golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ペルゴレージ「歌劇《奥様になった小間使い》」コレギウム・アウレウム

2009-09-30 23:09:37 | Weblog
傘 or 松葉杖?

傘を選択。

今朝自宅を出る時、雨が降っていました。

昨日から松葉杖を片方だけにしたのですが、松葉杖と傘で両手が塞がるのも不安定だし鬱陶しい。

ならば濡れて行くか?

しかし、雲行きからすると、これから雨足が強まる可能性もある。

これを切っ掛けに松葉杖を手放そう!ということで、9/6の肉離れ発生以来約3週間振りに松葉杖無しで出勤致しました。

どうしてもまだ怪我した右足を庇って歩くことと、それ故に左足、特に左股関節が疲れるのでスピードが出ない。

ふくらはぎをサポーターで若干圧迫していることと、暫く右足をあまり使っていなかったこともあって、右足が少し浮腫んでいる状態の為もあります。

暫く、気を付けながら歩いて慣れていくしかありませんね。

そんな状況ながら、会社帰りにショップでCDを1時間位物色しておりました。散々迷った挙句買いませんでしたが。

そして疲れたのでちょいっ~と一杯。

行動は平常時に近づいて参りました(笑)。

マッダレーナ・ボニファッチョ(ソプラノ)、ジークムント・二ムスゲン(バス)(Deutsche Harmonia Mundi原盤)

激安バロック60枚BOXから。ちなみに、DHM50枚BOXにも同じディスクが収録されています。

LPでも同じ音源を持っておりますが、あまり真面目に聴いていなかったですね。大変勿体ないことに。

久しぶりに聴いて思ったことは、もし人間に生まれ替わりというのがあるとすれば、「モーツァルトの前世はペルゴレージだった!」のではないか、ということ。

天才作曲家ジョヴァンニ・ペルゴレージ(1710~1736)が僅か26歳で亡くなったちょうど20年後に、同じ夭折の天才モーツァルトがこの世に生を受けているのであります。

この美しく流麗で自然な運びの楽しいオペラ・ブッファを聴いていると、モーツァルトとの共通項を強く感じてしまいます。

ふっとした翳りも酷似していますね。

いやあ~、これは何とも魅力的な音楽でした。

そしてまた、コレギウム・アウレウムについても再認識。

昔は好きな団体でしたが、最近は「二世代くらい前の古楽器アンサンブル」という意識でしたが、このBOXに入っている他の演奏も含め改めて聴いてみると、暖かい明るい音楽がなかなかに素敵であります。

現代から見ると、時代考証的にも中途半端な古楽器演奏なのでしょうが、音楽的にはなかなか魅力的だなと思いました。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
偉大なる先駆者ですね (木曽のあばら屋)
2009-09-30 23:23:28
こんにちは。
私もコレギウム・アウレウム、昔はよく聴きました。
このペルゴレージやモーツァルトの「グラン・パルティータ」、
ヘンデルの「オルガン協奏曲集」などは
いま聴いても魅力的で、「これしかない!」なんて思ってしまいますが
ひよっとして刷り込み効果かな?
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偉大なる先駆者! (golf130)
2009-09-30 23:32:43
木曽さん
コメント有難うございます。
コレギウム・アウレウム、まさしく古楽器演奏の「楽しさ」を伝えてくれた先駆者かもしれません。
それ以前の古色蒼然とした古楽器演奏(ヴェンツィンガーなど)から、大きく変化しましたから。
「古楽器演奏の歴史」もとても興味があります。
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ペルゴレージ (yokochan)
2009-10-03 13:46:11
こちらにも、こんにちは。
来年は、ペルゴレージ・イヤーだそうです。
たくさん音源が出るようで、いま私はその中のひとつ、「スターバトマーテル」にはまってます。
モーツァルトの前世説に同感です。
美しい旋律の宝庫です。
コレギウム・アウレウムの奥様女中は、昔、欲しかった音源ですが、いつの間にか忘れ去ってしまいました。
彼らのバッハや水上の音楽、モーツァルトなど、懐かしいものですね。
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題名? (Shigeru Kan-no)
2009-10-03 18:05:33
これは普通「奥様になった女中」の題名で名曲の解説や楽譜は売られていませんでしたっけ?ほんとにいろいろ訳があるとどの曲がどの曲照合が難しくなるようです。先日のオペラ「兵士たち」が「軍人たち」に変えられて日本初演されたオペラなど枚挙にいとまがないです。雑誌だとすぐ消えるのでそれほどでもないですが、一旦楽譜やCDでそうなってしまったのはよほどのことが無い限り変更しないほうが良いですね。今だって日本はイングランドはイギリス、イエズスはイエスで通用していますからねえ。
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スターバト・マーテル (golf130)
2009-10-03 19:20:59
yokochanさん
コメント有難うございます。
スターバト・マーテル、素晴らしい曲ですよね!
アバドの新盤もショップでチラ聴きしましたが良さそうですね。
こうして書いていると欲しくなって来るじゃないですか~、罪作りな方ですねえ(爆)。
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別名同曲 (golf130)
2009-10-03 19:29:23
Shigeru Kan-noさん
コメント有難うございます。
「奥様(になった)女中」そのものですね。女中という言葉(差別語?)を嫌って変えたのかもしれませんが、小間使いもイメージ悪いですね。
色々な日本語訳があると曲の特定が面倒で混乱しますよね。
クラシック聴き出した頃、ヴィヴァルディの「調和の霊感」と「調和の幻想」が同じ曲と分かるのに時間を要した事を思い出しました。
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