golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ベートーヴェン「交響曲第3番《英雄》」クレンペラー(1960ライヴ)

2015-05-09 23:17:00 | Weblog
ゴールデンウィークがあったにも関わらず、今週はなかなかトレーニングに行けずやっと本日出動。

一昨日も昨日もトレーニングセットを用意していたのに、誘い誘われ飲みに行ってしまったもので…。

両日とも私の行き付けの激安店にご案内。

もっとも、昨日のお店は最近開拓したばかりのところで、分かりづらい場所にあることもあり、散々迷った末にたどり着く。

かなり飲んで食べて両日で合計3千円ほど!とお財布には大変優しいのですが、ちょっと飲み過ぎ食べ過ぎでまた体重増加。

今日ちょっと絞っては来ましたが、やはり飲食量を加減せねばと反省であります。

オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団(MEMBRAN盤)

クレンペラーのベートーヴェン(モノラル)+ケンペのブラームス交響曲全集の10枚組激安ボックスより。

クレンペラーのベートーヴェン交響曲は、ステレオのセッション録音の3番、9番を持っているくらいで、全集をずっと欲しいと思いながらも実現出来ておりません。

こちらは、1960年のウィーン芸術週間でのライヴ録音。

ゆったりとしたテンポで悠然とスケールの大きな音楽が奏でられる。

結構テンポの揺れ(止まりそうなほど遅くなったりする)もあって、この辺りがセッション録音との違いか。

モノラルで音が悪いのが残念ですが、やはりクレンペラーは凄いなと思いました。

このボックスは、ケンペのブラームス目当てで買いましたが、やはりクレンペラーのベートーヴェンは素晴らしい。

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ブラームス「交響曲第1番」ケンペ、ミュンヘンPO.

2015-05-07 21:50:23 | Weblog
休み明けとなるとついつい呑みたくなっちゃいますね~。

飲んべえの不思議な心理。

早い時間帯、明るく時間帯から飲み始めたため、かなり早く自宅着予定。

これでも、寝過ごし、乗り過ごしなのですが…。

ルドルフ・ケンペ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(MEMBRAN盤)

クレンペラーのベートーヴェン(モノラル)+ケンペのブラームス交響曲全集の10枚組激安ボックスを購入しました。

ブラームスの最初の交響曲は、大好きな名曲ですが、肩肘張ったところもある音楽でもあります。

第1楽章の冒頭から力の漲る感覚も好きなところ。

ところが、このディスクを聴き始め、冒頭から枯れた響きで意外に思いました。

秋色濃いブラームス。

1番では無く、3番が似合う感覚。

今まで抱いていた1番と違いはありますが、勿論これはこれで立派なブラームス。

秋色を感じさせてくれるなど、むしろブラームスらしい演奏と言えるかも。

3番がとても楽しみです。

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ベルワルド、ダーヴィット、クルーセル「ファゴット小協奏曲」他、トゥーネマン、マリナー

2015-05-05 22:49:25 | Weblog
昨日は、先日入会した某協会の初の活動。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/7a7c7593624311ac66fed8c70154283d?guid=ON)

半日、フィールドワークである調査を行いました。

4人のグループで廻ったのですが、内2人は当委員会に何回も参加されている方。

色々教えて頂きながら歩きましたが、なかなか新鮮な発見も多く楽しかったです。

皆さん良い方で、帰りに立呑屋で喉を潤す。

一人の方は車のため飲めなかったのと、もう一人の方も翌朝早いようでビール1杯のみ。

本当に軽い飲みだったのがちょっと残念でもありました。(笑)

来週は、平日1日休みを取り続きの調査です。

クラウス・トゥーネマン(ファゴット)、ネヴィル・マリナー指揮アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(UNIVERSAL MUSIC盤)

図書館からの借用ディスク。

1.ベルワルド「ファゴット小協奏曲」
2.カリヴォダ「変奏曲とロンド」
3.クロイツァー「変奏曲」
4.エルガー「ロマンス」
5.ダーヴィット「ファゴット小協奏曲」
6.クルーセル「ファゴット小協奏曲」

ファゴットのちょっとユーモラスな低音は好きで、クラシックを聴き始めた頃から楽器の特異な形状にも惹かれております。

ところが、曲の方は通奏低音やオーケストラやアンサンブルで使われるものは別にして、主役となるものとしてはモーツァルトの協奏曲辺りしか聴き込みしておりません。

もっとも、モーツァルトの協奏曲は彼の多くの傑作群の中でも特別好きな曲の一つ。この曲一つだけでもファゴットにとても魅力を感じます。

「ロマンティック・バスーン」と題されたこのディスクには、19世紀の(エルガー作品は20世紀初めのものですが)ファゴットのための協奏作品が収められています。

「小協奏曲」と題される比較的小規模な協奏曲など軽く愉しい音楽。

名手トゥーネマンとマリナーの明るく上質な音で楽しく聴きました。

良い意味でBGM的に聴くのに適した気持ちの良い音楽と演奏です。

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ペルト「ヨハネ受難曲」トゥルヴェ(LFJ2015.5.3)

2015-05-04 12:17:48 | Weblog
次の資格試験を何受けようか迷っておりましたが、先日ブックオフで安くテキストを売っていたものに決定。(何とも安直な決め方)

難易度は高くなく、気分転換用。

先日から少しテキストを読み始めておりますが、内容は面白いのですが、完全に暗記系。

6月半ばの試験日まで、どこまで覚えられるかがポイントです。

ヤーン=エイク・トゥルヴェ指揮ヴォックス・クラマンティス

ヨハネ受難曲と言うと、バッハでは無く、何故かシュッツやペルトがまず浮かんでしまう私。

ラ・フォル・ジュルネ2日目は、時間帯が被るメシアン「アーメンの幻影」とどちらにしようか迷いましたが、聴ける機会の少なそうなこちらに致しました。

この曲は、ペルトが日本で紹介され話題になった当時(もう30年近く前になりましょうか(遠い目))、ヒリヤード・アンサンブルによるCDが発売されてまもなく購入し、繰り返し聴いて参りました。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/6ab6b98c8cf4560ba8cf66bf1fac8a42)

4人!の福音史家とイエスとピラトという計6人の独唱者と合唱に、オルガン、ヴァイオリン、チェロ、オーボエ、ファゴット各1人という簡素な伴奏の編成。

進んでいるのか、静止しているのか分からないような静謐で不思議な音楽です。

知らずに聴けば、中世の曲か現代の曲かさえも分からなくなりそう。

「香の煙が漂うような」といったような表現が、ヒリヤード盤のライナーノーツだったかどこかにありましたが、仏教とも通じる、否特定の宗教を超えた普遍的な宗教性も感じます。

このどこか寂しげな傑作を素晴らしく透明で美しく真摯な演奏で聴かせてくれました。

凄い名演!

鳴り止まない拍手でスタンディングオペレーションも多数。私も途中から立ち上がり、拍手し過ぎで手が痛くなっちゃいました。

「アーメンの幻影」もきっと素晴らしい演奏だっただろうと思いますが、滅多に聴けそうもないこの曲の名演に接することが出来、大正解でした。

ところで、歌手の方の約半数がタブレット端末で楽譜を見ていました。最近はこうなんですね。

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バッハ「カンタータ第103番、第198番」ピエルロ(LFJ2015.5.2)

2015-05-03 19:08:40 | Weblog
今年も行って参りました、ラ・フォル・ジュルネ。

会場の響きの問題はあっても、素晴らしい演奏が格安で愉しめるのは素晴らしいことで毎年楽しみにしております。

お祭りの雰囲気も好きですし。

さて、例年は行き当たりばったり、初日の朝会場に足を運び残っているチケットを物色するのですが、今年は事前に購入。聴きたいコンサートが売り切れということも非常に多かったですから。

もっとも、チケットを購入したのが遅かったため、「マタイ」もメシアン「世の終わりのための四重奏曲」も既に売り切れ。残念!

しかし、フィリップ・ピエルロのバッハ・カンタータが取れたのはラッキー。もっとも、当日券も残っておりましたが。

ホールCという広い会場だったこともありましたが、他にも魅力的なバロックのコンサートも当日券がありました。

マタイなど一部を除いて人気無いのですかね、バロック?

マリア・ケオハネ(ソプラノ)、カルロス・メナ(カウンターテナー)、ハンス・イェルク・マンメル(テノール)、マティアス・フィーヴェク(バス)、フィリップ・ピエルロ指揮リチェルカール・コンソート

ラ・フォル・ジュルネではお馴染みのフィリップ・ピエルロ。

2年前にも聴いて感激しました。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/f42b81dc143f5c64be75ffd3ee491b2c/?ymd=201305&st=1&guid=ON)

今回は、大好きなバッハのカンタータということで楽しみに出向きました。

歌手陣の名前で目に止まったのはマンメル。

「美しき水車小屋の娘」のギター伴奏による録音で記憶にありました。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/87a0d89aa366f03af921d7b9e2f8fa3d)

マンメルも美しい声を聴かせてくれましたし、ソプラノのケオハネも良かったですが、歌手陣で特に印象的だったのはカウンターテナーのメナ。(バスは一番出番が少ない)

検索したら、ペルゴレージ「スターバト・マーテル」のディスクでも聴いておりました。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/a04cbf05b95aff1f0d40db6a8ad3e12c)

繊細で知的な美声で、アリアのみならず、レシタティーヴォも楽しく聴かせてくれました。

103番「汝ら泣き叫ばん」は今まで聴いたことあったかな?

短いながらも、フラウト・トラヴェルソの活躍など魅力たっぷりで、「バッハのカンタータに駄作無し」の言葉通り。

名品198番「侯妃よ、さらに一条の光を」は、前夜の飲み過ぎもありちょっとボーっとしてしまい、途中のコラールが終わったところで、「あれっ、こんな曲だったかな?」と思いながらも、周りの方々につられて拍手しちゃいました。(情けなし)

しかし、本来の終曲はマタイにも通じる哀調を帯びた音楽。

ピエルロのスッキリ美しいバッハ・カンタータを愉しんだ初日でした。

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