NAO日和

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「キングダム 大将軍の帰還」

2024年07月19日 | 邦画

~忘れられない戦いが始まる~

2024年  日本映画  (2024.07.12公開)
配給:東宝=ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント  上映時間:146分
監督:佐藤信介
原作:原泰久
脚本:原泰久/黒岩勉
美術:小澤秀高
音楽:やまだ豊
衣装:宮本まさ江
甲冑デザイン:宮本まさ江
主題歌:ONE OK LOCK 「Delucion:All」
出演:山崎賢人/吉沢亮/橋本環奈/清野菜名/山田裕貴/岡山天音/三浦貴大
   新木優子/高橋光臣/平山祐介/高島政宏/要潤/加藤雅也/山本耕史
   吉川晃司/草刈正雄/長澤まさみ/玉木宏/佐藤浩市/小栗旬/大沢たかお

<見どころ>
中国春秋戦国時代を舞台にした原泰久のコミックを原作に、山崎賢人と吉沢亮が
中華統一を目指す主人公を演じるアクションの第4弾。『キングダム 運命の炎』で
描かれた「馬陽の戦い」に続き隣国・趙との戦いが展開し、大将軍への道をまい進
する主人公の信をはじめとする秦の兵たちが、趙のホウ煖や李牧と死闘を繰り広げる。
共演は橋本環奈や長澤まさみ、吉川晃司、小栗旬など。
監督を前3作に引き続き佐藤信介が務める。

<ストーリー>
中国春秋戦国時代。大将軍になる夢を抱いて飛信隊を率いる信(山崎賢人)は、
趙軍との馬陽の戦いでの勝利に貢献する。しかし、趙軍の総大将・ホウ煖(吉川晃司)
の軍勢が飛信隊を急襲。飛信隊は森の中で散り散りになってしまう。
一方、北の大地では山の民を統率する楊端和(長澤まさみ)が、趙の軍師・李牧
(小栗旬)の存在に恐れを抱いていた。

<感想>
原作=既読
過去記事:「キングダム」 - NAO日和
     「 キングダム2 遥かなる大地へ」 - NAO日和 
     「キングダム 運命の炎」 - NAO日和


原作13巻~16巻、場陽の戦い後半のストーリー。

邦画史上最高のシリーズ最終章ではないでしょうか。
もぅね、素晴らしすぎて「なんもいえねぇ!」の心境です。


主演は山崎賢人さんですが、今作は大沢たかおさんが主演といっても
過言はないでしょう。原作を知ってるからかもだが、存在が圧倒。
この作品の為に過去作があったかのような・・。
大沢さんがこの作品に掛けたというのがよくわかります。
原作読み返しても、もはや王騎=大沢たかおにしか見えない。


タイトル「大将軍の帰還」ですが、ラストにその意味がわかります。
これは原作になかったので、この終わり方はちゃんと信の見せ場を作って
終わる・・・実にお見事。


間違いなく邦画史に残る作品。日本映画も頑張ったら、ここまで壮大な
ものが作れるんだ、と胸熱になりました。
シリーズ通して携わってくださったスタッフの方々に感謝。

ぜひ、この壮大な作品を映画館で見ることをオススメします。
あと、ハンカチお忘れなく。私は号泣でした。
王騎将軍見たさに、IMAXでもう1度見ようと思います。

点数:10⁺α/10


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