へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

顧客第一

2010年02月10日 04時13分50秒 | Weblog
今回のトヨタ車のリコール問題で幹部たちが口にしている言葉だが、私に言わせれば「ふざけるな!」と言いたくて仕方がない。
昔勤めていた会社での話であるが、会社の車(トヨタ)を整備に出したところ、「必要以上(頼んでもいない)の整備」を勝手にしておいて余分な料金を請求し、挙句の果ては「この整備をしないと万一の時保障(クレーム)の対象になりません」とほざくのである。
そして、少し年式が古く(6年くらい)なると整備の手を抜くようで、「車の調子がよくなっていない」と言うと「この車は古いので・・・・」と言って新車を売りつけようとする始末。
今回のブレーキ問題にしても、元々トヨタの車はブレーキと足回りに弱点を抱えており(元トヨタのセールスマンの話)、「トヨタのカックンブレーキ」とか「トヨタの腰砕け」とか言われた事もある程なのですが、多くの人はトヨタの車しか乗っていないので違いがわからないのだろうが、私は「タダでやるから」と言われても乗る気はしません。
過去にトヨタ以外も含めて50台近くの車に乗っているのだが、何時乗ってもトヨタの車は「タダ豪華なだけ」と言う感じしかせず、ブレーキと足回りにはガッカリするしかないのです。
トヨタのセールスマンもある程度この事は知っているようで、時折訪れるセールスマンにこのことを指摘すると困ったような顔をする人が多く、時には素直に認める人もいるのです。
元々「販売のトヨタ」と言われていたように、「車の良さ」より「販売力」でのし上がった会社なので「顧客第一」など、所詮は「絵に書いた餅」でしかないのでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

景気回復が先か、財政再建が先か

2010年02月10日 03時35分53秒 | Weblog
非常に難しい問題だが、私は「財政再建が先」だと思っている。
しかし、財政再建を先にすると、産業界に大きな打撃を与え、ひいては雇用問題にも波及し、国民の生活も困窮する事になるのだが、ここで景気回復を優先させた場合の事も考えて見なくてはいけないだろう。
さて、国のレベルの話では余り実感がわかないだろうから、ここは一般家庭にあてはめて考えて見たいのだが、一部には「国の予算と家計は別者」と考える人もいるかもしれないが、「収入と支出」と言う面で見れば全く同じ事なのです。
それでは一般家庭で考えてみると、「多額の借金を抱えた状態で収入が減った場合」、「新たな借金をして生活レベルを維持する」か、「支出を抑えて借金を少しでも減らす」か、いずれかの方法を取る事になるのだが、多額の借金がある上に「新たな借金をする」と言う事は、ますます「借金地獄」がひどくなることを意味し、その先に待つ物は「破産」しかないであろう。
冷静に世界の情勢を考えるなら、「日本の経済回復は望み薄」と考えるべきで、「今ある債務の返済も難しい」と考えるべきで、これ以上の国債(借金)の発行は、「債務不履行への道を進む」と言うことになり、「国際的な信用度ゼロ」と言う悲惨な結果しかないのである。
「債務不履行」と言ってもピンと来ない人もいるだろうが、わかりやすく言えば「住宅ローンが返せない」「車のローンが返せない」と言うのと同じ事で、その先に待つ物は「住宅(車)を失う」と言うことしかないのであるが、「国の債務不履行」の場合は一体何を失うことになるかは私にもよくわからないのだが、「夕張市」の規模を大きくしたような物と考えればよいと思うのだが・・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする