ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

「眼だけが目覚める」

2018-09-13 06:13:44 | 日記
またまた、目に関するくだらない報告で・・・
遠目、遠くを見ますと像がぼやけたりして、目まいの気分に襲われます。
乱視が、出たのかしら?
眼科に行ってみようかしら、
もしかしたら、白内障(年相応との判定は以前いただいています)が進んだ?

あれこれ考えても一歩踏み出せない自分にイライラします。
イラつきながらも お医者に行きたくないのは私の性格の為せる業。
とにかく、遠くのものは、『見つめない 文字を読まない』と 自身に言い聞かせて
買い物へ。

図書館へ行って本を返し、〈予約の本が入りました〉とのメールを受けた2冊の本を借りて
きました。
その後、デパートで開かれている九州物産展へ。
外を歩いている時は気になる「目」ですが、物産展会場で あちこち味見などをして動き
回っている時は、一向に気にかかりません。
どうやら、心因性というか不安が為せる症状かも・・・・・・
少し、様子をみることにしました。

家に戻って昼食をとり、少し昼寝をしました。
暑くもなく 寒くもなく、あっという間に眠りの世界へ2時間の旅でした。

    『UFO』 ※

     午後の
     日だまりにくるまって
     眼だけが目覚める
     と
     小さな
     名も知れぬ虫が
     畳の目を這っている
     弧を画いたり 斜線を引いたり
     しばらく考え込んだり
     どこか
     宇宙からの送信を受けて
     高次方程式のグラフを解いている
     微かなコールサインを盗み聞こうと
     耳にアンテナを立てる
     風が
     透明な宇宙服の中に
     消音装置を忍ばせて通りすぎる
     草むらで
     こおろぎが とぎれ とぎれの発信音を出す
     柱がピリッと叫ぶ
     息をひそめる
     秒針が時を小刻みにする
     遠くで警笛
     柿の葉が一枚
     意味ありげに舞い落ちる
     どうやら
     宇宙人に気付かれてしまったらしい
     眼が
     眠りのUFOに拉致される

     虫は
     もう いない
               ※40年も前に書いた詩です。
コメント (4)
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