つれづれの記

日々の生活での印象

蛍光灯が新しくなりました

2010年08月24日 17時25分43秒 | 日記
2010年8月24日(火)  蛍光灯が新しくなりました


 先に、当ブログで、
  スイッチの不具合 その1 蛍光灯(2010/6/9)     
として、長年使ってきた、リビング天井についている蛍光灯の、スイッチの不具合等について触れた。その後も、この蛍光灯、近くで振動があったりすると、一瞬消えるなど、不安定な現象が時々現れる。本体内部の、部品の不良だろうと睨んでいて、買い換えるのは時間の問題だったのだが、万が一、漏電で火災になったり、ブレーカーが飛んで、停電になったりする恐れもあることから、一昨日の日曜に、近くのホームセンターに出かけ、前から、目星を付けていた機種を買い求めた。
 以前に下見した時は、7~8千円位だったものが、夏の特別セール期間とあって、5千円程で手に入った。運よく、その日は、そのセールの最終日であった。
新蛍光灯は、従来のものと比べると、大きさは、ほぼ同じだが、非常に軽量で、カバーの取り外しが極めて簡単、蛍光管も、細いスリム形である。
 扇風機が壊れているので、ついでに買おうとしたが、猛暑続きのこの夏、予想が当たってしまい、扇風機は品切れだった。

 自宅へ帰って、早速、リビングの天井の古い蛍光灯を外し、新しい蛍光灯を、取り付けようとしたら、重量を支えるための、天井への固定法で、予期しない問題が発生した。  
 我が家の天井についているのは、引掛埋込ローゼット(耳付き)と言うようで、電線を接続するローゼットの外側に、固定用の2個のねじ(耳)が付いているタイプだ。
 天井のこの2つの耳に、蛍光灯の本体に穿けてある穴を合わせ、穴に続いている細い溝に沿って、本体を45度位、右に回すと、固定されるようになっている。ところが、穴に続いている溝と耳との間で、わずかなずれがあり、溝が狭すぎて、耳のボルトねじが、入っていかないのである。片方のネジだけ溝に入れた状態で本体を回転させ、回転後に、もう一方のネジを入れて固定する方法もやってみたが、天井を見上げながらネジ穴を探す作業は、うまくいかない。 
 仕方なく、本体を、床に置いて、溝の両側を、金鑢(やすり)で根気よく削って幅を広げた結果、ようやく、2本の固定用ネジが溝に入り、本体を回転できるようになって、最後にネジを締めて、しっかり固定出来たのである。
4つの穴と溝(写真上下で固定)
 あらかじめ、天井についている固定用部品と、照明器具側の固定用部品との、相互間の相性は、JIS規格などで決められているわけだが、こんなに合わないものか、と驚いた。
 念のため、取り外した古い蛍光灯本体の穴と溝を調べたら、こちらの溝は、やや広く出来ているように見え、昔、取り付けた時には、何のトラブルもなかったのだ。蛍光灯本体側の溝の幅は、固定用のネジの頭が抜けなければいいのだから、余裕を持たせた、もう少し幅を広くした設計に出来ると思うのだがーー。
 昨日、メーカーのカスタマーサービスセンターで対応してくれた担当者の話では、この機種は、重量が軽いので、天井との間で、特別な固定機能がなくとも、電気が通る配線器具(ローゼット)自身で、重量を支えられる、という。
 もしそうなら、ローゼットの耳を使わなくとも、あるいは、ローゼットに耳がなくとも、OKなどと、説明書で明記してくれればいいのだ。ローゼットに、耳などの特別な固定用具がある時は、10kgの重量までOKという。これまでの古い蛍光灯は、周囲に木目調の飾りがついていて、蛍光管も従来の太形なので、かなり重かった。
 我が家の他の部屋のローゼットは、耳なしタイプで、重量は、5kgまではOKのようだ。通常の小型の蛍光灯なので、これで十分である。 
 ここまでで、ローゼットに、蛍光灯本体の配線をつなぎ、壁のスイッチを入れると、点灯、消灯ができるようになった。

 次は、リモコンである。今までの古い機種は、壁スイッチが基本であった。本体に、ひもスイッチも付いていて、常夜灯など、3段階に切り替えられるようにはなっていたが、普段は、使わなかった。新機種は、このひもスイッチの部分が、リモコンになったようだ。
 リモコンには、何と、チャンネルの概念が導入され、チャンネルごとに制御を変えられるようだ。つまり、部屋ごとの、複数の蛍光灯の動作を、一つのリモコンで、制御できるようになっている。
 リモコンには、左から、1、2のチャンネルがあり、切り替えられるようになっているので、本体も、同じチャンネルに合わせて(合わせた積りで)、リモコンを操作してみたが、全く効かないのである。リモコンから信号が出ているのか確認は出来ないのだが、添付されている電池が古い可能性もあるので、新しいのに取り替えてやってみても、結果は変わらない。平日の月曜になって、メーカーのカスタマーサービスセンターに問い合わせてみることとした。
 昨日、このセンターに電話したら、リモコンから信号が出ているか否かは、携帯電話を使って、確認できる、という耳寄りな話を聞いた。携帯電話で、カメラ機能を起動し、リモコンの先端の3個のレンズ部分を見てください、という。
 早速、教えられた通りにやってみたら、リモコンのボタンを押す毎に、先端にある3個のレンズが、点滅するのがよく見えるではないか! つまり、リモコンは、正常である、とわかった。
 リモコン先端の発光部

 しからば、おかしいのは、本体側のリモコン受信部かと、本体を収容しているボックスの隅についている、チャンネル切替えスイッチを、懐中電灯を点けて、よーく見てみたら、なんと、本体には、3チャンネルの切替えスイッチが付いており、左から、3,2,1となっていることが分かった。しかし、本体の説明書では、切替えスイッチは、2チャンネルで、左から、2,1になっている、とある。一方、リモコンの切替えスイッチは、2チャンネルで、左から、1,2である。
 当然のことながら、リモコンと本体のチャンネル番号を合わせて、リモコンを操作すると、リモコンの指示通りに動作することが、確認できた。
 黄○内左が、チャンネル切替え
 余談だが、たまたま、壁スイッチを操作していて、操作時間を、短くすると(1.5秒以内)、全灯―エコ点灯(調光)―常夜灯と、切り替えられるようになっていることも、体験的にわかった(良く見ると、説明書にはちゃんと書いてある)。壁スイッチでも、リモコンと同じ操作ができるようになっている、ということである。
 本体を取り付ける前に、チャンネル部分を良く確かめ、テストすればよかったのだが、付けた後に、椅子に上がって、不自然な格好で天井を見ながらやったので、スイッチを良く確かめないで操作した結果の、見かけのトラブルであった。  
 このように、結局、リモコンが全く効かなかったのは、故障でも何でもなく、本体とリモコンの切替えスイッチのチャンネル番号が、不一致だったためであった、のである。

 利用する側の使い方が悪かった、と言ってしまえば、それまでなのだが、設計や製造などの、製品提供側に対して、以下のような、いくつかの疑問が残る。
  ●本体のスイッチは、3チャンネル(1,2,3)なのに、リモコンは、2チャンネル(1,2)と、食い違っているのは、メーカー側の基本的な誤りではないか
  ●本体のスイッチは、3チャンネル(1,2,3)なのに、その説明書では、2チャ ンネル(1,2)と、食い違っているのも、メーカー側の基本的な誤りではないか
  ●スイッチの配列が、本体では、右から1,2,3で、リモコンでは、左から1,2 と、逆になっているのも、ヒューマンファクター的に紛らわしく、なぜ同じ方向に配列しなか ったのか、疑問が残る。
 製品出荷時は、本体、リモコンとも、チャンネルは1にしているようだが、自分で取り付け後、本体のスイッチで、リモコン同様、左が1だろうとやった(実は、それは3だった!)のが、食い違いの原因だったのである。
 昨日、電話で対応してくれた担当者のコメントでは、最近は、1台のリモコンで、3つの蛍光灯を制御することもあるようで、この関連で、本体に3チャンネルのスイッチが付いているのだろう、という。
 しかし、このことは、同一機種で、本体とリモコンのチャンネル数が異なってよい、あるいは、本体と説明書が食い違ってもよい、等という理由には、全くならないのだ。
 もし、汎用性を高め、コスト低下を図る、など、製造上の理由等で、そうしたいのであれば、
  ●同一機種でも、本体とリモコンとで、チャンネル数や配列の方向が異なることを、本体や 製品の説明書に明記して、注意を喚起すればいいのである。
 今回の製品には、このような記述が全くない、というのが、不思議で理解できず、ユーザーとして、黙ってはおられない、のである。 
 

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