blogギター小僧の径

ギター小僧の私生活

玄海鶏供養

2005年09月20日 | 呑み
お昼過ぎに、編プロのT氏から電話があり、今日呑もうと誘われた。前から聞いていた新宿の「玄海」という鶏料理の店だ。
この日は、年一回行われる「鶏供養」なのだという。挨拶で言っていたが、要は9月が決算らしく、常連を呼んで、最後の売上を上げる大宴会。

しかし、その規模は尋常じゃない。常連の人数は軽く300は超える。そしてコンパニオンもおそらく50。普段行けば最低でも2~3万という高級店。

なぜか獅子舞も登場。おひねりがスゴかった。

座敷に入れず廊下で待っていたら、自民党の与謝野政調会長が通り過ぎた。その凄さは推して知るべしだろう。彼は、一応クールビズ姿だったが、単なるダラしない、背の低いオヤジだった。

料理は超旨い。下の写真は煮込んだ鍋から取り出した骨付きの鶏肉。骨と肉の離れ具合がするっとしていてて素晴らしい。それ以上に秀逸なのが、鶏を煮込む乳白色をした濃厚なスープ。中国産の無煙炭を使って特注の大釜で3時間以上も丁寧に炊き上げられたものらしい。コンパニオンが器に入れてくれ、青ネギをかけてくれる。その旨さは例えようがない。なくなったのを見つけると通り過ぎたコンパニオンが同じようにしてくれる。

連れて行ってくれたT氏は個人的に話があったのと、この席で、出版企画が生まれればという心遣いで誘ってくれた。玄海の社長の落合氏にも紹介してくれた。

しかし、そう簡単には行けない店だ。エラい人ばかり。与謝野政調会長もそうたし、紀伊國屋書店社長等も来てた。唯一なごめたのは、近所にある末広亭から落語家さんが来ていて、シモ小咄を聞かせてもらった。

何となくリッチな気分になり、まだ21時だというのにタクシーで帰ってしまった。