ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

【武士の嘘をば武略という・・・】

2020-11-27 06:38:37 | 日記
今日の散歩コースは、ひ孫のUちゃんが通うS幼稚園近辺でした。
予定のコースとしては田んぼ道を真っすぐに歩きたかったのですが、途中、園庭で遊ぶ園児たちの声が風に乗って届いてきましたので、足がそちらに向いてしまったのです。
園内を覗き込んだりはせずに、立ち止まることもなく、園の柵の脇の道をゆっくり歩きながら、さり気ない振りで通り過ぎました。
と、一人の男の児が、
「お散歩ですか」
と、丁寧な言葉づかいで私に問いかけたのです。
「そう、散歩よ」
と私が応えましたら、
「あぁ、ばあちゃんの声だ!」
「ばあちゃん、お散歩なの?」
と。
私と言えば、ジーンズの上下を着て帽子を被り、サングラスにマスク着用の出で立ちです。
腰は曲がっていませんから、姿勢からだけすれば、誰かのお母さんかも、と、その児は考えたのでしょうが、発した私の「年寄り声」で、「おばあちゃん」(高齢者)だと気づき、「あぁ、ばあちゃんの声だ!」と、ストレートに声に出したのでしょう。
子どもの素直な感じ方が妙に可笑しくて、可愛くて、頬がピクピクしてしまった私です。
今日の散歩、すこぶるgood!

ところで、「桜」前夜祭の費用補塡の顛末。
安倍元総理は国会で、参加者の会費だけで費用を賄い、事務所の負担はないとの答弁を繰り返してきましたが、それが虚偽だったことが判明したようです。
常識的に考えれば、安倍元総理の答弁には事実とは異なるウソがあることは、誰もが感じていたことでした。
ここに来て、捜査で費用の明細書の存在が明るみに出てきました。

明智光秀の言とかに、
  【仏の嘘をば方便といい、武士の嘘をば武略という。・・・】
という言葉があります。
政治も闘争です。
為政者は、武将かもしれません。
武将たる〈元総理大臣様〉は、武略で述べたものでしょうか。
政治家として「秘書の責任」では済まされません。
国会で自らが説明しなければならないのではないでしょうか。
                          〈ゴマメのばーば〉
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする