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多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

多摩川のお地蔵さん

2009-06-16 | Weblog
多摩川沿いには創価学会の会館を入れても宗教施設が少ない、と以前書いた覚えがあります。特に河川敷には殆どなく、と言っていいのですが、「まったく」でなく「殆ど」なのは写真のようなお地蔵様があるからです

この猛烈な草むらの中のお地蔵さん、イワレも由来も全然知りませんが、よく分からない所にありがたみがあるのでは。ただ大昔からあるのでなく割合最近のもので、お供え物も絶えることがなく結構信仰されているみたいです

それと右手に丸い石が安置してありますが、多摩川の丸い石は「玉」に通じるとかで霊験があるとかという話を聞いたことがあります

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夏の日差しが照り始めた

2009-06-15 | Weblog
先日、ブログネタ探しも兼ねて多摩川の河原を走っていたら自転車がコケて散々な目に会いましたが、それは自己責任でいいとして、転んで顔を上げたら青空が広がっていてそろそろ写真のような夏の日差しの季節となりました

多摩川の下流は街中を流れていますがそれでも夏の川の周辺は日差しが強烈で海みたいになって、すぐ近くでも環八や246の空の下とは感じが違います。ということで皆様も日焼けと自転車の転倒にはくれぐれもご注意ください

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小田急と言えばロマンスカー!

2009-06-14 | Weblog
海苔とお茶は山本山と同じで、小田急と言えばロマンスカーです。当ブログでは小田急の電車の写真は二度ほど取り上げましたがどちらも通勤電車で、インパクトは今一つでした

ところでそのロマンスカーですが、新宿や町田なんぞに停車しているのじゃ意味がなくて、多摩川鉄橋を走っているのがミソです。それもプロの(?)鉄道ファンみたいに用意周到に時刻表を調べたりせずに行き当たりばったりで写真を撮る。だから出来は良くないがうまくいけば「ロマンスカーシリーズ」が連載できるかも知れません

と、前置きが長くなって記事の殆どが前置きですが、どうせ投稿するなら本数の少ない珍品がよかろうと、第一弾はこの20000形-RSE、小田原や箱根湯本行きでなくJRの御殿場線乗り入れの「あさぎり号」です

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東京都と神奈川県の県境と白バイ

2009-06-13 | Weblog
多摩川は東京都と神奈川県の県境でもありますが、そんなことを意識して一生懸命覚えているのはまじめな小中学生くらいでは。車や徒歩で橋を渡るとチラッと標識が目に入るかも知りませんが、電車通勤だとそんなものまるで関係ない

ただ他ならぬこの写真の新二子橋で、東京方面からスピード違反らしきバイクを追いかけてきた白バイがこの県境あたりで妙に気合を入れて張り切るのを見かけたことがあります。ああいうお仕事では、一般人にはどうでもいいような県境にもそれなりの意味があるようです

ところでその新二子橋のこの写真ですが、ここの看板は周りに目立つものが少ないためか、多摩川にかかる橋で県境を示す看板の中では割合に存在感がありますな

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兵庫橋を渡ると…

2009-06-12 | Weblog
この前、多摩川の中州の兵庫島をご紹介しましたが、世田谷区本土(?)とその兵庫島をつなぐのがこの「兵庫橋」という短い橋です。多摩川の支流の野川を渡って兵庫島に行く橋ですが、とりたてて言うほどの伝説や話題があるわけでなく、その存在にすら気がつかない人も多いのでは。ところで橋のこの写真を取り上げたのは、写真の左隅にご注目を。丸い飾りの落書きがなかなか決まっていますな

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天気が崩れる!

2009-06-11 | Weblog
以前、多摩川で「雨がふったらどうする」記事を投稿しましたが、空模様からして天気を予想することはできないものでしょうか。自分は別に深く考えたわけでもありませんが、都心などに比べ多摩川近辺は天気の変わり方が激しいようです

特に問題なのは夏の夕立ちや雷でこれからそろそろその季節です。アブナイのは風が急に強く吹いたりこの写真みたいな空模様になったときで、写真のようにムラムラと曇っているのは、ベターッと雲が広がっているのより天気が崩れやすいようです

こういう雲ゆきになったらノンキに写真なぞ撮っている場合でなく、トットと退却すべきでしょう。実際、この写真も撮った約三十分後に、大変な土砂降りとなったのであります。ところで土砂降りのほか雷という大問題もありますが、これは別の機会にお話しします

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兵庫島に上陸すると…

2009-06-10 | Weblog
以前、「世田谷にも島がある」と言う記事でご紹介した多摩川の兵庫島です。あのときは近くから島を写した写真でしたが、今回は島に上陸し島の「内部」を撮った写真です

ご覧のように木がウッソウとした小高い丘になっていますが、この写真だけ見ていると都心のお屋敷跡を利用して作った公園みたいで別にどうということはありません。それに島の周囲は結構人がウロウロしていますが、島の内部を歩いている人は写真のようになぜか少ない。開放的な多摩川の河原に来たのにわざわざこんな陰気な森の中に入らなくても、という心理でしょうか…

なおこの写真の場所の近くに兵庫島についての詳しい由来ウンチクを書いた看板がありますから、興味がおありの方はそちらをドウゾ

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多摩川の河原で若菜つみ

2009-06-09 | Weblog
既にシーズンが終わった多摩川の大根の花畑の写真です。盛りは約一ヶ月ほど前の話で、今は枯れ草状になって面白くも何ともなく、そのうち消えてなくなるでしょう

ところで多摩川の大根の花畑をいまどきまたまた取り上げたのは、この時期は土手に生えてくるヨモギやツクシを摘む人もチラホラ見える季節です、というのをシーズン中に投稿しそびれたからです。ヨモギと言いましたが実際、何を摘んでいるのかよく分かりません。ただ山の中の川と違って水辺や乾燥地で色々な若菜、というように種類はあまり無いんじゃないか

ちなみに私は野菜は畑で同道と栽培するのが正攻法と割り切っているので、河原で若菜つみなんぞはやりません。それにおそらく若菜つみで確保できる草から得られるカロリーより、河原を歩き回るのに費やすエネルギーの方が多いんじゃないか

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多摩川はクネクネと流れ…

2009-06-08 | Weblog
夕日に浮かぶ多摩川の流れの写真です。なぜこれかと言うと、この屈折した流れのように私の心象も流れ、そしてあなたの心の中へと流れていくとかの文学的な意味はありません。要するにこの辺は多摩川本流の流れが複雑怪奇で写真のようにクネクネ入り組んでいて、夕方は川面が光って曲がっているのが分かりやすいということです

おそらくこのあたり、1キロメートルあたりのクネクネ入り組みの数は多摩川でもトップクラスでは。お蔭様で複雑な地形や植生が楽しめるわけですが、流れが複雑なだけに一旦洪水とかになるとややこしいことになりそうな気もします

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多摩川の浅瀬は危険か?

2009-06-07 | Weblog
登山では川を渡渉するとき、川幅が広いところは浅くて水流が緩やかで、狭いところは深くて急だ。だから対岸まで近そうに見えても川幅が狭い個所を渡るは危険というパターンで考えて行動するようです

潮干狩りは別として、多摩川本流で川幅の広い浅瀬というのはありそうで意外に少ないです。しかし写真の手前の部分はそれに当てはまり、パターンどおり流れもゆるやかで、まあちょっとした眺めでもあります

ところで先の登山のセオリーですが、理屈を言うと川幅が広くても水流が急なところだってあるんじゃないか。そもそも地元民は本流に入って遊ぶなんてことはあまりやりませんな。要するに本流に入るのは専門の釣師くらいにしておいたほうがいいのでは

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多摩水道橋の碑

2009-06-06 | Weblog
以前、多摩水道橋は話題がないという記事を書きましたが、橋の東詰めのあずまやのそばに写真のような「初代多摩水道橋の碑」があります。普通、水道橋と言えば御茶ノ水の次の駅のことですから、それとどう違うかはっきりさせておくのも役所の仕事というもの、とでも考えて作ったのでしょう

サテ、その碑文の中身ですが写真では読みにくいですが、当初、登戸の渡しの代わりに上が道路で下が水道の橋がかけられた。車が増えたので新しい橋に代わったがそれでも水道はちゃんと通っているんだぞ、という趣旨のことが書いてあります

そう言われて碑の上半分に入れてある昔の写真を見ますと、確かに初代の橋では水道管が存在感がありますな。ところで水道橋という名前、ガス橋があるからそれに対抗してつけたのでしょうか

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多摩川清掃工場の煙突  多摩川のランドマーク

2009-06-05 | Weblog
ランドマークシリーズ、今回は多摩川清掃工場の煙突です。先日ご紹介したキャノン本社と共に、大田区の多摩川沿いの大物ランドマークで特に対岸の川崎側からは目立ちます

写真は手前に土手があって隠れていますが、煙突だけでなく下の建物もなかなか大きい。ところで煙突は水色系で塗り分けられひたすら目立たないようにしているみたいですが、どうせどうやっても目立つのだから、金銀極彩色に塗るとか「南無阿弥陀仏」とか「南無妙法蓮華経」と大書して光を放つようにしたら全世界が注目してくれるのでは

なお下の建物に時計の文字盤みたいな十二のしるしのついた円がありますが、これは何なのでしょうか。自分は時計にする予定だったのが、予算の都合で針が付けられなくなりそのままにしていると思っていたのですが…

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狛江の水神  多摩川百景

2009-06-04 | Weblog
多摩川沿いに水神の祠がいくつあるのか知りませんが、写真の狛江の水神はバス停の名前にもなって有名な方では。奥のご神体(?)のあたりは薄暗く、夜は随分こわいのではと思うかも知れませんが、両側が車道でしかも左側のはバス通りなので結構明るいです

それにしても石段が曲がっていて手前の玉垣も左右対称じゃなく、崩れ方のパターンがなかなかいいですな。大体、多摩川沿いの神社や祠は狭い場所に無理に押し込んだようなのが多くてここもそうですが、これが靖国神社みたいに堂々の左右対称だったらかえって変な気がするのでは

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児童公園の思想と哲学

2009-06-03 | Weblog
この写真、遊具のクジラと船があって、その先に多摩川沿いの茂みがあり、さらにその先には対岸の武蔵小杉の高層ビルが見えています。それがどうした、くだらないというならそれは庭園の思想とか哲学が分かっていない。前景の遊具は幼児期と青年期を象徴し、海をイメージするこの前景は遊びとそれが秘めるロマンをあらわしています。そして左手にある波形の滑り台が実に効いている。これは文字通り波をあらわすとともに波のように揺れる青年期の不安を暗示しているのです

その先の緑の茂みと遠景の高層ビルですが、借景を活用する造園技法は小堀遠州の日本庭園みたいです。そしてこの借景はあこがれとか人生の理想を暗示しています。高層マンションのセレブな生活かも知れないし、あるいは崇高な理念かもしれないし、とにかく深く考えさせられる

そう考えて前景からもう一度見直せば枯山水みたいな境地でもあり、ここには仏教的な輪廻というか禅の世界が凝縮されている。この小公園を作ったのは多分世田谷区の公園緑地担当のオッサンでしょうが、これは日本が世界に誇る庭園です。世界遺産か重要文化財にして、NHKスペシャルみたいなマジメな番組で大々的に紹介しましょう

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二子玉川のあやしいフタマタ

2009-06-02 | Weblog
この写真、東急田園都市線と二子橋の間から両方を見上げたものです。当ブログに投稿しているような写真を撮るときは自分は別にどうとも思いませんが、この写真のときはちょっと違う

こういう二股を撮るのは、股と言っても別にエッチでもありませんが何かうしろめたいというか、見てはいけないものを見ているというか、通行人の視線が気になる。もっとも、こんなところを歩く通行人なんぞいませんが、どうだこのアングルは、なんて偉そうな気持ちは全然起きませんでした

ところで写真では田園都市線と二子橋が二股ですが、よく見ると多摩川も手前が茶色で沖が透明です。これは支流の野川の濁った水がちょうどこのあたりで多摩川本流に合流して混ざり始めているからで、電車や道だけでなく川も二子の二股なのであります

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