ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

『でも こころの傷を/なおしてくれるのは』

2020-11-14 06:39:21 | 日記
全国的にコロナ感染者数が過去最多をマークしています。
賑やかに報じられても嬉しくないニュースです。
なお一層「予防」に努める様にと指導されても、私などは、これ以上のことは出来ません。
それに、家庭内感染が増えているからと言っても、家庭内での「ソーシャルディスタンス」には物理的にムリがあります。
「世の中」を回すにはクルマ同様、「経済」というアクセルと、「抑制」のブレーキが必要ではありますが、個人的には「ブレーキ」が必要な時期に入っている様な気がします。
近親者に医療従事者が居るせいで尚のこと感じてしまうのかもしれませんが、地方での感染者増加は、一挙に医療体制を逼迫させ医療崩壊に繋がりかねませんから。

それにしても、トランプさん。
いろいろやってますねー。
個人的には好きになれない政治家ですが、あの強さには、ただただ「恐れ入り谷の鬼子母神」と、言うところです。

     『しあわせ』
                   高田敏子
     歩きはじめたばかりの坊やは
     歩くことで しあわせ

     歌を覚えたての子どもは
     うたうことで しあわせ

     ミシンを習いたての娘は
     ミシンをまわすだけでしあわせ

     そんな身近なしあわせを
     忘れがちなおとなたち

     でも こころの傷を
     なおしてくれるのは
     これら 小さな
     小さな しあわせ

私の好きな詩人・高田敏子さんの詩です。
小さな「欠け」を針小棒大にして、嘆いてみたりすることの多い自分です。
せめて、『小さな しあわせ』を見出す心の余裕は、守らなくては・・・
                          〈ゴマメのばーば〉
コメント
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