golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

チャイコフスキー「交響曲第6番《悲愴》」カラヤン

2014-08-09 21:37:08 | Weblog
夏休み初日の今日は、1週間の勤続疲労(というほどでもないが)で昼まで寝ていたのは仕方無いとしても、昼食後横になったら暑さの和らいだ気候も心地良く、夕方まで昼寝してしまいました。

部屋の片付け後、いつものように体育館にトレーニングに行くつもりだったのですが…。

まあ、良いか。

ホークス今季初の7連勝と好調だし…、って直接関係は無いが。

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Deutsche Grammophon盤)

カラヤンの交響曲38枚ボックスより。

このボックスには、チャイコフスキーの交響曲全集が含まれているのも魅力です。

再三書いている通り、ちょっと苦手系のチャイコフスキーの中でも特に苦手曲の「悲愴」&アンチだったカラヤンは、昔は積極的に聴くなどあり得ない組合せでありました。

しかし、陰々滅々とした雰囲気が今一つ馴染めないと言えど、やはり「悲愴」は名曲だと思いますし、それを濃厚に美しい磨き上げるカラヤンの組み合わせは、一つの理想型とも言えます。

カラヤンはこの曲を何度も録音しており、その中でこの1970年代の録音がどういう位置付けかは分かりませんが、磨き上げられた美しさはまさにカラヤンですが、コッテリ感は意外に薄く、むしろ苦手系を意識せずに聴けました。

意外や意外、カラヤンのこの演奏で、この曲に対する苦手意識もだいぶ緩和されそうです。

それにしても、この曲終楽章がこんなに陰鬱じゃなければ、もっと日常的に聴けるのですが。

いや、終楽章が故に、「悲愴」としての曲の価値を高めているのでしょうね。

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ベートーヴェン「弦楽四重奏曲第7~8番《ラズモフスキー第1~2番》」ブダペストSQ

2014-08-08 23:00:28 | Weblog
6月末に受けた某資格試験の合格証が届いておりました。

簡単なレベルのものですが、あまりにも勉強不足だったのでラッキー。

さて、次どうしょうか?

当初予定していた以前に2回落ちた試験のリベンジは、スケジュール的に厳しく断念。

9月末くらいに、また簡単なものが何かあると良いのですが。

明日から夏休みなので、探してみましょう。

ブダペスト弦楽四重奏団(SONY盤)

ベートーヴェンの主要作品集34枚組より。

ラズモフスキー伯爵からの依頼による3曲の、いわゆる「ラズモフスキー四重奏曲」はいずれも充実した傑作。

最初に親しんだのは、月並みですが第3番。

しかし、大規模な第1番、コンパクトな第2番ともに引き締まった力強い曲調で第3番に負けず劣らずの作品。

昔から名盤に挙げられることの多かったブダペスト四重奏団の演奏は、いわばモノクロームの魅力。

昨今の演奏と比べると切れ味は今一つかと思いますが、表面的な音の美しさよりは骨太で構築を重視した演奏。

聴き込むほどに味の出る演奏という感じが致します。

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タルティーニ「合奏協奏曲、ヴァイオリン協奏曲」ガッティ、モン「チェロ協奏曲」ケラス、他

2014-08-07 22:14:14 | Weblog
今日は仕事のちょっとしたお祝いの飲み会。

遊びでの飲み会も勿論楽しいですが、仕事で上手く行った件のこういう飲み会もまた格別です。

一緒に仕事させて頂いている方々も皆素晴らしい方々で、気持ち良く仕事出来ることに感謝です。

1.タルティーニ「合奏協奏曲第5番(メネジーニ「ヴァイオリン・ソナタOp.1-5」の編曲)」
2.タルティーニ「ヴァイオリン協奏曲」
エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン)キアラ・バンキーニ指揮アンサンブル415
3.モン「チェロ協奏曲ト短調」
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)、ペトラ・ミュレヤンス指揮フライブルク・バロック・オーケストラ
4.C.P.E.バッハ「チェンバロ協奏曲第5番」
アンドレアス・シュタイアー(チェンバロ)、ペトラ・ミュレヤンス指揮フライブルク・バロック・オーケストラ
5.J.C.バッハ「チェンバロ、2つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲Op.7-5」ロンドン・バロック
(Harmonia Mundi France盤)

「啓蒙主義の時代」BOXから。

古典派からロマン派をよく聴いていた最近、バロックから前古典派のこの辺りの音楽のオリジナル楽器による演奏を聴くと、ホームグラウンドに帰って来たような感覚になります。

タルティーニの哀愁の響きも良いけど、モンの活き活きしたチェロの響きが良いですね~。

バロックの次の時代の新しい伊吹に満ちたバッハの息子達の音楽もまた素敵。

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ハイドン「交響曲第82番《熊》、第83番《めんどり》、第87番」カラヤン

2014-08-05 20:16:03 | Weblog
別れ際の一言でやられました~。

って、艶っぽい話でも何でも無くて…。

昨夜は、職場の先輩と早期退職した以前の上司と一緒に飲む。

私が、勝手に「(オヤジギャグの)師匠」と呼んでいる方。

飲んでいる間は、弟子の(?)私がギャグを連発していたのですが、最後別れ際、師匠の素晴らしいギャグが炸裂しました。

「あれっ?、帰り『井の頭線』じゃ無くていいんですか?」と先輩が聞いたら、「いいのかしら?」と即応し、手を振りながら帰って行きました。

あまりの絶妙さに、先に行っていた先輩に、「ねえねえ、事前に打ち合わせして、散々ネタ考えたんじゃないの?」とツッコミましたが、そうでは無い様子。

私もまだまだ修行が足りんなあと思いました。

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Deutsche Grammophon盤)

カラヤンの交響曲38枚ボックスより。

ハイドンがパリのオーケストラの為に作曲した「パリ交響曲」からの3曲。

ハイドンの交響曲は、(弦楽四重奏曲などとともに)いずれ全曲を欲しいと思いながらも叶っていないジャンル。

3曲とも、確かディスクを持っていなかったし、そもそも聴いたことがあったかどうかもあやふや。

この時代の音楽は、古楽器か、せめて小編成のスッキリした響きで聴きたい私的には、大オーケストラの厚手の音には違和感も。

しかし、エネルギーと機知に満ちたこれらを堂々たる交響曲として捉えた演奏は、これもまた立派なものであります。

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モーツァルト「交響曲第29番、第38番、第39番」カラヤン

2014-08-03 00:09:32 | Weblog
飲んだくれ+足のケガ(爪割れ)での牛歩歩行。

今晩は、恒例の小中学校の同窓飲み会。

暑いシーズンに、ビール中心についつい飲み過ぎました。

しかし、何とか、終電より前に最寄駅に着きました。

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Deutsche Grammophon盤)

カラヤンの交響曲38枚ボックスが安かったので買ってみました。

昔アンチだった私が、まさかカラヤンのこのようなボックスを買おうとは思いも寄りませんでした。

購入に至った切っ掛けとしては、HMVのマルチバイで4,990円という激安価格であったことが第一ではありますが、昨年図書館で借り、想像以上に素晴らしかったブルックナー全集が含まれていたのも大きなポイントでした。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/f5099aeef8fbdf7ddcb8e16890d9843c/?ymd=201312&st=0&guid=ON)

まずは、モーツァルトから聴いてみます。

クラシックを聴き始めた若い頃、アンチだったにも関わらず、敢えてカラヤンのモーツァルトのLPを1枚購入したのが、38番、39番。

まだ、ピリオド演奏を知らない時代ではありましたが、ゴージャスな演奏に「これは無いな!」と感じたものです。

CDで収録時間が延び、まず29番が入っています。

より厚手の響きは似合わなそう。

ところが、意外に柔らかな響き。

ピリオド・モーツァルトが好きな私の趣味とは違いますが、ベルリン・フィルの美しい弦と圧倒的な合奏力で意外に楽しめました。

よりシンフォニックな38番では、これモーツァルト?とさえ思う、ベートーヴェンに連なる作曲家の姿を思いました。

より繊細な39番含め、圧倒的なオーケストラの音を楽しみました。

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グリーグ「4つの小品、ピアノソナタ、2つのノルウェー民謡による即興曲」他、オピッツ

2014-08-01 22:19:49 | Weblog
先日ちょっと深爪をした足の爪が半分割れて取れ、中指がちょっと化膿して腫れてしまい、数日前から歩くのが少し痛いです。

昨夜寝る前に薬を塗って、今朝は少し良くなったかなと思いましたが、終日靴を履いているとやはりまだ痛い。

昨日、今日は外出もせず、座っている時間が長かったのに。

皮膚が回復して、爪も少し伸びてと考えると、痛まず歩けるようになるには、まだ1週間くらい掛かるのかな?

意外に厄介で困ります。

ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)(SONY盤)

グリーグのピアノ独奏曲全集(7枚組)から。

題記の他、「自作の歌曲によるピアノ曲第1集、第2集」を収録。

私にとってグリーグは、ペールギュントでもピアノ協奏曲でもなく、抒情小品集の作曲家。

作品7の若いグリーグ唯一のピアノソナタは、少し肩に力も入っているかなとも感じますが、それでもかっちりした形式よりはグリーグの優しさが前面に出た音楽。

作品1の「4つの小品」の方が抒情小品集(の初期曲)の世界に近いかな。

「2つのノルウェー民謡による即興曲」も、リズムの面白さで、抒情小品集の中のいくつかの作品を思わせます。

「自作の歌曲によるピアノ曲第1集、第2集」も、シンプルだけれど優しいメロディに溢れていて



今日のグリーグの作品の中でも、やや地味な存在かもしれませんが、心静かに聴けるなかなか素敵な音楽です。

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