へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

ブレーキの次はハンドル

2010年02月19日 03時48分10秒 | Weblog
少し前から一部では「次はカローラのパワステ」と言うことがささやかれていたのだが、正にその通りになってしまったようである。
前にもトヨタ車を批判する記事を書いているのだが、トヨタが表看板にしている「顧客第一」と言う言葉だが、私にしてみれば「一体どこが!」と言った感じで、「起こるべくして起きた問題」と考えている。
前にも書いているのだが、過去に勤務先の車や友人・知人の車など、20台以上のトヨタ車に乗っているのだが、毎回感じるのは「こんな車のどこがいいの?」と言う事で、乗っても楽しくないばかりか「ブレーキとハンドルに気を使う」と言うことになり、急なカーブでは何度も危険な目に合っているのです。
私個人は「マツダ」以外の車は買うつもりがなく、40年以上もマツダの車に乗っているため、どうしてもトヨタの車に乗っても同じような運転をしてしまい、結果として「危険な目に合う」と言うことになってしまうのです。
実際の話なのだが、ハイエースワゴンで前を行く友人の車(ボンゴワゴン)を追走していた時の事だが、左へ分かれる道を前の車と同じスピードで曲がろうとしたところ、前の車は何事もなく曲がって行ったのに、私が運転していたハイエースワゴン(別の友人の車)は右へ大きく傾き、危うく横転しそうになったのだが、幸いな事に対向車線に車が来ず、危うく対向車線に大きくはみ出して事なきを得たのですが、これに近い事は何度もあり、昔からトヨタの車には「ブレーキ、ハンドル、サスペンション」に大きな問題を抱えているのですが、そこは、強力な「宣伝も含む営業力」でカバーしているのです。
今に始まったことではないが「大きいことはいいことだ」と言う、言わば「大企業病」に侵されているトヨタの「真の姿が表に出てきただけ」と言ってもよいだろう。
私が50年近くに渡り見てきたことは、トヨタが表看板(建前)にしている「顧客第一」の裏に潜む「本音」は、「金儲けが第一」と言うトヨタの姿なのである。
今回起きた問題の根底にあるのは「大企業病に侵されて金儲けに走って結果」と言うことも出来るだろうが、その一方で「大男総身に知恵回りかね」と言う一面もあるだろう。
ドイツに20年余り住んでいた人から聞いた話であるが、「ドイツ人は余り宣伝文句に左右されないが、日本人は簡単に騙される」と言うのであるが、私も「全くもってそのとおり」だと思っている。
「大量に売って儲けた金を大量に広告費に回し、それで更に車を売る」と言う手法だが、その影に今回のような問題が潜んでいる事に気がつかなかったのだろうが、これぞ正しく「大男総身に知恵回りかね」ではないだろうか。
「大きいことがいいことではない」と言う見本のような話だと思うのだが・・・・。
コメント
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