<11月の鑑賞予定映画>
~あの小さな家に閉じ込めた、私の秘密~
2013年 日本映画 (2014.01.25公開)
配給:松竹 上映時間:2時間16分
監督:山田洋次
原作:中島京子 『小さいおうち』(文藝春秋刊)
脚本:山田洋次/平松恵美子
音楽:久石譲
出演:松たか子/黒木華/吉岡秀隆/片岡孝太郎/妻夫木聡/倍賞千恵子/木村文乃
橋爪功/吉行和子/室井滋/中島朋子/小林稔侍/夏川結衣/米倉斉加年
<見どころ>
第143回直木賞を受賞した中島京子の小説を、名匠・山田洋次が実写化したラブストーリー。
とある屋敷でお手伝いさんだった親類が残した大学ノートを手にした青年が、そこにつづられて
いた恋愛模様とその裏に秘められた意外な真実を知る姿をハートウオーミングかつノスタルジック
に描き出す。松たか子、黒木華、吉岡秀隆、妻夫木聡、倍賞千恵子ら、実力派やベテランが結集。
昭和モダンの建築様式を徹底再現した、舞台となる「小さいおうち」のセットにも目を見張る。
<ストーリー>
健史(妻夫木聡)の親類であった、タキ(倍賞千恵子)が残した大学ノート。それは晩年の彼女が
つづっていた自叙伝であった。昭和11年、田舎から出てきた若き日のタキ(黒木華)は、東京の
外れに赤い三角屋根の小さくてモダンな屋敷を構える平井家のお手伝いさんとして働く。
そこには、主人である雅樹(片岡孝太郎)と美しい年下の妻・時子(松たか子)、二人の間に
生まれた男の子が暮らしていた。穏やかな彼らの生活を見つめていたタキだが、板倉(吉岡秀隆)
という青年に時子の心が揺れていることに気付く。
<感想>
原作=未読
予告編でうたわれていた、“封印された秘密”というのが気になって、観に行ったのですが
小津作品を感じるなかなか古典的な作品に仕上がっていました。
松たか子さんは、「ヴィヨンの妻」でも思いましたが、こういう昭和モダンな感じの髪型&着物が
本当に艶やかで、同性から見ても、仄かな色気を感じました。
黒木華さんは、顔が古風な顔立ちなので、現代ドラマよりも、こういう時代の方がしっくりと
きます。また女中姿が、見事にハマってる(笑)。
逆に、ミスキャストと思ったのが、相手役の吉岡秀隆さん。
あんな風貌で、美人妻がなびくのか?もっと他に色気のある俳優さんいなかったのか?
かなりドン引きしたんですけどぉ~( ̄▽ ̄;)
タキさんの秘密は、予想はついていたけれど、個人的な感想を言えば、タキさんも
実は、板倉が好きだったのかな?と感じました。
板倉も奥様も好きだったけれど、タキさんのことも想ってたのかな?なんても感じました。
真相は、結局のところ観客の想像に・・・・ってとこでしょうか。
戦争はある日突然やってくるのではなく、じわじわと市民生活に忍び寄り、気が付けば
もう後戻りできなくなっている。それが何気ない会話で伝わっていました。この雰囲気、
今の時代もちょっと似ているかも?山田監督、それを伝えたかったのかもしれませんね。
上映時間がちょっと長すぎて、え~これ必要?と思うシーンもいくつかあり・・・。
その割には、ラストあっけなかったし・・蛇足感を感じてしまい、もったいなかったです。
女優さんたちの演技が光っていた、なかなか奥の深い作品でした。
私は、吉岡君が全くダメで恋愛部分は全くのめりこめませんでしたが、松さん黒木さんの
役どころには、かなり共感出来ました。
女性は、恋をすると顔が乙女になるのよね、っていうのが良くわかる~。
点数:7点 (10点中)
~この“ファミリー”に要注意~
2013年 アメリカ/フランス合作 PG12指定 (2013.11.15公開)
配給:ブロードメディア・スタジオ 上映時間:111分
監督:リュック・ベッソン
製作総指揮:マーティン・スコセッシ/タッカー・トゥーリー
原作:トニーノ・ブナキスタ 『隣りのマフィア』(文春文庫刊)
脚本:リュック・ベッソン/マイケル・カレオ
音楽:エフゲニー・ガルペリン/サーシャ・ガルベリン
出演:ロバート・デ・ニーロ/ミシェル・ファイファー/トミー・リー・ショーンズ
ダイアナ・アグロン/ジョン・ディレオ/ジミー・バルンボ/ドメニク・ランバルドッツィ
<見どころ>
ロバート・デ・ニーロ演じる元大物マフィア一家と現役マフィアとの対立を、製作総指揮
マーティン・スコセッシ、監督リュック・ベッソンで描くクライムコメディー。
FBIの証人保護プログラムのもとで偽名を使い、世界を転々とする元大物マフィアファミリーが
マフィアの雇った殺し屋グループとの壮絶な戦いを繰り広げる。
主人公の妻役にミシェル・ファイファー、一家を監視するFBI捜査官役でトミー・リー・ジョーンズが
共演。一家が見せる豪快で息の合ったアクションはもちろん、スコセッシとデ・ニーロが組んだ
『グッドフェローズ』をほうふつさせるシーンなども見どころだ。
<ストーリー>
フランスのノルマンディー地方の田舎町に引っ越してきたアメリカ人のブレイク一家。
主人のフレッド・ブレイク(ロバート・デ・ニーロ)は元マフィアで、FBIの証人保護プログラムを
適用されているため、一家は世界中を転々としながら暮らしている。そんなある日、フレッドに
恨みを持つマフィアのドンが彼らの居場所を特定し、殺し屋軍団を送り込むが……。
<感想>
去年公開の作品ですが、やっと近くの映画館で上映してくれたので、そそくさと行ってきました。
暴力ファミリーだが、仕返しのシーンとかは、観てて痛快。
デ・ニーロは、元マフィアのボス役だが、こういう役は板についてますね。
個人的には、ダイアナ・アグロンが可愛くて、萌えモード発令してしまった。
逆に、若いイケメンがいなかったのが残念。 デ・ニーロ様は渋くて良かったが。
本編を観て、タイトル名は、飼い犬の名前ということがわかったのですが
マフィアに追われて、転々とする度に名前を変える一家で、唯一名前を変えないのがこの飼い犬。
ちょっと皮肉めいたタイトルを付けるあたり、ベッソンらしい作品だったと思います。
点数:8点 (10点中)
長年使っていたパナソニックのLUMIXスマホ。
写真は、LUMIXだけあって、性能もよく満足だったのですが
回線のほうは。買った当初から、突然フリーズするわでいまいち不満。
それ以外はまぁまぁだったのですが、ここ最近まだバッテリー残量があるのに
突然シャットダウンしたり、残量満タンにして寝たのにもかかわらず
朝起きたら、バッテリーがなくなってて、携帯アラームが作動しなかった・・・
なんて事態が続いたので、消費税が上がる前に、もぅ替えてしまおう!と決意。
当初は、Xperiaにしようと考えていたのですが、家族全員猛反対。
:「docomoからやっとiPhoneが出たのに何で!?」
:「迷わずiPhoneでしょ!」
:「iPhoneにしなさい!!!」
と、半ば強制的な状態???で、iPhoneに機種変更することになってしまいました。
で、めでたく、iPhone5Sを購入。
買うなら、GOLDと思ってたので、在庫があってラッキー。
AndroidからiPhoneに変わるので、いろいろと面倒なのは買う前から聞いていたので
実のところ、その作業が非常におっくうだった私。
いろいろアプリ取り込んだりしましたが、そのたびに、パスワード設定とかあるし・・。
買ったら買ったで、新たにアップルIDをとるだの、Siriとかいろんなのに
入るたびに、設定するので、それがどのパスワード番号かメモるのに、必死でしたよん。
おかげで、朝ドコモショップで手続きし、昼から自分一人でiPhone設定に悪戦苦闘。
終わってみれば、15時に!
お昼ご飯抜きでやってて、倒れそうになりましたよ。
てなわけで、めっちゃ苦労しましたが、無事iPhoneが使えるようになりました。
確かに、回線サクサク動きますね。 なかなか良いです。
夜には、iPhoneを喉から手が出るほど欲しがっている娘と息子が占拠。
なんと、私より、iPhoneを使いこなしているではないか・・・・。
Siriで、遊び倒していましたよ。
:「Siriがあるのが、iPhoneのいいとこじゃないのさ!」
Siriなんて、初めて知ったよ。
子供に教わりながら?iPhone使いこなしていきたいと思います。
週末は、学生時代のピアノ恩師であるO先生と一緒に、狛江までコンサートに行きました。
O先生が、支援しているピアニスト高田匡隆さんと東フィルとの共演です。
この日は、ベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」を演奏。
深みのある、品の良い音に酔いしれることが出来ました。
終演後、高田さんにサインを頂き、お話することも出来ました。
(O先生のおかげね~)
とっても気さくな方で、楽しく歓談することが出来ました。
O先生とは、3年ぶりにお会いしましたが、相変わらずパワフルな先生で
日舞とバレエにお忙しい毎日のご様子でした。
ピアノ指導は、還暦ですっぱり辞めてしまわれ、今は、若手ピアニストの
支援活動をされています。
O先生の門下生の私ですが、はっきりいって門下生の中では劣等生で
学生時代、先生と面と向かってお話なんて、ぜーんぜん出来ませんでした。
今でも先生の前では緊張しっぱなしですが、自分も大人になり時間も経ったせいでしょうか?
この日は、先生とたくさんお話することが出来、学生時代では
考えもしないくらい、ぶっちゃけたお話もすることが出来て、
緊張もしましたが、とても楽しい時間を過ごしました。
劣等生だった私ですが、今でもこうして教える仕事をし、
なおかつ、スキルアップの為、ピアノのレッスンに通っていることを
先生は、すごく褒めてくださって、とっても嬉しかったです。
また数年後お会いする時、成長した姿を先生にお見せできたら・・と思います。
先日、前から気になっていた「串家物語」にようやく行ってきました。
平日のお昼に行き、90分食べ放題(1575円)を注文。
テーブルに串揚げ機があり、好きな具材をとって自分で揚げて行きます。
たれも6種類ほどあるほか、ブレンド塩も数種類あり、
パスタ・焼きそば・サラダ・ご飯(お茶漬けや炊き込みご飯)、カレー・デザート・飲み物
とまぁ、けっこうてんこ盛りにありました。
揚げたてあつあつを頂けるのはいいですよね。しかも食べ放題。
スイッチが入ってしまい、90分終わってみれば、串揚げだけで30本1人で食べていました。
お友達も、さすがに呆れてた様子でしたね。。。
子供も喜びそうなので、今度は家族で行きたいですが
この値段でこれだけ食べられるのですから、休日は並ばないといけないんでしょうね・・。
串家物語 テラスモール湘南店
神奈川県藤沢市辻堂神台1丁目3番1号 テラスモール湘南4階
営業時間:11:00~23:00(ラストオーダー22:30)
℡:0466-38-2441
~恋と仕事。人生最大の審査(ジャッジ)!~
2013年 日本映画 (2014.1.11公開)
配給:松竹 上映時間:105分
監督:永井聡
脚本:澤本嘉光
美術:相馬直樹
音楽:平沢敦士
主題歌:サカナクション 「アイデンティティ」
出演:妻夫木聡/北川景子/リリー・フランキー/鈴木京香/豊川悦司
新川良々/玉山鉄二/田中要次/風間杜夫/でんでん/加瀬亮/竹中直人
<見どころ>
世界的にも有数の広告祭に参加することになった新人広告マンが、自社CMのグランプリ
獲得を目指して奔走するさまを描くコメディー。名字の読みが同じことからニセ夫婦として
広告祭に参加する会社の同僚を、妻夫木聡と北川景子が演じる。
ソフトバンクモバイルの「ホワイト家族」シリーズなど数々のヒットCMに携わってきた
澤本嘉光が脚本を手掛け、監督はCMディレクター出身の永井聡が担当。
広告業界の裏側を知り尽くした二人が描くストーリーに引き込まれる。
<ストーリー>
大手広告代理店に入社して間もない太田喜一郎(妻夫木聡)は、審査員として参加予定の
世界一のテレビCMを決定する広告祭に向かう。夜ごと開催されるパーティーには同伴者が
いなければならないことから、同じ職場の大田ひかり(北川景子)も妻として一緒に行くことに。
さまざまな国から集結したクリエイターたちが自分の会社のCMをグランプリにしようと奔走
する中、太田もひかりと共に奮闘する。
<感想>
あんまり期待しないで観に行ったのですが、あら?意外に良かったわ。
妻夫木君は、こういうコミカルな役、本当に水を得た魚のようにいきいきとした演技されますね。
もぅ終始爆笑ものでした。ダメ男役なんだけど、妻夫木君が演じるとな~んか憎めない。
豪華な俳優陣で、加瀬亮さんとか、あんなチョイ役でいいの?だったし、松本伊代さんも
あれだけの為に出たの?という役。意外な人がちょろちょろ出てますので、それを探すのも
面白かったです。でも、新川良々さんのブラジル人は、どうみても無理がありますが。
監督と脚本家は、CM業界出身なので、いろんな裏話などをいれながらの構成は
面白かったです。あと、いろんな伏線が張っていたのも良かったし、小ネタに終始
笑っちゃいました。
劇中に使われたエースコックのCMとトヨタのCMは、実際、TVで流れてましたね。
トヨタのCMは、ものすごくインパクト大のCMで印象に残っていたので、あ~これこれ
あったよね~♪・・・・と思いながら観ていました。
意外に感じたのは、配給会社。松竹作品とは驚き。てっきり東宝かと思いましたよ。
やるじゃん、松竹。でも、よくテロップを見ると、フジテレビが・・・・・・あ~納得。
なにも考えずに観られる映画で、娯楽映画をして、十分楽しめる作品でした。
点数:8点 (10点中)
↓ 劇中で使われた実際のトヨタのCM。 うん、いいCMですよね。
今日、ポストを見たら、B’zファンクラブよりでっかい小包が届いてた。
ビーパで懸賞出した覚えないんやけどな?と思いながら
重た~~い小包を開けたら、なんと会報100号誌だった。
しかも、100号記念ということで、ハード本という豪華さ。
娘が、:「うちの高校の卒業アルバムより豪華」
というだけあって、学校の卒業アルバム並みの、ハードカバー&分厚さ。
なんて太っ腹なビーパ様!
25年分が凝縮された永久保存版の100号誌でした!
いやぁ~見応えあるわぁ~~。
で、萌え度炸裂の写真いっぱい!
きゃ~稲葉さんのサーフ姿~~~!(≧▽≦)
・・・・・・と、今宵一人ではしゃいでおります。
今週から、2014年のレッスンを開始しました。
冬休み期間中でも、頑張って練習していた子、
ものの見事に何にもしていなかった子と2極化に分かれていましたが、
それでも全員休まず元気にレッスンに来てくれて嬉しく思います。
で、今年も、目標カードを配布。
今年、なにを目標にどうやってとりくむか?
それぞれ考えて、次回、持ってきてほしいと思います。
教室全体としては、この年末年始で、高校&大学受験の為
3人がいっぺんに退会されたので、少し人数が少なくなってしまいました。
今年は、生徒さんが増えてくれるよう、ちょっと努力したいです。
こんな感じで2014年がスタートしました。 生徒さんたちの成長、楽しみです。
~この空に願う、未来 ―― 壮大な愛の物語~
2013年 日本映画 (2013.12.21公開)
配給:東宝 上映時間:144分
監督:山崎貴
原作:百田直樹 『永遠の0』(太田出版刊)
脚本:山崎貴/林民夫
音楽:佐藤直紀
主題歌:サザンオールスターズ 「蛍」
出演:岡田准一/三浦春馬/井上真央/濱田岳/荒井浩文/吹石一恵/染谷将太
三浦貴大/上田竜也/田中泯/山本學/風吹ジュン/橋爪功/平幹二朗/夏八木勲
<感想>
1回目の感想記事は、こちら→ 「永遠の0」
まさか、今年1本目の映画が、2回目鑑賞とはちと予想外。
実は、娘がやっと最終課題が終わって、ホッと一息ついたので映画が観たい!と言い
「永遠の0」をリクエストしたので、一緒に観に行かされた次第。
終わってみれば、2回目なのに大泣き、娘は大号泣していました。
2回目も、やはり橋爪功、山本學、田中泯、夏八木勲の熟練俳優陣の演技に
圧倒され、そして涙してしまいました。
戦死した私の祖父もどんな思いで亡くなったのか?
どんな思いで、その知らせを祖母は聞いたのだろうか?
もっとちゃんと向き合って祖母の話を聞いとけばよかったと、改めて感じました。
映画鑑賞後、そんな話をしていたら、娘が
「今、話してて、ようやく曾祖母ちゃん亡くなったっんだなっていうの実感したよ」
と、ぽつりとつぶやいていました。
戦争を語り継ぐ世代が、だんだん少なくなっている今、こういう映画が公開される
ことが大事なんだな、と感じました。娘の世代にもぜひ観てほしい作品ですね。
しかしながら、原作にあった新聞社の件&軍の上層部の件もカットはやっぱり残念。
まぁ、これは仕方ないのかもね。
だから、やっぱり原作を読んで!と言いたいですね。
点数:10点 (10点中)
この冬休み、娘ははっきり言って、正月休みどころではありませんでした。
1年の最後の課題が冬休み明けに提出なので、滋賀に帰省する時も
画材道具一式持って帰って、ちまちまと作業をしていました。
何をしたたかと言いますと、建築模型の課題。
課題の模型と、製図の2つを仕上げるのですが、これまた面倒な作業で・・・・。
A1の紙を広げて書くし、模型を置くから、広いところでないと作業が出来ない。
となると、リビングしかないわけですよ~。
おかげで、年末、あんなに、キレイにしたリビングが、年明けそうそうこんなことに!
娘の部屋が、そのままリビングに移った状態になってしまった・・・・。
昨日&今日と徹夜で作業し、夜明けになんとか完成し、今日無事持って行きました。
ぐちゃぐちゃになったリビングは、私がちまちまと片付けましたよっ。
それでも、自分で望んだ大学に行ったのだから、必死でやっています。
やっぱり、必死さがみられると、親としては応援したくなりますよね。
さて、講評結果はどうでるか?私もドキドキです。 がんばれ~娘!