界中の子供たちにプレゼントを届けるブラックサンタとして
働くことになる。

<感想>
福田監督の映画にしては、コメディ度かなり控えめなので、大笑いを期待しに
いった私としては、少し肩透かしの印象。


一番驚いたのがカイザー演じた中川大志くんのふっとんだ演技(笑)
「鎌倉殿の13人」で武士の鏡のような畠山と真逆でほんと驚きましたわ。
玉木宏は声のみの出演ですが、相変わらずいい声で癒されました。


ストーリーはツッコミだらけなので、あまり深く考えずに観たほうがいいかも。

個人的には、コメディ?ハートフル?シリアス?どうしたかったのか
中途半端な印象。終わり方が続く感じで終わってるが、これ続編やるのかしら?

点数:5点/10

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「月の満ち欠け」

2022年12月24日 | 邦画

~生まれ変わっても、あなたに逢いたい~

2022年  日本映画  (2022.12.02公開)
配給:松竹  上映時間:128分
監督:廣木隆一
原作:佐藤正午  「月の満ち欠け」(岩波書店刊)
脚本:橋本裕志
音楽:FUKUSHIGE MARI
美術:丸尾和行
劇中曲:ジョン・レノン 「Woman」
出演:大泉洋/有村架純/目黒蓮/伊藤沙莉/田中圭/菊池日菜子/小山沙愛
   阿部久令亜/尾杉麻友/寛一郎/波岡一喜/安藤玉恵/丘みつ子/柴咲コウ

<見どころ>
『鳩の撃退法』などの原作で知られる佐藤正午の直木賞受賞作を実写映画化。
妻子を同時に失い幸せな日常を失った男が、数奇な運命に巻き込まれていく。
監督は『ナミヤ雑貨店の奇蹟』などの廣木隆一、脚本は橋本裕志が担当。
大泉洋が主人公を演じ、有村架純、目黒蓮、柴咲コウらが共演する。

<ストーリー>
小山内堅(大泉洋)は愛する家族と幸せに暮らしていたが、予期せぬ事故で
妻・梢(柴咲コウ)と娘・瑠璃を同時に亡くす。深い悲しみに暮れる彼のもとに、
ある日三角哲彦(目黒蓮)と名乗る男がやって来る。彼は瑠璃が、事故当日に
面識のないはずの自分を訪ねようとしていたことや、かつて自分が愛した
女性・正木瑠璃(有村架純)との思い出を話しだす。

<感想>
原作=未読
いわゆる輪廻転生のお話。

ドラマのはじまりはジョン・レノンが射殺された直後1980年12月から始まります。

時間がかなり前後するのだが、その割には登場人物が全然老けていかないので
頭の整理に少々時間がかかったのが難点。
この手のは、映像にするとともすればホラーっぽく感じてしまうんだけど
今回も人によってはホラーっぽく感じ取るかもしれません。

私は特に、熱を出してから別人みたいになったのは生まれ変わりじゃなくて
乗っ取られたのか?本来の人格は多重人格のようにどこかへ行ってしまったのか?
このあたりが最後までモヤっと感じてしまいました。
あと、田中圭演じる元夫が、なぜ歌を歌っていた姿だけで元妻の生まれかわりと
確信したのか?(みんな最初は全く信じないのに)
いろいろツッコミどころは多々ありましたね。


有村架純さんが、この作品ではえらく色っぽく感じたのがプラス要素。
ファンは必見かと思います。
親が子を想う気持ち、子が親を想う気持ちのシーンは胸が熱くなりました。
後半のホテルでのシーンはうるっときましたねぇ。

ファンタジー話だが見方によってはホラーに感じる作品。
ラスト小学生が有村架純に戻るシーン、現実だとアウトでしょ(笑)

点数:6点/10

コメント (2)
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「ラーゲリより愛を込めて」

2022年12月18日 | 邦画

~帰国を、信じて~

2022年  日本映画  (2022.12.09公開)
配給:東宝  上映時間:134分
監督:瀬々敬久
原作:辺見じゅん 「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」(文春文庫刊)
脚本:林民夫
音楽:小瀬村晶
主題歌:Mrs. GREEEN APPLE 
出演:二宮和也/北川景子/松坂桃李/桐谷健太/中島健人/寺尾聰/安田顕
   奥野瑛太/金井勇太/中島歩/田辺桃子/奥智哉/渡辺真起子/三浦誠己
   山中崇/朝加真由美/酒向芳/市毛良枝

<見どころ>
辺見じゅんのノンフィクション「収容所から来た遺書」を原作にしたドラマ。
第2次世界大戦終結後、ソ連軍の捕虜として不当にシベリアの収容所に抑留された
日本人・山本幡男氏の姿を描く。メガホンを取るのは『とんび』などの瀬々敬久。
『浅田家!』などの二宮和也、『ファーストラヴ』などの北川景子らが出演する。

<ストーリー>
第2次世界大戦が終結した1945年。シベリアの強制収容所では、ソ連軍の捕虜と
なった山本幡男(二宮和也)ら多くの日本軍兵士たちが収容されていた。
わずかな食料しか与えられず、零下40度という過酷な状況下で重労働を強いられる
彼らに、山本は「生きる希望を捨ててはいけません。帰国の日は必ずやって来ます」
と訴え続ける。山本の信念と仲間を思う行動に勇気づけられる捕虜たち。
8年後、山本のもとへ妻からのはがきが届き、帰国の日は近いと感じる山本だったが、
その体は病にむしばまれていた。

<感想>
松坂桃李君が出演しているので公開初日に鑑賞。


シベリア抑留の話なので、きつい描写があることは覚悟していましたが
実際はこの何倍も過酷だったと思うので見ていてやはりきつかったです。
シベリア抑留の理不尽さ、過酷さ、これらが戦争を知らない世代が
知るにはいい作品だと思います。私は祖父がシベリアではないが
南太平洋で戦死しているので、この映画を観て祖父がどんな思いで
祖母がどんな思いで父・叔父を育てたのか、祖父母の気持ちを
思いながら鑑賞していました。


俳優陣は、実力ある方ばかり揃っているので本当に見ごたえありました。
あと、犬のクロがとても良かった!船を追いかけて氷海に飛び込むシーンは
フィクションではなく実話だったということに驚き。舞鶴まで無事について
引き取られたそうですが、あのシーンは涙腺崩壊でしたよ(涙)


11年もの間過酷な抑留生活でやっと帰国できても、PTSDなど発症し
肉体・精神ともにやられ、社会復帰できるのに相当時間がかかったのは
映画では描かれていません。映画ではすぐに4人が届けたかのように
見えますが、実際は最後の遺書が届くまで30年かかったそうです。

山本夫妻の絆の深さには感動しましたが、戦争の悲惨さ愚かさを
改めて実感した映画でした。ウクライナのこともあるので
猶更そう感じました。

「戦争って、ほんとに酷いもんですね」 この一言につきます。

点数:8点/10

コメント (2)
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Netflixドラマ 「First Love 初恋」

2022年12月13日 | 邦画

~若さ、自由、そして恋愛。全てを手に入れたような気がしていた10代の頃。
 でも大人になった2人は、まるで大切な何かを失ってしまったかのような、
 色あせた日々を生きていた~

2022年 Netflixオリジナルドラマ (配信開始2022.11.24)
企画・原案:Netflix
監督・脚本:寒竹ゆり
出演:佐藤健/満島ひかり/八木莉可子/木戸大聖/夏帆/美波/中尾明慶
   荒木飛羽/アオイヤマダ/濱田岳/向井理/井浦新/小泉今日子

<概要>
1999年に発売された宇多田ヒカルの名曲「First Love」と、その19年後に発表された
「初恋」という2つの楽曲にインスパイアされたラブストーリー。
1990年代後半と、2000年代、そして現在の3つの時代が交錯し、20年余年に渡る
忘れられない“初恋”の記憶をたどる一組の男女の物語が展開する。

<感想>
本来は映画の感想ですが、番外編として話題のドラマの感想。
満島ひかり×佐藤健主演ということで期待して視聴しましたが、いやぁ泣けた。


20年に渡る話を過去・現在が交差してのストーリーなので最初「?」と
感じてしまうかもしれませんが、慣れれくると気になりません。
なにより映像が美しく音楽もストーリーを邪魔しない音楽をチョイスしていて
視覚・聴覚のバランスが実にうまいです。
BGMの1曲にバッハの「ゴールドベルグ変奏曲」が使用されていますが
これがまた実にいいんですよねぇ~♪


特に学生時代を演じた八木莉可子・木戸大聖の二人のピュアな演技には
キュンキュンしてしまいます。この2人、絶対伸びるだろうなぁ。

全9話、一気に観てしまう、とにかく期待以上のドラマでした。
Netflix加入されている方はぜひぜひ!
私は一気見して、もう1度見直しています。
2回見ることで、あの時あの表情の意味はこういうことだったのか~と
確認しながら号泣しています(笑)

それにしても、この曲を作曲した宇多田ヒカルの天才に改めて驚愕。
だって、この曲を作ったの10代半ばですよ?



点数10点/10

コメント (8)
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「ある男」

2022年12月07日 | 邦画

~愛したはずの夫は、まったくの別人でした~

2022年  日本映画  (2022.11.18公開)
配給:松竹   上映時間:121分
監督:石川慶
原作:平野啓一郎
脚本:向井康介
美術:我妻弘之
音楽:Cicada
出演:妻夫木聡/安藤サクラ/窪田正孝/清野菜名/真島秀和/小藪千豊
   坂元愛登/山口美也子/きたろう/カトウシンスケ/河合優実
   でんでん/池上季実子/仲野太賀/真木よう子/柄本明

<見どころ>
映画化もされた「マチネの終わりに」などで知られる平野啓一郎の小説を映画化。
死後に別人と判明した男の身元調査を依頼された弁護士が、他人として生きた男の
真実を追う。監督は『蜜蜂と遠雷』などの石川慶、脚本は向井康介が担当。
主人公を石川監督作『愚行録』などの妻夫木聡、彼に調査を依頼する女性を
『百円の恋』などの安藤サクラ、彼女の亡き夫を『初恋』などの窪田正孝が演じる
ほか、眞島秀和、仲野太賀、真木よう子、柄本明らが共演する。

<ストーリー>
弁護士の城戸章良(妻夫木聡)は、かつての依頼者である谷口里枝(安藤サクラ)
から亡き夫・大祐(窪田正孝)の身元調査を依頼される。離婚歴のある彼女は
子供と共に戻った故郷で大祐と出会い、彼と再婚して幸せな家庭を築いていたが、
大祐が不慮の事故で急死。その法要で、疎遠になっていた大祐の兄・恭一(眞島秀和)
が遺影を見て大祐ではないと告げたことで、夫が全くの別人であることが判明したの
だった。章良は大祐と称していた男の素性を追う中、他人として生きた男への
複雑な思いを募らせていく。

<感想>
久々に妻夫木聡の主演映画ということで早々に鑑賞。
石川慶監督作品は少し苦手だったのですが、これは集中して鑑賞することが出来ました。


主要キャラ3人の演技は抜群の安定感。そして登場場面は少ないが
柄本明の存在感ある演技は毎度のことながら圧倒されます。
あと、息子を演じた坂元愛登君の演技にもらい泣き。
複雑な感情を自然に演じていて素晴らしかった。今後が楽しみです。


冒頭とラストに出てくるルネ・マグリットの絵画がなかなかシュール。
映画のカットでも「鏡」のような効果を狙ったアングルが出てきましたが
この絵画もそんな意味合いなのでしょう。
「xの正体」を通して主人公の生い立ちを自身が再確認させられてしまうという
ストーリーが本筋だったのではないか?となると、ラストのカットも
納得できます。

思想的には好みでないし、なかなか複雑な作品ですが、
結構余韻が残る映画でした。
これは賞レースに食い込んでくるでしょうねぇ~。

点数:7点/10

コメント (2)
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「母性」

2022年12月03日 | 邦画

~母の愛が、私を壊した~

2022年  日本映画  (2022.11.23公開)
配給:ワーナーブラザース映画  上映時間:116分
監督:廣木隆一
原作:湊かなえ 「母性」(新潮文庫刊)
脚本:堀泉杏
美術:丸尾知行
音楽:コトリンゴ
主題歌:JUJU 「花」
出演:戸田恵梨香/永野芽衣/三浦誠己/中村ゆり/山下リオ/吹越満
   高橋侃 /落井実結子/高畑淳子/大地真央

<見どころ>
実写化もされた「告白」「ポイズンドーター・ホーリーマザー」などで知られる
湊かなえの小説を映画化。一人の女子高生の死を巡り、母と娘それぞれの視点に
よって衝撃的な事実が浮かび上がる。監督を『ナミヤ雑貨店の奇蹟』などの
廣木隆一、脚本を『窮鼠はチーズの夢を見る』などの堀泉杏が担当。
娘を愛せない母を『SPEC』シリーズなどの戸田恵梨香、母の愛を求める娘を
『マイ・ブロークン・マリコ』などの永野芽郁が演じるほか、三浦誠己、
中村ゆり、山下リオ、高畑淳子、大地真央らが出演する。

<ストーリー>
ある日、女子高生の遺体が発見される。事故や自殺か、あるいは他殺なのか、
その真相は不明だった。悲劇に至るまでの過程が母・ルミ子(戸田恵梨香)と
娘・清佳(永野芽郁)それぞれの視点で明らかになっていくものの、双方の
証言は同じ出来事を回想しているにもかかわらず食い違い、母と娘の複雑な
関係が浮き彫りになる。

<感想>
原作=未読
予告編でイメージしたのと全然別なのでびっくり。


ミステリー作品と宣伝されていましたが、ミステリー要素低いでしょ。
冒頭いきなり大人の永野芽衣ちゃんが出てくるんだもん。
原作読んでないからなんともいえないけど、伏線含ませての流れに
できなかったのかしら?


戸田恵梨香・永野芽衣の新たな演技にも注目しましたが
個人的には大地真央・高畑淳子、2人の対照的な母親の演技が素晴らしかった。

それにしても今回も、自分のことしか考えない大人の言動が描かれていて
観ていて苦しくなる場面もあり。それでも、なんだかんだでまるく
おさまった感じがして、終わってみると湊かなえの作品にしては
希望がもてる終わり方になっていました。

「玄関・台所・食卓以外は他人の家だから」と話していたルミ子が
ラスト、義妹りっちゃんの部屋に入っていくシーンは、なんか
救われたような気がしました。しかし、娘に対して愛情が芽生えたのかは
怪しいところですが・・。

ある意味予告編詐欺的な映画でした。予告編ってやっぱ大事ですよ(笑)

点数:6点/10

コメント (2)
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