多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

羽田の新国際線ターミナルは工事中

2009-10-16 | 多摩川の景色 川崎国
羽田を国際ハブ空港かするかどうかで、民主党がどう言ったとかで大いに盛り上がっています。本当に羽田がメインの国際空港になったら、成田は関空みたいに落ち目の三度笠になってしまうのか、サテどうなる、といったところです

前置きが長くなりましたが、写真は多摩川の対岸から見た、建設中の当の羽田空港新国際線ターミナルです。ちょっと遠くて今一つ分かりにくいですが、葦原の向こうに遠く浮かぶ建物群は新幹線の駅くらいはありそうで相当の大きさですな。もっともモノレールや環八の沿線から見たら近過ぎて大きさが余計分かりにくいかもしれません

それにしてもこの国際線新ターミナルが完成したら、世界最先端のその目の前の殿町干潟で伝統的ニッポンの風物詩の潮干狩り、ということになるのでしょうか

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多摩川は早くも冬の空

2009-10-15 | Weblog
急に寒くなったわけでもありませんが、多摩川の上空にこんな雲が出てきました。空からすれば早くも秋から冬の気配です。これで風がビュンビュン吹き出せば本物の冬になります

目下木の葉も一段と元気がなくなっている途中で、見た眼にあまりきれいな時期ではないですが、いつ頃から多摩川の紅葉が始まるか興味津津。そのうち紅葉情報も投稿しますから乞うご期待

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小田急多摩川鉄橋とススキ野原

2009-10-14 | Weblog
そろそろ秋のススキのシーズンで、多摩川のススキの名所をご紹介しようと思ってましたが、早くもススキの最盛期となってしまいました。それで第一弾はタイトルの通り、小田急多摩川鉄橋の下の河川敷のススキの原っぱです

この写真は川崎側、鉄橋の南のご存じラブホテルのあたりからのものです。もっともここのススキ、多摩川の河川敷のススキ野原では規模はそれほどでもないですが、登戸駅にも近く交通の便がいいのと近くにワンドみたいな所もあって変化があるのがウリでしょう

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狛江の万葉歌碑 多摩川百景

2009-10-13 | Weblog
この石碑、万葉集の「多摩川にさらす手づくり…」という和歌を記した碑であります。高校の古文の一夜漬けでもおなじみの万葉集のこの有名な和歌を知らない人は、その辺の女子高校生にでも聞いて下さい

この石碑のミソは、書は松平定信のものだということです。碑文の揮毫は学校の先生とか、そこら辺の地元のオッサンがやるのが普通でしょうが、松平定信とは大きく出たもんだ。もっとも定信の当時のは洪水でなくなったので、オリジナルの拓本から再現したものとのことです

狛江にはこれと言った名所がないのもあってか、この碑の保存手入れに相当力が入っていて、場所も閑静な住宅街の中、と言いたいところですがそこが狛江でまわりには畑もあります

交通の便ですが、以前ご紹介した「水神」のバス停の交差点、バス通りと交差する道を多摩川の土手の反対方向に少し入るとあります、というちょっとゾンザイな案内でお分かり頂けるかな

というような場所にあるということは、この碑は多摩川に面していません。多摩川に面した同じ和歌の碑はなぜか調布にもありますが、これはまた別の機会にご紹介します

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幼稚園ママの木

2009-10-12 | Weblog
多摩川沿いのインパクトのある大木をシリーズ的に取り上げていますが、これもその一つ、私は「幼稚園ママ」の木と勝手に名付けています

なぜそう命名したかと言えば、幼稚園の下校時間頃になると、子供を連れた幼稚園ママがどこからともなくこの木の下に集まって井戸端会議、となるからであります。ご覧のように母と子向けにふさわしく、木の姿にも孤独感や威圧感はあまりありません。もし集まるのが競輪や競馬オヤジだったら「ギャンブルの木」となり、ホームレスさんだったら「家の無い木」とでも名をつけたことでしょう

なぜ幼稚園ママが集まるかというと、この近くの河川敷に児童向けの遊び場があるからでは。さらに突っ込むと府中のこのあたりの河川敷にはガキやジジイ向けの施設はあっても幼児向けの施設は少ない

今はローカルな存在ですがそのうち有名になって、由来を記した石碑でも建つことでありましょう

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ゆるキャラの是政クンはブレークするか?

2009-10-11 | Weblog
西武多摩川線の駅名にもなっている是政という地名は、中世にこの辺を支配していたとされる井田是政に由来するがその是政のイメージはどうもはっきりしないという話、以前ご紹介しました

しかし実像が分からないなら好き勝手に想像もできるわけで、是政駅前の商店街には写真のような是政クンが掲げてあります。本物の井田是政も案外これとそっくりのオッサンだったりして、当人があの世でアッと驚いているかもしれません

目下流行のゆるキャラと言えなくもないが相当にマイナーな存在で、あまりにも知られてないので私が同情して取り上げているというのもあります。評論家ふうに言えばちょっとキャラが弱い気もしますが、ただ世の中、何がきっかけでブレークしないとも限らないですから、まあ皆さん、注目してやって下さい

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多摩川の増水見物

2009-10-10 | Weblog
台風で増水した川を眺めて楽しむというのは多摩川流域住民にとって立派な悪趣味のジャンルとして確立されております

増水ウォッチングの絶好スポットというのもあって、写真の二ヶ領上河原堰堤の川崎側などは知る人ぞ知るそうした隠れ家的スポットの一つであります

今回の台風も台風が首都圏を通過した日、どこからともなく閑人が集まって来て、普段はあまり人のいないこのあたりも活況を呈しました

ただこの前も書きましたが、今回の台風の威力は今一つで、土手の上のサイクリングロードを通っていても水しぶきが飛んでくる、といった迫力満点までにはいきませんでした

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アジアの大河みたいな多摩川

2009-10-09 | Weblog
この写真、昨日の多摩川の増水のようすで、もうちょっとで惜しかった!と言ったら気分を害する人がいるかもしれませんが、ご覧のようにあと少しで河川敷のグラウンドが冠水するところでした

ところで川の水は澄んでいるに越したことはないにしても、ときたまならこういう濁流も悪くないのでは。なんだかアジアの大河みたいで、おまけに眺めていたら東南アジアか中国農村顔の高校生が通りかかったりでアジアムードがますます盛り上がったのでありました

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多摩川台風情報09.10.8

2009-10-08 | Weblog
この写真、台風の強風が弱まって何とか自転車で走れる状態になった、今日昼過ぎのものです。ご覧の通りかなり増水していて流れも速く釣りなんぞは問題外です

ただ過去の台風に比べればそんなに大増水というほどでもなく、河川敷のグラウンドが冠水するところまではいきませんでした。それでも河川敷のあちこちには水たまりができていますので、サイクリングロードで河川敷を走るときは明日も水たまり注意でしょう

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多摩川決壊の碑

2009-10-08 | Weblog
どういうわけか台風が上陸したタイミングでこういうのをご紹介します

底面があるかどうか知りませんがとにかくこの四面体の碑、どれが正面かも分かりませんが写真の碑文のほか、別の面には1974年9月1日にこの碑のあたりで多摩川の堤防が決壊し19戸が流出したことなどの説明があり、他の1側面(数学の授業みたいです)には決壊当時の写真があります

多摩川決壊を明確に覚えている人はもうご年配となりますが、その後も地震水害は続き、多摩川では大事件のこの決壊も、次第に記憶から消えていっているのでは。この碑にしても夏の晴天時に草の茂っているときなど知らなければ場所を探すのもひと苦労でしょう。ただここ数日のように雨が続き多摩川の水かさも増えると、雨降りで人の気配のない河川敷にポツンとあるのが存在感を増してきます

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多摩川台風情報09.10.7

2009-10-07 | Weblog
写真は10月7日昼過ぎの多摩川です。風もそれほどなく、水量は普段より少し多い程度で水もまだ濁っていません。本流は濁ると水量がドッと増えますが、支流の川はかなり水かさが増し濁流になっています。サテ、一夜明ければどうなるか…

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二子玉川の堤防よりもダム建設中止が大事?

2009-10-07 | Weblog
例の二子玉川の護岸工事ですが、ご存じ国土交通省が今度は木を伐るとか言い出したらしく、地元の人がご覧の写真のような看板を木の幹につけています。多摩川の国土交通省の行動パターンは同じ多摩川の住人のカラスやホームレスさんと似ていて、まわりがどう思おうとマイペースで自分のやりたいようにやるのがお好きなようです

民主党新政権誕生とかで、世界トップレベルの温暖化ガス削減とかダムの建設中止とかに関心が集まっていますが、多摩川の土手なんぞはどうでもよいとみえ、相変わらず土建屋と土建屋元締役所が偉そうな顔をしています

ただ二子玉川みたいな身近なところが変わらない限り、地元の人にとって国の環境政策が変わったという実感はとてもわかないでしょう。国連や目立つところではカッコいいことばかり言っているが、こういうことは知らんふりというのはいかにもインチキくさい。仕事もろくにせず借金だらけのくせに、豪華な熱帯魚を飼っていて嫁さんや娘は派手な服で遊び歩いている家庭みたいな政権では

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雨の多摩川サイクリングロード

2009-10-06 | Weblog
雨がなかなかやみません。雨の多摩川サイクリングロード、というと演歌の題名みたいに聞こえますが、クロスやロードでサイクリングロードをひたすらとばすのが趣味の自転車人には、考えただけでおぞましい天気でしょう。ただ雨にかすむ対岸の景色など、雨の日ならではの眺めもあるのですが、写真のように人影は殆どありません

殆ど人がいないと言いましたが、意外と目にするのが犬の散歩の人です。ただこれは雨の風情を楽しむというのでなく犬に大小便をさせるのが目的で、それもひとえに犬を愛しているからというよりも、外に連れて行かないと自宅でウンコをされるから仕方なく、というのが実情でしょう

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多摩川沿いの最高級住宅地はどこか?

2009-10-05 | Weblog
多摩川沿いの最高級住宅地と言えばやっぱり田園調布しかない。そのブランド力は抜群で、田園調布駅から歩いて30分くらいかかりそうなとこにも、田園調布○○とか田園調布の名を冠したマンションとかがある。写真は多摩川をはさんだ対岸からの遠望ですが、この理屈からいけば、この写真に写っているホームレスさんのおうちも田園調布のお屋敷ということになる

高級住宅地なら隣の自由が丘があるじゃないの、というかも知れませんが、自由が丘は確かに丘の上は高級住宅地だが、渋谷を一回り小さくしたターミナル駅みたいなところもあって、それに風俗関係のお店も結構充実していたりで、…です

田園調布の底力を見せつけられたのは、R25というフリーペーパーが出始めた頃、田園調布駅にも置かれましたが誰も見向きもしない。他ではすぐなくなるのにです。タダのものなんぞ誰がもらうかというプライドですな。それに百円玉が落ちてても誰も拾わないのにも衝撃を受けました

とにかく貧乏人は来るな! の街ですが、スーパーとかには他にはないハシバシにこだわった物もありますので一度足をお運びになるのもよろしいのでは

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多摩川の天然芝生

2009-10-04 | Weblog
草ボウボウの時もままありますが、多摩川の河川敷では草刈りのあとは写真のような草地がよく広がっています。幼稚園ママにとっては子供たちの絶好の遊ばせ場で、人がいないのをこうやって見ているだけでも気持ちのいいものです

冬になると当然草がなくなっても芝生状態になりますが、しかしこうした青草とでは気分が全然違う。それにしてもこういう場所を目つきの悪い猫背のオヤジが嗅ぎつけて、ゴルフを練習したりする姿なぞはくれぐれも見たくないものです

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