多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

消えた?海水浴場の飛び込み台

2016-08-24 | Weblog
昔、海水浴場には飛び込み台というものがありました。

川なら対岸、プールならゴールという目的地があるが、海はそうもいかないので設置したのでしょう。

ただ場所をどこにするかは、近過ぎればすぐ行けておもしろくなく遠過ぎれば行けないで難しいのでは。

それにしても飛び込み台は夏の風物詩的でもあり、カレンダーの7・8月には夏雲を背に飛び込み台から飛び込む絵が載っていたものでした。

今どきそんなのを載せても何これの世界でしょう。

タイトルは「消えた?」としましたが、そもそも海水浴場には行かないから消えたかどうかも不明です。

ただ写真のは昭和の撮影時点で既に少し傾いていて錆びていますから多分、今はないのでは?

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米国は9.11を乗り越えられない?

2016-08-24 | Weblog
9.11の後、久世光彦は言いました。

「こんどの事件で、アメリカはひかる眼の狼になるだろう。それがアメリカの矜持である。それに引き比べ、私たちは、自分たちの国がどんなに辱められても、人の好い温和な眼をしばたく羊でありつづけなければならないのだろうか」

後半の日本についてのコメントは今もなお当てはまりますが、対して米国は「ひかる眼の狼」になったか?

アフガン侵攻などただちに軍事行動をやりましたが「ひかる眼の狼」というより、「血走った眼の狼」でした。

米国に「ひかる眼」の威圧感が備わっていたのは第二次大戦から冷戦初期あたりまででしょう。

むしろ9.11以降に「ひかる眼の狼」のような存在感を増したのはイスラム過激派では?

そして再び米国。

オバマやヒラリー、トランプに至っては到底そんな風格はありません。

ここでまとめ。

9.11でやられたが米国、「ひかる眼の狼」にはなれなかった。

もし米国が9.11を本当に超克したと言えるとしたら、戦後から50年代の米国以上の存在になったときでしょう。

しかし米国、はたしてそこまで復活できるか。

それともその気すら既に失せているかもしれませんがサテどうか?

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