本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

天才の返答

2012-04-02 14:02:17 | Weblog
 天才といわれてどんな気分か質問されたとき、アインシュタインは「毎日、水の中を泳いでいる魚が、その水について何を知っていますかね」と答えたという。

 人間は空気を吸うことに考えが及ばない。歩くことに次は右足、その次は左足という意識はない。その環境にどっぷり浸かっていると、気分もへったくりもないということか。
 だとすれば、それは天才だけの状態ではない。

 凡人には、このメタファーはわかりにくい。
 質問への答えとして、ずれているように思えるのだが、深遠なる答えが天才たる所以か。