多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

炭火の火鉢は暖かい?

2015-12-07 | Weblog
今どき暖房に炭火の火鉢を使っている人は殆どいないでしょう。

火の始末が面倒なのもありますが、あのチマチマ燃える炭火がケチくさくて暖かみがないから使う気にならない。

炭火の火鉢では写真みたいにならないし、もしなったら大変でしょう。

同じ火鉢でも練炭火鉢というのがありまずか、これはカッカと元気よく燃えるからよろしい。

火力もこちらが上でしょうけど。

炭火の火鉢に限らず、囲炉裏や茶道の炉も、チマチマ細々と燃やすのが良しとされるようですが、貧乏くさくていけない。

侘びとケチは紙一重というより裏表の関係では。

西洋の暖炉みたいに豪快にボウボウと燃やすのがよろしいしその方が暖まるはずです。

茶道にしてもわびしい火の気の炉より、ボウボウと燃えさかる炉で茶をたてて激高している方が秀吉や信長には似合うのでは。

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TPPは本当に日本の農業の敵か?

2015-12-07 | Weblog
TPP反対の保守の人は多いです。

特に農業ではTPPに参加すれば日本の農業はつぶれるとか批判する人がいます。

理由は関税廃止で安い輸入農産物が入ってくると日本の農産物はなくなるという理屈です。

実際、過去には輸入レモンが入り国産レモンが消えたこともありました。

しかし話はそんなに単純か?

外食などでは食材を国産から輸入品に代えることもあるでしょう。

しかし生鮮品はそんなに簡単にシフトはしない。

TPPで値段が下がったからと言って日本酒が好きな人がワインに、新潟コシヒカリの好きな人が安い米豪米に、温州ミカン大好き人間が安いオレンジに即変更するとは思えません。

原産地が表示されず鮮魚が生か冷凍かも表示されてないような大昔とはわけが違います。

食品や農産物は産地志向が強く値段次第で世界から購買する半導体や自動車部品のようになるとは思えない。

ここで少々意地悪な結論。

TPPに参加すると日本の農業がつぶれると主張している人は、日本の農産物が消えてなくなるより、日本の農業から得られる自分たちの利権が消えてなくなる方が心配だからでは。

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