日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

君がいたから、君がいるから

2010-02-18 10:30:39 | 読書

「酸素!!!」

生まれたばかりの赤ちゃん。

或いは生後間もない赤ちゃんに お医者様が 「酸素!」 と叫んだら…。

甥っ子の出産に立ち会った母は、一瞬、ぞっとした…といいます。

知っていれば、「障害」の文字が脳裏を駆け巡るから。

 

一昨日から今日の夕方からの英語のレッスンを挟んで7日間の連勤が続く、

今朝は、そんな忙しい一週間の、ひとときの休息時間。

何か ノンフィクションが読みたくて、たまたま出逢った本。

「君がいたから、君がいるから」

それが、知的障害を持つ子供と母親、再婚した家族の物語。

綺麗事だけでは済まされない家族の葛藤。

家族だからこそ、語れること。

普通学級か、特殊学級か。

見た目は健常者。

さまざまな場面、、、博多のキャナルシティで利用者さんと一緒に買い物をしたときのこと。

施設の中と外。

この選択で良いのか、いや、いつだって変更可能なんだ…

各章がリアルに迫ってきました。

私が実際に知る、色々な人たちの、さまざまな場面が浮かびながら…。

 

私がここで何かを語るより、まずは読んで欲しい一冊です。

「君がいたから、君がいるから」  松浦美涼 

上記のリンク先から立ち読みもできます(6章まで)

アルファポリスより発売中。

 

すず

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6 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
う~ん (相衛門)
2010-02-18 23:41:42
すずちゃん(^^)

考えさせられる話だね
簡単にコメント出来る話では無い
書ける言葉が無いよゴメンね
返信する
相さまへ (すず)
2010-02-19 05:21:51
おはようございます。
そうなんです。
私も多くの知的障害の利用者さんと
接してきたので、
リアルでした。
簡単に言葉が出ませんよね。
でも、それが誰もが感じることだと思います。
コメントありがとうございます。
感謝します!!

今日から早番。入浴介助の当番の日です。
仕事へいってきますね!
返信する
障害をもつということ、障害を知るということ (紫の上)
2010-02-20 07:46:51
読ませていただきました。

子供が自分の不注意で障害を持つように

なったのではないか・・と心を痛め、

また 自分の子供をなかなか受け入れられない

心の葛藤・・・

読み進むほど、衝撃を受けますね。

以前「五体不満足」の本を目にした頃から

それまで世間にあまり目に触れる事の

なかった障害に関する著書が多く

出版されるようになり、

良くも悪くも、健常者と障害者の壁は

なくなりつつあります。

実際に知ったからといって自分が

直接そのかたに手を差し伸べる事は稀ですが

もし身近にそういうことを目撃した時や、

あるいは 身近に遭遇した時は

目をそむけることなく接しようという

心の準備は出来てきたような気がします。

気がします・・・というのは

もちろん それが自分の家族に起きた事では

ないからで、なんとなく当事者にたいして

どうしても「健常者であること」が

身のおき処がないような感覚があり

みずから進んで積極的に関わろうという

ところまで踏み出せていないからです。

Mayouさんはお仕事で毎日接して

普段の生活の中で密接に関わって

いらっしゃいますから

考える前にまず行動ありき・・なんですね。
返信する
Unknown (なつ)
2010-02-20 14:18:19
発達障害の子供が身近にいます。

先日もセミナーをうけてきました。

私自身も人と違って個性が強い。

どこからが病気でどこからが個性?

みんな個性だと思います。

みんなそう思ってくれたらいのに。
返信する
紫の上さまへ (すず)
2010-02-22 00:25:29
コメントありがとうございます。
しかも・・・!
読んで頂けたのですね!!!
お時間をお取りして下さってありがとうございます。
密接に関わる機会が日常的に無い方に
むしろ読んで頂きたいと願って
ここに紹介させて頂きました。

(・・・とはいっても、作者の方は私のことは
何もご存じありませんが)

幼児、とくに乳児の発熱は一刻を争う事態に成ることが多いので、
没頭部分を読んで、「え?」と信じられないと思ったのは事実ではあります。
しかも二人目のお子さんだったので、
更に驚きましたが、
著者の方は、ここからよく立ち直ったと思います。
自分の不注意で、自分を責める、
ここから先、どう行動するのかこそが
大事なのだと、教えてくれているという意味でも障害に関係なく広く読まれるといいと思う本だと思いました。

私の場合、身内も仕事も無関係ではないので
行動と考えることが ほぼ同時進行という感じです。

人間、日々、死に向かって歩いているわけで、
老いも避けては通れない。
いずれ誰にでも起こりうることなんですよね。

色々な利用者さんと接する中で、少しだけ自分も強くなれたような気がしています。
返信する
なつさんへ (すず)
2010-02-22 00:29:00
アスペルガー症候群やLDなんて、
まさに そうですよね。
織田信長も発達障害だったのでは?
と言われています。
トム・クルーズは、確かLDではなかったでしょうか・・・?

「適応能力」は必要ですが、
「個性」だって必要。

詩人、金子みすず 「みんな違って、みんないい」

私が小学生の頃から大好きな詩の一節です^^
返信する

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