米国がついに金利引き上げし、日銀は金融緩和を持続強化です。
左翼は馬鹿だから経済のことが分からないから、安全保障を安倍政権の最大の攻撃ポイントにした結果、見事なピント外れで逆に政権の支持率を高めています。
安倍政権の高支持率の背景には経済が比較的うまく回っていることがありますが、その要因は中途半端な財政出動でも新味のない規制緩和や産業創生策でなく、マネー市場対策です。
安倍さんと黒田さん、バブル崩壊以来繰り返してきたケチな引き締め策を転換しマネタリズムの立場から市場に資金を供給してきた。
それが功を奏して円安による競争力強化・株高・投資需要につながっているからです。
日銀は今回もこの姿勢を継続しているから特に言うことはないですが、注目は米国。
今回の金利引き上げは世界で一足先に経済回復したからこれからはドル高でいくぞと宣言したようなものです。
まず経済回復ですが、日本など先進国はこれを追うが問題は新興国。
ドル高・資源安が逆風になり、特にロシアや南米の左翼政権のような資源や原油依存の国にはこたえるかも。
日本の近くには中共への依存を高めている馬鹿な国もありますが中共は経済低迷から抜け出せず、中共も含め新興国の通貨暴落や新興国からの資金逃避も考えられます。
となると今回の米国の金利引き上げ、かなり政治的な面もある。
米ソ冷戦では米国のドル高資源安政策がかなりこたえ最後にソ連が根をあげた面もありますが今回、サテどうなるか。